第128回 本気モード

「キリトリ」
「キリトリ」

肉も野菜も魚も大好きです。
結局なんでも好きなんです。
結果あくなき食欲との闘いの毎日ですが。

物価高騰の波を受け、今まで同じ値段で買えていた食べ物の大きさや厚さが変わっていますね。それも無断で。業務用の油などは倍だそうです。生活に直結するかたちで波が来ていますね。

そんな中、皆今まで以上に本気モードです。
農家の人が自分で値段を決められる店が大繁盛だそうです。
型崩れというだけで味はまったく変わらない作物をさばけるとあって農家のおじさんが喜んでいました。
でも興味深いのは昔ながらの八百屋のおっちゃんも見直されているというニュース。調理法を知っていたり前述の型崩れ野菜を安く売ったりして、お客の信頼を勝ち得ているのです。
また、今まで売れなかった小さな魚なども含め、網ごと買い取ることで繁盛している大手スーパーの例も見ました。

ようやく社会の潮流として生産したものを無駄遣いせず、限りあるものを有効活用しようという考えが一般的になってきたことは私はとてもいいことだと思います。
そしてその選択に対して経験則をもって付加価値を提供できる中間業者の価値が高くなる。
また消費者は自分の選択によって最もバリューの高いものを選ぶことができる。
それこそが新しくて正しい消費のあり方なのだと思います。

ウェブの出現によって消費者はコンシューマーでなくプロシューマーになった、とはファンサイトの中で常々語られる話題ですが、もうウェブに限らずどんどん基準が変わっていくのですね。
このままいくとこまでいくのでしょうが、こうなりゃ腹を据えて望むしかないようですね。
皆さん、がんばりましょう!!

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