
友人と「どんな生き方がしたいか」というテーマで話をすることがありました。
長い付き合いとはいえ、こんなテーマで語るような機会など皆無だった仲ですが、何のご縁でかそんな関係になりました。
私は「信頼できる人たちと質の高いものを創りだすような仕事をしながら、自分の拠点は横浜に置きながら、愛するパートナーと共に、年に半分くらいは大好きな沖縄やいろいろなところを仕事や旅をするようなライフスタイルを送れたらいいなあ」と半ば夢のような話をしました。
今まで実際にお会いした中には、まさに豪邸やフェラーリやクルーザーやヘリといった分かりやすいお金持ちの方もいましたが「友達でいて一緒に遊んでくれたら楽しいし、それでよいかな」とか思ってしまったりするわけです。
そんな話を聞いた彼はニューヨークに駐在していた経験があるとのことで、そのような生き方に同じように賛同してくれ、こういいました。
「自分はどうだろうって考えると、大げさに聞こえるかもしれないけど、それはお金に怯え、かき回されずにそんなような生き方を実現できる『社会』のようなもの。つまりは『自分の子供に対してよい影響を与えるもの』を残すことなのかもしれない。」
さすが、親であることってそういうことなんだなあ。と感じました。
人間の理想とか良心とかで形成された良質なものが残り、継承されていくのだと思いますが「親の愛」が「ブースター」となってそれをさらにパワーアップさせるのだな、と感激しました。またそんなことを話し合える仲間がいることも嬉しく、一緒にいいものを創りだしていきたいなと改めて思ったのでした。