第1088号『あんこを煮る』

歳を重ねて、新たに発見したことがある。それは、僕は甘党で、それもかなりなあんこ好きだということを。

この発見のきっかけは、2年前の1月2日、僕の誕生日に家族が集まった日のことだ。夕食までの間、孫娘とバレーボールをして遊んでいた。もう終わりかけの時、ボールを追って足を踏ん張ったと同時に、ブチッと音がして左のアキレス腱を断裂した。応急処置をし、翌週入院、手術、その後のリハビリ。5月、横浜で開催するトライアスロン大会出場を目標に、ともかくもリハビリを懸命に続けた。

この間、ほぼアルコールを口にしなかった。これまでの人生で、酒のない食事など年に数回あるかどうか。そんな日々も、慣れるとそんなに苦でもない。不思議なものである。ただ、食後にほんの少し口直しに何かが欲しい。それも、なんか甘いものが食べたと思った。これまで甘いものなど、積極的に欲しいと思ったことなどなかったのに。そして、気がつけば和菓子を、それもあんこ入りの和菓子のヘビーユーザーになっていた。それがさらに高じて、自らあんこを煮るという果てしない修行の道を歩み始めた。今号で、その一端であるレシピを披瀝したい。では、僕流あんこの作り方を。

【あんこを煮る】
材料: ・小豆 200g・砂糖(最近、僕はさとうきび糖を使用している) 200g(好き好きですが、まずは基準として小豆と砂糖は1対1。僕は少し甘さを抑え180か190g) ・水 1200から1300cc

道具: ・大きめの蓋付き鍋・かき混ぜるためのへら

以下、作り方の手順
   

  1. 小豆をざるに入れざっと水洗いする。

2.鍋に1000ccの水を用意し、洗った小豆を入れる。

3.中火で蓋をし、水から煮る。

4.20分から30分ほどで、時々水加減をみながら、アクは気になったらとる程度で。

5.40分をこえたところで、水の減り具合をみながら小豆の柔らかさを確認する。

6.柔らかさの確認は、親指と人指し指で豆を潰して確認する。

7.おそらくこの段階では、まだ硬さが残っていると思うので、さらに水を200から300cc加え、その水の減り具合を見ながら焦げつかさないように注意しながらさらに煮る。煮上がりの基準は芯が残っていなことが一番大切。

8.しっかりと小豆の柔らかさを確認したら、砂糖を加える。加える方は3回に分け、各回ごとにへらで小豆とよく混ぜ合わせ馴染ませること。

9.火加減を見ながら、小豆の粘りと艶がでてきたところで火を止める。

10.火を止めそのまま冷まし、蓋付きホーロー容器に出来たあんを入れ物に入れかえ、冷蔵庫で保管する。

冷蔵庫で保管すれば10日前後は美味しくいただける。興味のある方はお試しあれ。

追伸。まったく酒をやめたわけではない。たまに、友人や家族と盃を交わすことも、料理の具合によっては、酒のほうが合うものもある。酒席のお誘いお声がけも、お待ちしています。

【付録】ファンサイト有限会社の取締役、川村大輔のブログです。2011年に入社し、メインプレーヤーとして頑張ってきました。これから更に主軸として活動していくとの思いも込め、仕事の取り組みを中心に、隔週でブログを配信します。ご高覧いただければ幸甚です。

大輔の七転八倒
第114回「狭くても濃いこと」

暑いですね、、。とても6月とは思えない熱気と湿度。
今回は、弊社の事例を少し紹介させていただきます。
月刊ダンスビュウという社交ダンス雑誌のWebサイトに関わらせていただいます。

https://www.fun-site.biz/blogs/vol114/
――――
ファンサイト有限会社サイトはこちら

https://www.fun-site.biz/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です