徒然草

2019年10月03日最終回『Time to Say Goodbye』

久しぶりに、書こうかなと思い立ちました。長いこと忙殺されており、何かを発信する気になれず、もちろんその時間もなく、過ごしていました。目の前に追われることは、悪いことではないのですが、思考することを阻むというか、精神の成長に時間を費やせず、ストレスの要因になります。ただ一方で、その繁忙の積み重ね自体が、経験という掛け替えのない財産になることに違いはありません。
日々葛藤しながら、歩み続けて、気づけば、誕生日をむかえ、今年も4分の3が過ぎようとしています。

2019年のここまでを振り返ると、別離の年なのかなと思います。春先に、ここ数年理念や哲学を共有した方々と、離れることになったり、長年続く組織を経営改善するために多くの人をリストラの対象にしたり、他にもいろいろ…。もちろん、毎年のように出会いと別れはあるのでしょうが、普通という範囲を超えて、多くそれが印象に残る最近でした。
2014年の10月から記し始めた、この日記も、今回で最終回にしようかと思います。別離の年と定義づけたからというわけではないのですが、冒頭の通りで、時間もなく、何カ月にもわたって更新していない状態は格好悪いですから、一旦終了としたいという思いです。

振り返ると、ある一定のテーマをもって過ごしてきたことがわかります。個なのか、組織なのか、というテーマは大きなものの一つでした。国境や異なる習慣・文化もそうでした。ネット社会とオフラインの世界との境も自分の中で意識した事柄の一つです。他にもありましたが、それぞれのテーマに対して、自分の中で答を見つけたり、まだ探していたりしています。
いずれにしても物事の本質が何であるのか、それを見極める作業に終始していましたし、この作業を今後も継続することに変わりはないでしょう。

離れることで、理解が深まることもあるし、物理的に離れていても信じることで、繋がっていることもあるし、つくづく距離は面白い概念だと思います。対象が人であれ、物であれ、距離と信頼との相関関係は、何においても思考の基礎になると思うのです。
自分自身との信頼関係も、昨日の自分と離れて、明日へと進化しようとすることで築けるような気もしています。変化や別離は、力を要することですし、場合によっては時間のかかる作業になることもあります。それでも存在し続けるために、その選択をし続けなければならないでしょう。
間もなく新幹線は終点の東京駅へ。終点は始点でもあります。明日はやってきます。

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執筆者

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南谷 康宗

経営家・個人投資家・事業戦略家

慶應義塾大学法学部卒
幼少を欧州で過ごし、帰国後サッカーに没頭。

中学からエスカレーター校に入学し、順調にスポイルされ大学卒業。 10年の金融機
関勤務を経て独立。
現在は複数社で役員を務め経営に携わるとともに、自ら投資家としても事業に参画。

クライアントの依頼に応じて、事業ごとの戦略策定や起業にも携わる。
小さな成功と大きな失敗を繰り返し、不惑40歳を超えても迷い続ける人生の旅人。

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