第112回 はたらくおじさん

「レモン」
「レモン」

来週の月曜日 いよいよ40代に突入します。
よくどんどん時間が過ぎるのが早くなる、と年長の人からは聞いていましたが、その実感をひしひしと
感じています。
果たしてスピードの尺度が年齢によって違うのではないか?と思うくらいです。
ましてやこの業界に後発で飛び込んだ私としてはそれまでのスピードの尺度がさらに加速度的に
感じるのかもしれません。がんばらねば。

さておき、この仕事の面白さはそんなペースの中でバンバン千本ノックのように
業界や業種関係なくさまざまなタイプの人が見れることだと思います。

小学生のころNHKで「はたらくおじさん」という教育番組やってたのを覚えてる方、いますか?
細かい内容は殆ど覚えてないんだけど、とにかくおもしろい!と思ったことだけは覚えています。
「はたらっくおっじさん、はたらっくおっじさん、こんにちは♪」というベタなテーマソングのフレーズ
だけは覚えているんですよ。
その好奇心はいよいよ40代を迎える今も全く変わらず、モチベーションになっているんですね。

私ですね、大人版「はたらくおじさん(おばさん)」を作りたいなあ。かねがね思っているんですよ。
今では同じくNHKの「プロフェッショナル」も大変面白く、大好きではありますが、そんなに一流の
人ばかりでなくてもいいんです。
世の中でうにうにうにうにアリのように生きる億万の人々をとにかく会えるだけあって
話を聞いてみたい。
そしてその人たちそれぞれの「The Value of Life」は何か、を知りたい。
「はたらくおじさん(おばさん)」企画、誰か一緒におもしろがってくれる方、ぜひお知らせください。

そんな生き方を人生折り返し(実感ないなあ)の節目を前に改めて思っています。
今までブログを読んでくれている皆さん、これからもよろしくお願いします。

2件のフィードバック

  1. 「働くおじさん」の本をよくつくっている編集者です。
    いつか、「働くおばさん」の本も作りたいとは思っていますが、なかなかその機会はありません・・・。
    ところで、最近、「スコルタの太陽」(ロラン・ゴデ著)という小説を読んだのですが、この風変わりな小説は、ストレートに働くことの意味を問いかけてくる怪作です。
    「良いですよー。」
    この小説を読むと。「働くことに疑問を感じるほど自分は臆病だったのか・・・」と、思ってしまいます。
    でも、テレビ番組は無理として、「普通の働くおじさん」の本はつくりたくないなあ。「悔しくて泣きながら働くおじさん」の本とかだったら、大賛成です。

  2. >人形町の編集者さん
    レスが遅くなり失礼しました!コメント有難うございます。
    「スコルタの太陽」読んでみますね。
    でも、働くことに疑問を感じてない人ってどれくらいいるのだろう??
    よりも働くことに誇りを感じている人ってどれくらいいるのだろう?
    そのあたりを解明する為にも「悔しくて・・」はぜひ出版して頂きたいです!
    取材に新橋行きましょう!

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