第214回 それでもすこしずつ

先週にもお知らせした「横浜南部市場まつり」がいよいよ来週日曜日に開催されます。

市場の要請によりボランティアの募集協力を神奈川災害ボランティアネットワークで呼びかけた結果、なんと要望どおり100名のボランティアメンバーが集まった、と報告がきました。

正直そこまで集まるのだろうか・・・と半信半疑だったのですが、改めて多くの人の意識が復興にむいているのだと感じ、嬉しくなりました。
当日は雨模様だそうですが、なんとかお天気がもってくれて多くの人が来場してくれることを願っています。

さて、震災から7カ月を経過し、将来に向けて東北がどうなっていくのかということに対していろいろな取り組みを進めているかと思います。
その中で「ボランティア」という立場の人々のスタンスとはどのように捉えられているのでしょうか。

ときに「ボランティアの多くは、自分の自己満足、自己実現のためにやっている人が多い。
自分の生活を確立して、そのうえで人を助けるということに取り組むべきだ。」
という厳しくも暖かいご指摘を頂くこともあります。

そしてさらに私は「善意のボランティア」というスタンスで積極的に活動に取り組んでいる人間ではありません。
そこに人生の時間の多くをかけて真剣に取り組んでいる神奈川はじめ多くのボランティアの方々と比べて、全く時間をとれていない私自身はそれを語ることはできないと思っています。
だからこそ余計に「いうだけ大将」「自己実現のための復興」「マイブームの復興支援」で終わらないようにしなければならないなと思いますし、それをしっかりとできるようにまずは自分の生活を確立することをまず取り組んでいくことが必要だと思います。

これからもいろいろなご指摘があると思いますが、そんななかでできることは何なのだろう、と考える毎日です。
まずは日曜日。被災地宮城県の漁師さんが運んできてくれるさんまを焼くことに取り組んでみようと思います。

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