第206回 ミツバチ上映会@911in Yokohama Chinatown

瀬戸内海に浮かぶ小さな島「祝島」で実に28年間にわたり原発建設に反対している島民の姿を描いたドキュメンタリー映画鎌仲ひとみ監督の「ミツバチの羽音と地球の回転」。
たまたまあるつながりから、私の地元で母親とその友人が開催した自主上映会の手伝いをしました。

そして、その上映会に来てくれた私の友人、その友人は横浜中華街を拠点に全国でエスニック雑貨店「チャイハネ」を運営する会社「アミナコレクション」に勤めているのですが、この映画の話しを社長さんに話してくれたことで、ここでも上映会が開催できることになりました。

チャイハネでは、震災復興プロジェクト「Smile for Japan」を開催、1枚2000円のチャリティTシャツはなんと2000万を超える売り上げをあげ、それを全額寄付しているほか、同じようなチャリティグッズを多数販売しています。
 http://www.amina-co.jp/cayhane/

南米で作られたチャリティグッズ。売上は全額寄付だそう。
南米で作られたチャリティグッズ。売上は全額寄付だそう。

さて上映会ですが、日時は9月11日。奇しくも同時多発テロの日であり、また震災からちょうど半年の節目の日です。
何かお手伝いできることはないかと、先日この上映会の会場担当者であるTさんのところにお伺いしました。紹介してくれた友人も合流し会場の視察と簡単なミーティング。
会場の「シルクロード舞踏館」は貸しスペースとしてヨガや太極拳、ライブなどいろいろなイベントに利用されているそうです。

会場「シルクロード舞踏館」@中華街
会場「シルクロード舞踏館」@中華街

高校からの友人H氏(左) イベント担当のTさん(右)
高校からの友人H氏(左) イベント担当のTさん(右)

アメリカンインディアンの小屋をモチーフにした空間は、床に座布団をひいて座りながら見るスタイル。カジュアルでいい感じです。

カジュアルな会場スペース
カジュアルな会場スペース

それまで原子力とは何か、とか放射能とは何か、とか知らなかった若い人に対して、彼らとの接点をもっている人達がこういった機会を設けてくれることは、震災や原発のニュースがだんだんと少なくなる今の日本で進行していること、おこっていることを知るきっかけとして大きな意味があると思うのです。

ただミーティングでも出ましたが、あくまでも押しつけにならないことが大事だよね、と。
政治や思想の問題でもなく、とにもかくにも「人間が制御できない原子力というパワーに対して、あなたはどう思いますか」のようなことを考える機会になればそれだけでもまずは成功ではないか、いうことになりました。人は自らが気がついて変わろうとしなければ変わらないと皆思っているからです。

明日はヒロシマの日でもあります。
今年は原子力というパワーの存在について、その是非について今までで最も真剣に考える年になるのだろう、そう思います。
「いつから私はこんなことを書くようになったのか」不思議にも思いますが、これも何かしらの意味があるのだろう、そう思っているのです。
9月11日、興味のある方はぜひ中華街でお会いしましょう。お待ちしています。

 「ミツバチの羽音と地球の回転」上映会@シルクロード舞踏館in横浜中華街

 ◆日時
   9月11日(日) ①14:00~16:15 ②17:30-19:45
  *開場は上映の30分前になります
 ◆入場料金
  前売¥1.300 当日¥1.500
 ◆会場 シルクロード舞踏館
  〒231-0023 横浜市中区山下町80 チャイハネ ネネB1階
 ◆予約・問合せ
  ㈱アミナコレクション 竹迫(タケサコ)
  045-681-0711 [email protected]

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