第1112号『年末年始のToDoリスト』

いよいよ2025年も残りわずか。そろそろ恒例の、年末年始ToDoリストをピックアップしてみた。そして今回、8つに絞り込んだ。 □2026年版手帳を、自分用にカスタマイズする。
必要な項目を記載するための線を加えたり、蓄積

第1111号『映画『TOKYOタクシー』を観た』

食べ放題のてんこ盛り料理も、ガチャガチャした音も、チカチカしたアニメや中高校生向けのような恋愛映画も少々うんざりしている。欲しいのは少量で味わいのある料理、落ち着いた音楽、そして、できれば大人の映画が観たいなと、思ってい

第1110号『映画の日』

先日、12月1日は映画の日。年間、70から80本ほどアニメも実写(アクション・ホラー・ラブコメ等)もジャンルにとらわれず鑑賞している。 年末年始、気になっている映画を上げてみる。観たい候補作品を順不同に並べてみた。『旅と

第1109号『久々の10キロ走』

連休2日目、23日(日)勤労感謝の日、隣町で開催されたレース「第50回よこすかシーサイドマラソン」10キロの部門に参加した。薄曇りの空模様は少し肌寒く感じたが、走るには最適な天候だった。9時30分スタート、参加者数は10

第1108号『危機はすぐそこまで』

僕はいまだ現役で仕事をしている。肩書は社長職だが、吹けば飛ぶような規模の長の役割は、何でも屋であり小間使いのようなものである。得意先との月例ミーティング、企画書やメルマガの作成、さらに社員の厚生年金手続きや経費の小口打込

第1107号『友に成る』

数は少ないが友がいる。70年以上も生きてきて、数名。妻には、友だち基準が厳しすぎると言われるが、僕にとっては十分すぎるくらいだと思ってきた。 先日、古くからの知人と食事を共にした。思いのほか話も弾み(あれ、彼ってこんな奴

第1106号『母の茶碗蒸し』

蒸し器から湯気が出ている。キッチンに立つ妻が、コンロの火加減を気にしている。その仕草を見て、ふと母のことを思い出した。 母は、あまり料理が得意ではなかった。家業の時計店を、父と切り盛りしていた。専業主婦のように、料理に手

第1105号『貯筋に励む』

先週、来年2026年のワールドトライアスロンシリーズ横浜大会にエントリーした。ネットからの受付のみであり、毎回、申し込みには悪戦苦闘する。ともあれ、これで来春までトレーニングをしなければならない理由が出来た。来年5月、前

第1104号『朝、思い出したこと』

朝の番組だった。詩人の高橋順子さんが出ていた。夫で作家の車谷長吉(くるまたに ちょうきつ)さんが亡くなって10年が経ったことを。そして、彼にまつわる幾つかのエピソードを語っていた。つられるように、僕も車谷さんに初めてお会

第1103号『初心忘れるべからず』

人生の手引書として時々読み返す本がある。世阿弥の最初の著作『風姿花伝』と最後の著作『花鏡』。 父であり師匠でもある観阿弥からの遺訓をまとめた最初の著作、「秘すれば花なり、秘せずは花なるべからず」で知られる『風姿花伝』。