ここ数日、北海道や広島で地震が相次いでおり、本格的な活動期に入っているのだと改めて感じます。 今朝の朝日新聞朝刊1面に「M9級の地震が30年以内に起こる確率が30%」という予測を政府が公表した、と書かれていました。
エリアは3月の震災と同じ三陸~房総沖。天災とはいえ、なんともいえない気分になります。 しかし「30年以内に30%」というなんとも中途半端な、というか判断に困る予測結果をどうとらえればいいのでしょうか。
見ると三陸沖から房総沖は6つの活断層に分けられており、その中でも発生確率に大きなバラつきがあります。房総沖はM7.2クラスがなんと90%の確率で発生するとのこと。 また、震災前から予測されている東海~四国沖は87%だそうで、最悪の場合はこれらが誘発されておきるケースもあるそうです。
そんななか、愛する神奈川県も仔細に被害状況の予測を発表。 すると横浜駅はじめ、みなとみらい周辺、鎌倉八幡宮も含め浸水域に入っているとのことで、それらの美しく慣れ親しんだ景色が水没している風景を、正直なところ想像できません。
ただいえるのは、目の前の厳しい現実の前に対して、私達ができることは「備えるしかない」ということ。 その意味において、東日本大震災は、私達にとって本当に大きな警鐘になっていると感じます。
地震に限らず、来年以降はいろいろなことが大きく変わる年になると思っています。 新しい社会の流れや、価値観の変化に対してしっかりとぶれずにいるためには、備えることでしか対応するすべはないのだと思いますし、それを感じながら日々を精いっぱい生きるしかない。
備えや守り、準備。正直私はそういう動きが今までとても苦手だったのですが、 この年になっていう話しでもないと思いつつ、改めてそのような意識をこれからはもう少し鍛えていこうと感じています。