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第49号『IDカードに思う。』

私の住まいするところは、大手出版社の多い所で、昼休みともなると、編集者やクリエーターと思しき人々が、ランチハンティングに出掛けてきます。
彼らは当然、ノーネクタイ、カジュアルスタイル、まあフツーのスタイルですね。
ですが、彼らに特徴的なことは、いずれも首からIDカードをぶら下げていることです。
何とも奇妙に思うのは、私だけですかね?
急に遠距離通学の定期券を首にぶら下げている小学校の坊やをイメージしてしまいました。
最近建てられる一流企業の入るオフィスビルやマンションでは、皆セキュリティーが厳重ですし、その出入りにIDカードが無くてはならないことは理解できます。
でも皆が、そうした利便性のみで首に掛けているのでしょうか?
皆さん、お若そうですから、まだ痴呆で忘れ安いために、そうしたガード対策の一助とも思えません。
どうも思うに一種の「エリート」的気分が、潜在的にあるのでは?
つまり一つのステータスのシンボルとしてIDカードを意識しているのではないかと思われる・・・、と思うのですが非エリートの僻みでしょうか?
昔、ある大手企業の子会社社員が、本社のビルに移転する際、やっと一流企業に属すことができたと喜んでいる風景に出会ったことがあります。
不思議な気がしたと同時に管理社会に一面を垣間見た気がしました。
また、広告会社の先輩には、会社から一歩でると、会社のバッジを外す人が多かったようです。
それは企業人であるより、まず個人でありたい、という主張のようでした。
子供っぽい自負だと笑う人もいるでしょうが、コミュニケーションに携わる人には大切な心得とも思えます。
コミュニケーションでは「お上」風を吹かせたらお終いだと思います。
管理志向に立つ、個人志向に立つ、いずれの選択をするかはもちろん口出せる問題ではありませんが・・・。

蒸し暑くなりましたね。
こんな季節、よほどに出来た人でないと、虫の居所も悪くなるのが人の常。
あまりのIDカードの見せびらかし氾濫にふと悪口を書いてしまいました。

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