暑い中、日々生活するのが大変な日常ですが、20年ほど前はこんなに暑くなかったのですよね。
もはやこの30度を超える日が日常になりつつあるわけですが、、慣れません(笑)
日常と非日常の話をしたいと思います。
私の場合で言うと、育児(おませな4歳児対応とか)・家事(毎日の料理・洗濯とか)・仕事などの日常があります。
対して、Netflixや映画、テレビドラマ、音楽ライブ、スポーツ観戦などのいわゆる娯楽のコンテンツを非日常があります。
どちらにもそれぞれにおけるコミュニケーションが発生しています。
しかし、ちょっと会話の仕方と熱量が違うように感じています。
日常の会話は、天気や世の中ごとやスーパーの安売り情報まで常に続いていくものの経過を確認するもの。
非日常の会話は、そのコンテンツを見た後に感動すると感動やその熱量を共有するもの。
最近ですと、動画配信サービスのウォッチパーティで友人や友人以外とも共有したりします。
この会話は重要ですが、弊社の提供するファンサイトの場でもその重要性感じています。
事例としてご紹介すると、その中で印象的だった、ある有名な教育系会社様からのご相談があります。
それは、
「自社で作り始めたコミュニティ(掲示板)が停止してしまっている。何とか活性化して運営して欲しい」
具体的なお話を聞くと、教育事業の決済権があるユーザーを集めるプラットフォームを作り掲示板のような場を作ったがうまく会員が集められず困っているということでした。
その上で、プラットフォーム提供会社は何もしてくれず、誰も参加しないコミュニティだけが残ったということでした。
実は未だに
・プラットフォームだけ作ればよい
・コミュニティでの振る舞いが企業っぽく体裁だけ固く整えればそれでよい
と高額な運営費で運営する業者がいます。弊社に来たご相談もまさにその一種であると思いました。
プラットフォームは場でしかなくそこからがスタートでず使う側の運営能力に委ねられているということです。
まず、そのサイトを現状分析すると明確に分かったのは3つです。
・口調が固く、つまらない。
・正論で堅苦しくが述べられている(プレスリリースのよう)
・インターフェースが複雑すぎて使うのが大変そう。
教育系でコミュニティを作ればそうなると思っていたのは明確です。
ですが、人と人の会話で考えると全く成立しません。
ということで下記の様に改善する方向でご説明しました。
・軽い口調で楽しく
・身近な言葉で雑談のように話しかける。分かり切った正論はなし。
・簡易なインターフェースに変える
言うなれば、ラジオ番組です。教育系の番組だってすっと授業のような話は聴きたくありません。
・今日、何があった?
・最近の世の中ごとは何?
・みんなはどう思ってる?
こんなことをラジオのパーソナリティから聞けばリスナーから声が集まります。
正論だけの討論は必要ですがそれは日常には寄り添わず、やがて衰退してしまいます。
上記のご提案を受け入れていただき、多くのユーザーの方に日常の会話を通して活性化につながることがしやすい場を長年運営させていただくことができました。
ファンの日常に寄り添って企業の提供する非日常を一緒に楽しみ創る。
少しでもピンと来た方は、是非お声がけいただければ幸いです。
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