第372回 「YOKOHAMAデモクラシー道場 実践編」 大盛況のうちに終了

昨日は「YOKOHAMAデモクラシー道場 実践編」と称したイベントを開催、大盛況のうちに終了しました。

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タイトルは「今こそ学ぶ!憲法改正と緊急事態法制」。
安倍晋三内閣の悲願とも言える憲法改正と、いきなり彼らから出現した「緊急事態法制」がどう繋がっているのかを、緊急事態法制を専門に研究している小口幸人弁護士と、憲法について学ぶ「憲法カフェ」を開催されている美人弁護士 太田啓子弁護士のお二人をお招きした豪華版。

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二人とも若く、優秀なのはもちろん、ルックスもよい。まさに新進気鋭で、かつ正義感がある大変に素晴らしい弁護士さんです。
両先生ともフォトジェニックなので、メディアとしても絵になる二人をどんどん取り上げていて、目も回るほどの忙しさのなか駆けつけてくれました。

太田先生は堀潤さんと人気女性誌「Very」に大きく取り上げられた。
太田先生は堀潤さんと人気女性誌「Very」に大きく取り上げられた。

 

最初に太田先生が、憲法と法律の違いや立憲主義の定義を説明したのち、いかに現内閣で進めている論議がその原理原則を理解せずに進められているかを、分かりやすく解説してくれました。
その後トークは小口先生へ。
災害対策のために緊急事態条項を創設する憲法改正が必要か否か、をこれもまた膨大で緻密に検証した資料をもとに説明してくれました。

内容を全て理解するのにはいささか時間が足りず、私の狭い頭脳の容量をはるかに上回りましたが、それはしっかり復讐するとします。
しかし結論としては現内閣の進めている憲法改正の根拠は「憲政主義」「立憲主義」以前の問題であるということ。
お二人の言葉からは、法律の専門家として、本当に理解を超えたレベルの話がまことしやかに語られることへの強い怒りを感じました。

とはいえ私ら国民も、どこまでそれについて意識を高め、普段から勉強しているのかと言われると、なんとも心苦しい。
せめて昨日の話を有権者の8割位が理解できることくらいは、先進国と呼ばれる国の民として最低限知っておかねばならないと自戒もしました。

またこのテーマについては追って開催したいと思います。
昨日の動画も、頼れるクルーが即座にアーカイブにしてくれました。長いですがぜひご覧になってください。短縮の編集版も後日出す予定です。

さらに小口先生が昨日「本邦初公開」といっていた「衆議院議員の任期延長」についても触れた豪華版資料を、なんと昨日来れなかった人たちにも無料で提供してくれました。

今、全ての日本人に読んでもらいたい貴重な資料です。
ぜひダウンロードいただくか、またお友達にもお知らせください。
http://firestorage.jp/download/bb3272014f7bcc2057a9f565d2ee29052c7cf25b

私らスタッフは、このようなお金にもならない会を、なんで仕事のやりくりをつけながらやらねばならないのか、と時に愚痴りたくなりますが、そんなことを言ったらきりがない。
日本を少しでも「まともな国家」に近づけるために頑張っている人たちと共に学び、そして学ぶだけでなく今年も「実証してこそなんぼ」をモットーに、評論家にならず動いていこうと思います。

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