第139回 「ピースボート部」 取材①。

先日からピースボートのお仕事をお手伝いさせて頂くことになり、ブレーンの方の会議に出させて頂きはじめました。
もちろん皆さんが乗船経験があり、その思いが募ったあげくにスタッフとして働き出した人ばかり数名の方と一緒に「どうしたらPBを多くの人に理解してもらい、集客できるのか」を話し合うのです。

そこで気がついたことがあります。皆さんの誤解を恐れずにあえて挙げてみました。

①若い
リーダー的な存在のIさんも30代半ば。その他は皆さん20代が多いくらい。

②優秀
お世辞ではありません。それぞれが得意分野のスキルを持ち、そこで責任と誇りをもって自分の仕事をしっかりとデザインしこなしている。私が同じくらいの年のとき、どれだけ考えていたかと思うと恥ずかしくなりますが。

③個性的
本当にキャラが立っている。
上で述べたように仕事はもちろんですが、それだけでなくそれまで生きてきた軌跡も、普通の(何が普通か、という議論はさておき)生き方とは異なる個性的な体験をしてきた人が多い。

④エネルギッシュ
やはり「ピースボート」という理念に賛同して集まっている集団なので、その思いに掛けるエネルギーが強い。
それが原因で、意見をまとめるのも時には大変だとは思いますが(笑)。

⑤純粋
この言葉も適切ではない感じもしますが、いうなれば「優等生」という意味合いではないけれど、基本皆平和のほうがいいのは当たり前だし、それは間違いではないということをピュアに信じているというのが伝わってくる。

そんな皆さんと昨日打ち合わせの後、軽く食事をしながらお話をしました。
アクの強い、それでいて純粋なキャラ好きの私としてはとにかく「なぜピースボートに興味を覚え、乗ることを決意したのか」という質問を、そこに集う全員に取材したいくらいの衝動にかられました。

お父さんが自衛官で、世の中の役に立つ仕事がしたかったので最初は警官を志したが、あるきっかけでPBに出会い、お父さんとの思想的に対立しながらも納得させた彼。

自分の存在意義を見つけられずにひきこもって死ぬことばかり考えていたけど、船に乗って世界を回った経験から自分の存在意義を見つけ、人生が180度変わったという彼女。

借金を返すために工事現場に簡易トイレを運ぶ仕事を起業し、借金を完済し金も稼げるようになった後に友達が唯一ラジオだったことに気がつきあっさり廃業。そこから原付バイクで金を一銭ももたずに太鼓と寝袋だけで日本全県を回っているうちにPBに出会って上京し気がつけば8年が経過していると語る彼。

ちょろっと話しただけでもそんな「一筋縄ではいかない」個性的でエネルギーのあるメンバーが皆何かしらの思いをもってここに集まっている「熱」を感じました。
ワイワイガヤガヤしていて、事務所というか部室のようなスペースですが、しばらくはここに集う皆さんの取材を兼ねてお伺いすることが楽しみです。
いうなれば「ピースボート部」ですね。そうだ、ここは「部室」だ。

ときどきはここでレポートさせてもらいたいと勝手に決めておりますので、スタッフの皆さん、よろしくお付き合いください。

2件のフィードバック

  1. どうもです。そうそう、ピースボート。大学の頃乗りたいなって思っていろいろ調べてた事があります。
    その当時はいろいろ事情もあってあきらめましたが、
    最終的に現在日本を飛び出してしまった私。
    やっぱり個性的な部分があるのかもしれないですね。

  2. きくりん
    コメントありがとう!
    そうでしたか、ピースボート興味あったんだ。
    やはりその頃から海外で生きるタイプだったんですね。
    その片鱗は感じていたけどね(笑)

    おそらくスタッフの人たちとむちゃくちゃ盛り上がれると思いますよ。今度帰国した際にもしチャンスあればご紹介しますから一緒に飲みましょう。

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