
サイトを作るだけでなく、私たちの仕事はお客さんのサービスや商品にある「物語」をどう読み取って
そして表現するか、という命題があると思っています。
それはもちろんデザインやサイトの構造といった部分に反映されるのですが、その過程を説明して
理解してもらうことができなければ、ただの一人よがりになってしまいますね。
そこには専門的な技術はもちろんのこと、本当に広い知識をもち、それを蓄積しておきつつ
案件の状況によってうまくアレンジしてご提案するという私にとって高度な仕事です。
ファンサイトはとにかく情報のアーカイブが多く、顧問の宇田を筆頭に全員がとにかくいろんな
ことを勉強している人間の集まりです。映画、音楽、スポーツ。本。食べ物。
自分の勉強不足を痛感するわけですが。
また、そうやって物語を表現することができたら、それでOKではない。
それを知らしめる手段やモノを売る「しくみ」が必要です!とお客様に理解してもらえないと、
それはただ自分らのナルシズムを満足させたにすぎず、仕事としては未完成だと思うのです。
「しくみ」には当然それなりの投資も必要だし、簡単なことではないのですが物語を「報せる」ための
しくみの部分は分けて考えられているケースが多いと感じるのです。
今まで感じていた「物語としくみ」の必要性を理解して頂く機会が増えてきています。
そんな中私は勉強不足に汗しながらもうんせ、うんせと一歩一歩進んでいく先に、
楽しい祝杯をあげる日をイメトレしておるのです。
P.S 地元の京浜急行 能見台駅そばに以前からの古い友人がカフェをオープンしました。
「Hearty Beans」 Hearty とはハートにちなんだ意味ももちろん「おなか一杯」とか「まごころのある」
という意味をもつことを提案したところすんなり決まってしまったのです。
この話にも実は偶然とは思えない「物語」があったんですよ。
昔から知っている彼が手作りで必死に作り上げた店は片田舎とはちょっと違った雰囲気をもってます。
お近くの方、ぜひお立ち寄りくださいね!
2件のフィードバック
どの店、どの会社にも
熱い想いがあり、全てに物語があるとおもってます。
しかし
伝え方、あらわし方がわからない。^^;
どう伝えれば表せば よりわかってもらえるのか
より多くの知識が知恵の引き出しとなり
より良いしくみを作り出すのだと感じる中
史樹さんのように常に好奇心を持ち
成長しつづけれるようにぼくもがんばらナイト。
これからもご指導よろしくお願いします。
いつも心震えるブログをありがとうございます。
>大阪弁のまさ
コメントありがとうございます。
そうですねえ、とにかく痛感するのは「勉強するしかない」いうことですね。
し続けること。
それができるかできないかしか違いなどないのではないかと思います。
天才じゃないんだし。まささんの話も聞かせてください。よろしくです。