連休2日目、23日(日)勤労感謝の日、隣町で開催されたレース「第50回よこすかシーサイドマラソン」10キロの部門に参加した。薄曇りの空模様は少し肌寒く感じたが、走るには最適な天候だった。9時30分スタート、参加者数は10キロで2,500名、ハーフや3キロの部など総数では6,000名を超える数である。
ちなみに、以前出場したのはいつだったかと日記帳をめくってみると2016年、2018年、2019年と3回出場していた。以下は、その時々の完走タイムである。
・2016年 64歳 53分38秒
・2018年 66歳 57分34秒
・2019年 67歳 58分47秒
なんとも情けないことに、1年毎に2~4分ほどガクンガクンとタイムが下降し続けていることがわかる。
2020年にはコロナの影響で大会そのものが中止。それからこのレースには参加していなかった。そして、10キロ走ることも、しなくなった。
しかし、去年の秋ころから、ほんの2、3キロ走ることさえ如実にきついと感じるようになった。そして、このままでは本当に走れなくなるのではとの危機感を抱くようになった。
では、この危機感をどう克服するか。
手始めに、レースにエントリーすることからスタートした。7年ぶりのレース参加である。まずは10キロを走り切ることができるかどうか。かりに完走したとして、制限時間の1時間20分以内にゴールできるか。この2点をクリアすることを目標にトレーニングを始めた。
まずは、速さは考えずともかく1時間以上、走り続けることができるよう、持久力をつけることから始めた。ところが、5キロを過ぎるとお尻の筋肉が強張り痛みだす。頑張ってもせいぜい6キロまで、ともかく走ることが嫌になる。ここを突破しなければ10キロなんて到底走れない。ここは粘り強く1メートルでも長く走ると決めて走り続けた。不思議なもので、ある閾値(ある地点を境に変化が起こる状態)を超えると、7キロ、8キロ、9キロと距離を伸ばしいくことができた。
そして、レース1週間前に1時間30分かけて10キロを走れるようになった。さらに、徐々にスピードをつけるために、心拍数を上げるインターバルトレーニングも加え、仕上げに90ピッチのリズムで走るトレーニングもした。
さて、今回のレース結果である。73歳11ヶ月でのタイム 1時間8分16秒。なんとか完走することができた。制限時間が1時間20分だから、まだまだ時間に猶予があることも嬉しかった。来年も制限時間以内でのゴールを目指し、このレースに参加したい。