第259回 天下分け目の・・・

徳川四天王 本田忠勝公の甲冑。
徳川四天王 本田忠勝公の甲冑。

そうです。この話題はあまりにもそのまんまか、と自覚しながらも、書かないわけにはいかないなと思います。

嘉田滋賀県知事が浸透「日本未来の党」を結成、政局は今までなかったような混戦の様を呈しています。

2011年3月11日を境に、私たち日本人が戦後初めてともいえるこれからの国づくりを占う一戦があと2週間で行われます。
正直なところ、不謹慎かもしれませんが、私は今回の選挙が選挙権をもってからの24年の中で最も「楽しみ」です。
それは私にとっての争点が「原発推進」「脱原発または卒原発」という大きな2択になっているからです。

それぞれの政党が林立し、それぞれがこの問題に関する見解を掲げていますが、政治に詳しくない人々にとってはそれが逆に分からない、という反応をも呼んでいるようですが、私はそれでもいいのだ、と思っています。

未だ6万人の福島県民が故郷を追われ、20キロ圏内に置き去りにされた牛や犬猫たちがいるなか、この選挙を通じて問題を突き詰めていくことが、これからの日本がどうなっていくか、私達の生活はもちろん、政治や経済の仕組み、ひいては米中ロはじめ諸外国と日本の国との関わり、エネルギーや経済、領土問題といった、国家全体を取り巻く議論にいききつかざるを得ないと思っているからです。

なので、一人でも多くの日本国民がこの問題に取り組むきっかけとして、推進、反対どちらであるにせよ、争点として2択という分かりやすい構造になったという点において歓迎すべきことだと思っています。

この選挙を通じて、一人でも多くの日本に暮らす人が、今回の「天下分け目の戦い」に対して意識をもって取り組むことが必要だと感じます。
そして、これは私の持論ですが、この選挙は今だけの話ではない、私達がいなくなった後、30年、50年先の日本のかじ取りを決める第一歩になると思っているからです。
自分もまだまだ勉強不足。しっかりと情報収集をして、天下分け目の戦いに臨みたいと思っています。

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