第359回 それでも時代は動いている

久しぶりの投稿になります。
お盆明けから息つく暇もなく、いろいろなことが起き、いろいろなアクションをしています。

まず8月27日に開催した「YOKOHAMAデモクラシー道場」。
6月に登壇していただいた東京外語大教授で、過去国連職員として世界の戦場で武装解除の仕事をしてきた伊勢崎賢治さんの再登壇。
60人近い来場者と、延べ600人近いツイキャスでの視聴者の方と、安保法案とこれからの日本の行く末について熱い議論が交わされました。
会場で質問をした方々はそれこそ立場も思いも千差万別でしたが、みなさんが自分の言葉で自分の意見を述べることに誠実に取り組まれていました。

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その3日後8月30日には、国会大包囲10万人全国100万人のデモに参加。
今まで国会前には何度か行っていますが、今回はすごかった。
大学生を中心としたSEALDsという団体が話題になっていますが、彼らのみならず本当にたくさんの人が歩道に入りきらずに車道を埋め尽くし「憲法守れ」の声を上げる中にいて、まさに時代の転換期に来ているのだという実感を感じました。
中でも「自由の森学園」有志が集まって平和のために唄い上げた「民衆の歌」は、本当に感動的でした。

主催者発表で12万人、警察発表で3万人と言われていますが、実際にその場にいた私からすれば3万人なんてあり得ない。
その場を見ずにそれに文句とかいう人がいるのが信じられませんが、私の友人が4メートルの竿につけて撮影した画像を見れば一目瞭然。
既に4万回以上再生されています。ぜひご覧になってください。

ようやく感は否めませんが、これが戦後70年目にしてようやく始まった市民による意識変革の始まりだと確信しています。

さらに2日後の9月1日には、先日来日した「平和学の父」ヨハン・ガルトゥング博士を招聘したユナイテッド・ピープルの関根健次さんとトークセッション。
ガル博士と伊勢崎賢治さん、二人の論客が何を伝えようとしていたのかというシェアを来場者の方と共有しました。
この会も白熱した議論が展開され、確実に市民のあいだでこれからの日本をどうしていくかを考えることが進んでいるのを実感しました。

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まあ、こんなふうに本当に忙しい8月でした。
細かい話はここでは書ききれないのですが、安保法案のみならず、今後の日本と世界がどうなるかを一人一人が考えてそれを発信し、共有しあうというプロセスがどんどん進んでいるということを実感できたことが最も大きな収穫でした。

9月13日(土)には、「YOKOHAMAデモクラシー道場」に元自衛官ミサイル防衛部隊の泥憲和さんをお招きして、さらに突っ込んでいきたいと思います。
こちらも既に予約で一杯ですが、ツイキャスも配信予定なので、ぜひご覧ください。
https://www.facebook.com/events/1619079155040455/

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