
いよいよ3月11日まであと2日になりました。
先日お伝えした横須賀では、それこそラストスパートをかけてメンバーの皆さんが横須賀の街を駆け回っています。
正直、ここまでの話しになってしまうとは当初誰もが想像できなかったのではないでしょうか。
しかも最初は近くに住みながらも見ず知らず、交流も全くなかった人達がここまで力を合わせることができたこと、またそのつながりがフェイスブックを介して形成されたという事実に本当に驚き、まちづくりという観点で将来希望を感じます。
保険屋さん、不動産やさん、デザイナー、建築業、飲食店や、映像に詳しい人、音響に詳しい人、舞台などの設営に詳しい人、ITに詳しい人、トラックを貸してくれる人、それぞれが全く違う職業の方が集まって自分のできることを率先してやると、こんなことが実現できる、ということに皆が気がついているからこそ加速しているのだと思います。
今、横須賀の駅前一帯は、ほとんどの店でこのイベントのポスターが貼られてその日を待っています。
ちなみに各方面にリリースを配信した結果、読売新聞、毎日新聞、神奈川新聞、はまかぜ、タウンニュース、横須賀基地内新聞シーホーク、横須賀経済新聞、FMヨコハマ、FMブルーウェーブ湘南などからの取材依頼を受けるまでになっています。
しかもなんとこのイベントがYahoo! Newsにまで取り上げられました。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120307-00000050-minkei-l14&1331136092
予想以上の露出で逆に当初の予定よりも大幅に人が増えることを想定し、会場に入りきらない場合の対策が途中から立てられました。
その手法も斬新で、市内複数の飲食店の協力のもと、会場での演奏中にはUstreamで会場の様子をシェアできるようになっています。これも皆の手仕事。
米軍の方が来る場合を想定し、通訳は英語の先生や妻が担当、目印になる通りにはスタッフが立ち誘導、駅前では中学生による募金活動など、そのすべてが手探りの中作られています。
募金先も喧々諤々のなか、今は福島県に桜の木を植樹しようという案で進められています。偶然ですが、打ち合わせに使わせてもらっている喫茶店のマスターは、娘さんを震災で亡くされた方で、その方が「その樹を娘だと思って育てたい」という一言から決まったものです。
このイベントを成功させ、さらに次につながるステップへと続けるために、この素晴らしい事例を他のところでも共有できるよう、広報スタッフの一員としてしっかり伝えていきたいと思います。
そして1週間後は宮城の女川で行われる「女川商店街復幸祭」へ。ここでも神奈川から祭りの運営ボランティアとして100名を目標に今必死に動いています。
3月は私にとって、いや多くの人にとって特別な月に。必死に、でもとてもイキイキしながら動いている周りの人達を見ながら、そんなことを感じます。
●3月11日(日) 東日本復興支援チャリティイベント STAND BY ME そばに、いるから。
公式ウェブサイト
当日のUstream
●3月18日(日)「女川町商店街復幸祭」 参加ボランティア申込ページ