先日よりこのブログでご紹介させていただいていた原子力ドキュメンタリー映画「ミツバチの羽音と地球の回転」自主上映会@金沢八景が16日 横浜市大のカメリアホールで開催されました。

上映は午後と夕方からの2回。
昼の部はなんとかなるだろう、しかしさすがに3連休の初日で夜は厳しいのでは。。と来場者数に関して見当もつかないまま当日を迎えました。
さて、受付開始。
「当日券はないのですが・・」という人も含め、来場者が続々と集まりだしました。私がフェイスブックで知り合った「脱原発」志向の数名のお仲間も遠路はるばる来ていただき初めて対面。
気がつくと上映開始時間には150名ほどの方が来場、盛況のなかで第1回の上映が始まりました。

祝島のおばあちゃん達が頑張ってきた28年間の軌跡がドキュメンタリーとして淡々と描かれた作品。
特別なことをいっているわけでもなく、人間として当たり前の「安心して暮らせる人間的な生活」を求めて戦う祝島の人々の思いが逆に強く伝わり、2時間を超える長い上映時間でしたが、多くの人が満足し、大きな問題意識を新たに帰っていかれました。
心配していた夜の部も、ふたを開いてみれば全くの杞憂に終わり、結果として来場者は昼夜計290人を集め、大成功に終わることができました。
来てくれた方々には心より感謝するとともに、現在も進行している原発事故に対する人々の意識の高さを感じましたが、若い人が少なかったことも課題として残りました。
しかし、呼びかけに賛同してきてくれた高校時代の親友が、自身が勤める有名なエスニック雑貨店の社長にこの上映会を紹介してくれたところ、二つ返事で「よし、やろう!」と即決、9月11日(日)に中華街にあるそのお店で上映会をすることが決定したのです。
もともと有名な作品ですから、社長さんはご存知だったかと思いますが、会社を挙げての上映会に関して社長に進言してくれた友人の思いにも感激しました。
そのエスニック雑貨店は、複数のブランドを展開し、中華街に来たことのある方なら必ず足を運んだことがあるくらい有名な会社です。
若い人たちにも大人気なその会社が映画会を主催することで、原発に関する問題を考えてもらえる絶好の機会として、またまたPR協力をさせてもらうことになりました。
詳細は確認でき次第、皆さんにこの紙面でお伝えします。
奇しくも震災からちょうど半年、そして同時多発テロという、人間にとって特別な意味を持つ日に開催できる幸運に感謝し、皆さまへ御報告をさせて頂きます。
引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。
追伸:なお、「ミツバチ~」は、友人が関わっている逗子の「映画館」シネマ・アミーゴでも29日まで上映しています。海水浴などで湘南に行く機会がある方、お近くの方はぜひ訪ねてみてください。
詳細はオフィシャルサイトへ→ http://cinema-amigo.secret.jp/movie/000070.html