第198回 Unite and Resist

皆様、ご無沙汰してしまいました。まずはご報告とご挨拶をさせて頂きたいと思います。

私事で恐縮ですが、先月新宿の人材派遣会社の広報宣伝のマネージャーとしてフルタイムのポジションを頂くことになり、バタバタしていたため2週間お休みさせて頂きました。
転籍ということに対し、このブログを続けさせてもらうことをファンサイトの川村社長に許可を頂きましたことに心より感謝いたします。
そして今まで私のブログを読んで頂いた皆様にも改めてご挨拶させて頂きます。今後ともよろしくお願い致します。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、私の生活に新しいつながりがもう一つできたことを今日はお伝えしたいと思います。

震災後に何かこちらにいながらでもできることはないかと、ゴールデンウィークに神奈川県で民間と行政の連携で発足した「神奈川災害ボランティアネットワーク(KSVN) 」の説明会に参加しました。

KSVNは、震災復興の為に神奈川県内のボランティア有志のバスを運行し、南三陸で瓦礫から思い出の写真を探す「思い出探し隊」などの活動を支援しているほか、県内で行われるさまざまな支援活動をまとめています。

そして私が今回その説明会に参加したのはKSVNで「情報ボランティア」という新しい職務を募集していたことも、私が役に立てるかもしれないと思うきっかけになったのでした。

聞くと支援活動において、それこそ情報を整理、編集し発信したりする仕事はもちろん、PCやプリンターなどの情報機器の設定にいたるまで、情報に伴う活動全般の必要性が今回非常に求められたことから、神奈川県が全国に先駆けて「情報ボランティア」という切り口で仕組みづくりをしているとのことでした。

KSVNをけん引するリーダーの一人が、国内のみならず海外でもローカルエリアのニュースを取り上げているウェブメディア「みんなの経済新聞ネットワーク」の横浜版、「ヨコハマ経済新聞」を運営しているNPO法人の編集長であったことから、この新聞の記事として横浜の関内にある商店街が復興支援の為のイベントを行った特集記事を書かせて頂くことができました。

「横浜発『東日本大震災復興支援活動レポート』ヨコハマ関外 吉田町の取り組み~Cheer From YOKOHAMA! vol.1~」

そんなある日、KSVNで知り合った大手広告代理店のNさんから、フェイスブックでメッセージをもらい事務所にでかけたところ、7月に開催が決定した復興写真展で、KSVNのブースに掲示されるボードに、ボランティアメンバー全員の思いを代弁したメッセージを書くという大変名誉でかつ責任の重いミッションを頂いたのです。

KSVN事務所にてNさんと
KSVN事務所にてNさんと

Nさんからは「現実の厳しさだけにフォーカスするのではなく、将来に向けた希望のメッセージを書いてください」というオーダーがありました。

詳細発表はまだ先になりますが「文章を書き続けてきてよかった」と、ここまで書くチャンスを与えてくれたファンサイトの皆様、知人と参画している経営者コミュニティ「次代の会」のメンバー、そしてつたない文章を応援してくれた皆さんに心から感謝し、そして精一杯気持ちを込めて言葉をつづってみようと思います。

そして、これは私にとって「戦いのはじまり」でもあると思っています。風化させず、現状復帰をよしとせず、新しい価値に向かって歩きだす「戦い」でもあるのだという意味においてですね。

「今日何を書こうか」と考えていたところ、このテーマを取り上げることで、川村社長のブログの呼びかけに対する私なりの答えをお伝えできたのも嬉しい偶然でした。
(川村さん、皆さん、よかったらぜひKSVNにご参加ください)

こんな変化がいろいろと起こっている毎日ですが、皆さんこれからも変わらずお付き合いください。
よろしくお願い致します。

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