
私が最も好きな言葉の一つです。
inspire インスパイア=活気を与える、奮起{ふんき}させる、ひらめかせる、着想{ちゃくそう}させる、~の創作意欲{そうさく いよく}をかき立てる、呼び起こすなどなど。
今年に入ってから、インスパイアされる出会いが続いています。
携帯電話のauが2001年
「auデザインプロジェクト」と銘打って行った大きなプロジェクトがあります。
「携帯電話にデザインを」というそれまでになかった打ち出し方で大成功を収め、現在も継続して
いますが、私の携帯は過去2つともそのプロジェクトの作品なのです。
1つはそのデザインが大きな評価を受けニューヨーク近代美術館の収蔵品に認定された「INFOBAR」
そして今も使っているカメラが最高の「PENCK」。
私としてはこのプロジェクトの「とんがり」が好きで、どちらにも大変満足をしているのですが、
このプロジェクトを仕切ったデザインプロデューサーの小牟田啓博さんと先日お会いすることができました。
小牟田氏はその後独立され、地元相模原市のポスターを作られたり、ソフトバンクの携帯をプロデュースしたりと大活躍されています。
しかしその経緯は不思議な符号の一致がありました。
これまた不思議な出会いで仲良くなった知人とと中学時代のヤン○ー学生服「ジョニーケー」の話で盛り上がり、そのことを調べようとその方が検索したら、小牟田氏が「ジョニーケー」についてご自分のブログに書いていたこと(笑)がそもそもの始まり。
それだけでも不思議なのに、発売当時にテレビで特集された小牟田氏の映像を偶然
見ていたのです。極真空手の門下生でもあった氏が道場で汗を流す映像を見て
「でかいプロジェクトを成功させ、私が気に入ったカッコイイ携帯をプロデュース、しかも空手もやるのか。。やるなあー。かっこいいなあ。」と思っていたら、なんとその氏と中学生の学ランの話がきっかけでお会いできることになろうとは(笑)
そして予想していたとおり、紹介した代表の川村とも話がはずみ、予定時間をすぎてしまうほど
話は多岐に渡り盛り上がりました。
ブランディング、モノ作りへの想い、プロジェクト時の苦労話、今お互いにやっていること、
これからの方向性などなど。
それぞれの業界で実績を残してきた二人の話を傍らで聞きながら、私はとても「インスパイア」
されました。「私もこんなふうに人に誇りをもって話せる仕事をしたい」
弊社の対談に出演依頼をしたところ、快諾してくれました。皆さん、ご期待くださいね。
時間はかかったけれど、いつか会ってみたいと思っていた方とお会いし、仕事の話ができる
なんて予想もしなかったことが実現したことを考えると、縁とはそういうものかもしれませんね。
小牟田氏に限らず、尊敬できる方との出会いでインスパイアされ、今の自分があるのです。
今年はとにかくいろいろな人と出会ってインスパイアされまくって、自分のオリジナリティを
もっともっと強く、もっともっと確立していく。
今年は「インスパイアyear!」くらいの勢いでいろんな方とお会いできることを楽しみに
頑張りますので、宜しくお願い致します。