旬のエッセンス

2020年09月24日第17回『ホクホク野菜の季節』

 

猛暑日が多かった2020年夏も、いつの間にか終わりを告げ直売所の作物は、秋野菜(重量あるから重い~)が並んでいます。

連休3日目に、休暇を取りました。

ちょっとリフレッシュしないと、思考が回らないかも?

思えば、7月から、ほぼ無休に近い状態で、動き回っている事に気が付いた。

作物達は、待った無し。

想定しながら、スケジュールを組んでいるものの生物相手は、天候次第。

今年は本当に暑かった!勢い良く、仕事をしていると途中で、スタミナ切れになってしまう。

好きな仕事につけている環境に幸せを感じていたとしても、疲労が蓄積してくると、ふとした瞬間に悲しくなったり、楽しいはずの、仕事が楽しく感じられない心境になるのが、切ないのだ。

このような心境に陥る自分を責め、また空回りしちゃったりするんです。

解決策は、自分の中で出ていて、予定した仕事をしっかりとこなせていれば気持ちが楽なる。

でもこなし続けると、身体に堪える。

疲労すると、思考回路が分断され、いいアイデア、作業効率も低下しちゃう。

リフレッシュしちゃおうか!自然の中に自分を置きたい。

札幌ってイタリアと似ていて、車を少し走らせるだけで、自然豊かな町が沢山あって、それぞれの土地の特産品、景観を楽しめるスポットが沢山あります。

今回立ち寄った恵庭市(札幌から車で50分位)お花の町としても、有名ですが農作物の栽培も盛んで、旬の作物が直売所で手に入ります。

8月下旬頃から収穫始まった馬鈴薯。

そして今は南瓜が旬を迎え直売所の棚にも、特設コーナー(6m程度の棚にずらっ~と品種も色々でした)南瓜は、品種で選ぶのか?産地で選ぶのか?

産地で選ぶ手段を選択すると、北海道の場合は、とても難しい。

寒暖の差が激しい気候の産地が向いていると言われているけど、そもそも北海道全体はその様な土地が沢山ある。

町をあげて南瓜の生産に、力を入れている土地もあれば、北海道有数の作物(イモ、玉ねぎ、人参、南瓜)を平均的に栽培している土地だってあるもんだから、札幌から車を走らせ近郊の土地へ行くと、必ずと言っていい程、今は、南瓜、イモ、玉ねぎ、人参が売り場の面積を占めていて、道の駅や直売所ブーム。

作り手個人がネットでショップを持っている所も、少なくないので、消費者の選択肢は多様になりました。

生活様式、家族構成も、私が小さい頃暮らしていた頃とは、ガラッと変わっている事がある。

その中のひとつが、保存出来る作物を保存する食文化が薄れてきた事。

南瓜を例にしていうと、大きく立派で美味しいな南瓜であっても、1個じゃ多い。

どうやって割ろうか。ゴロゴロ所狭しと並べられた南瓜さん。あなた達の運命はどうなるの?といつも行く末を心配してしまう。

そうすると、カットした南瓜をついつい選択してしまう。

今日は食べないから、とりあえず冷蔵庫へ。

種が付いたまま保存しちゃったもんなら、存在を忘れていると、種の箇所から劣化し始め、ベタベタ。。。って事の経験。誰でもあるかな?

南瓜は、買ったら、まずは種を全てスプーンでくり抜き空洞に。

キッチンペーパーで覆い、今後出るかも知れない水分に備える。

又は、真空状態にし、保存袋に入れておくと、ややしばらく保存が可能です。

一番いいのは、買ったら、忘れないうちに(保存してる事を)早く食べちゃう事。

南瓜が食べたいけど、一人なら多いな~と、一人暮らしをしている生徒達も多いのでそんな悩みをいつも聞いています。

野菜を保存する(冷蔵庫以外の場所で)習慣が段々無くなってきたので、お野菜を販売する側の私も色々アイデアを練りながら、小分け方式で奨めています。

例えば、玉ねぎは、食べ切りサイズの小ぶり傾向を。

ジャガイモは1kg程度から。

気密性が高い今の住まいは、北海道にいても(気温が低い土地でも)じゃがいもだって油断すると芽が出ちゃいます。

「南瓜」(品種にもよりますが)収穫後、乾燥作業を経て、店頭に並べられた頃は、澱粉質が多く非常にホクホクして、天婦羅、煮物、サラダ等、どんな料理をしても美味しく私は大好き。

してしばらく経つと、澱粉質が糖化されて、ホクホクから滑らか口当たりになり、スープ、デザートに向く味わいになっていきます。

南瓜の季節は、来月10月いっぱいは、ハロウィンシーズンと重なって飲食店でも、メニューに上がる食材ではありますがコロナ渦もあって、外食(私も含めて)随分とご無沙汰をしちゃってます。

そうすると家でご飯を作る。

南瓜レパートが欲しい。

私がイタリアで教わって凄く美味しかった南瓜料理「南瓜とサルシッチャのリゾット」絶品でした。

メニューの組み合わせを見た時は、えっ?南瓜と肉?と疑ってしまいましたが、甘い南瓜に、塩気の強いサルチッチャ(生ソーセージ)のバランスが絶妙で、帰国して直ぐにレッスンメニューに取り入れた記憶があります。

今年は、まだ作ってませんが南瓜のシーズン中には、お披露目したいですね。

実家の母が昔よく食べていた南瓜料理は、南瓜のお粥です。

子供の頃は、ドロッとしたお粥に南瓜が入っているのが、嫌であまり好きになれませんでしたが、ボローニャで、南瓜のリゾットを食べた時あ~この感覚なのかな?とちょっと懐かしい感じがしました。

甘いとしょっぱいの組合せ。

探せばまだあるゴールデンコンビ。

思い付いたら、またご紹介したいと思います。

夏もいいけど、秋の北海道も最高です。

収穫祭が全道各地で開催される季節ですが今年は残念ながら、開催見送りです。

近郊の直売所に立ち寄ると、色々な秋野菜が出ていて、楽しいです。

ちょこっとプチトリップ日帰りだって十分楽しいもんです。

猛暑日だった夏のトマトシーズン、あと2週間となりました。

寂しいけど、精一杯燃え尽きた2020年夏仕事ヘトヘトだった私の身体も、1日限定のリフレッシュ自然の中でお散歩して、滝を見て、お野菜買って、美味しいごはん食べて元気になりました。

自然の中に自分を置くって私には大切。

10月も、旬のフルーツが沢山収穫されます。

食欲の秋はスタートしたばかりですよ~。

 

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北海道からイタリアの香りと美味しい野菜を

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執筆者

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高橋 やすこ

イタリアおもてなし家庭料理、ベジフルマイスター。
北海道松前町出身。
ネット販売ショップ『メルカートオッティモ』を展開。
農と食の2本柱で、イタリア料理全般のレシピ提案、メニュー開発、企業外部講師、ワインと食をテーマにした商品開発。

Mercato Ottimo
http://www.mercatoottimo.com/

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