食とロック

2019年02月20日第32回 浜田真理子という音楽

昨日一年ぶりに代官山にあるライブハウス「晴れたら空に豆まいて」に浜田真理子を聴きに行ってきました。僕は長年関西に住んでいたので捨得、磔々などライブハウスの佇まいはこうあって欲しいなあと言う想いがあるのですが、どこか蔵の様な空間とデッドな音が居心地良いと言うのでしょうか。東京はどうもどこへ行ってもそこが物足りなく。でもここ晴れ豆(通称)はまるで関西で生音を聴いている様な気持ちにさせてくれるとても嬉しい場所です。近いのでもっとちょくちょく足を運びたいのですが、なかなか好きなアーティストと僕のスケジュールがあわなくて一年ぶりになったのがちょっと悔しかったりします。

さて、その浜田真理子さん。双子のお孫さんがいる島根のアーティスト。昨年「Lounge Roses」というアルバムを発売しレコーディングメンバーとのバンドでのライブ。この新譜「Lounge Roses」ですが昭和歌謡を詰め込んだもの。僕の大好きな歌のオンパレード。テレサ・テンの「つぐない」やエディ播の「ヨコハマ・ホンキー・トンク・ブルース」など、もうおもわず口ずさんでしまうものばかり。昨日のライブも歌詞カードが観客に配られ、みんなでユルく一緒に歌う。なんともなごやかな晴れ豆空間。そしてこの新譜も昨日のライブもプロデュース、音響ともに久保田真琴。

久保田真琴さんとは僕が中学3年生の時に岡山県体育館に夕焼け楽団として来て以来の大ファン。大学の先輩でもあります。その真琴さんがプロデュースする浜田真理子さん。島根でお父さんが経営するキャバレーで小学生の時からピアノの弾き語りをしていた強者。双子のお孫さんがいるとは思えない可愛い出で立ちと澄み切った歌声。その音楽は歌謡曲というよりは浜田真理子という音楽。一言で言い表すのは難しいのですが、強いて言うとルーツミュージック。懐かしくてあの頃に戻れる音。心がぽっかりと1センチほど浮き上がる音。生きていて良かったと思える音です。

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執筆者

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高原 純一

産業能率大学 経営学部 教授
食のぐるり株式会社 代表取締役
ファンサイト有限会社 取締役

1961年5月生まれ。岡山県出身。
中・高と陸上競技、ロック、ブルースに明け暮れ。大学(同志社大工学部)でパンク、レゲエに出会う。
広告の面白さに魅かれ広告会社(大広)に入社、同時にワールドミュージックに浸る。
マーケティングに心掴まれ転職(マッキャンエリクソン)。
神戸で某食品会社のマーケティングセンターを立ち上げ、同時に食の持つ奥深さ、面白さを実感。
そして、会社員を辞め独立。食を取り巻くぐるりの面白さにやられたそのままの気持ちで、食のぐるり株式会社という食卓ゴトをマーケティングする会社をつくる。
ファンサイト川村社長との劇的な出会いとおもしろい仕事そして夜を通した素敵なご縁故で、ファンサイト取締役としてファンサイト盛り上げ役のひとりとして活動中。
好きなことは「食とロック」。

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