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第606号『上海で思ったこと』

【映像モニター付きトイレのあるモール】
【映像モニター付きトイレのあるモール】

先週、上海へ行ってきた。

2月に、友人Y君とその奥様と食事を共にした。
Y君は、日本のアニメやゲームなどのコンテンツを、中国市場で展開するための事業
立ち上げで、これまで3年以上必死に動いてきた。
ここにきて、事業もなんとか目鼻がたち、加えて初めての赤ちゃんが、もうすぐ生ま
れる。
このタイミングで、春には日本に帰ることを決めた。
こんな話しのなかで、上海の住まいを引き払う前に遊びに来ませんかと声掛けされた。
ということで、今回の初めての中国渡航と相成った。

さて、中国とはどんな国か、と問われたら、。

近頃、あまり友好的とは思えない隣国。
発展の最中にあるが、不安定要素も抱えている大国。
多くの少数民族を有し、14億人の民がいる国。
GDPがアメリカに次ぐ国力。
でも、やはりよくわからない、近くて遠い国・・・。

そんな、漠然とした印象しか持っていなかった。

月曜日の夕方、成田から上海 PU DONG空港へ。
わずか3時間のフライト。
Y君が迎えに来てくれ、彼の住むマンションまで移動。
この日から、幾つもの世界ブランドの入っている商業施設はもちろん、地元の商品
が並ぶ小店を廻り、庶民が朝ごはんを食べる食堂から、ビジネスパーソンが利用す
るレストランやカフェなど、様々なところで食事をした。

今回、ガイドをしてくれた柏(ハク)さんは、駐在者用の住居やオフィスをアテン
ドするのが本業。
加えて、映画やCM撮影の現地コーディネーターもしている。
昨年、オール上海ロケで撮影された映画、行定勲監督作品「真夜中の五分前」
(三浦春馬主演)も彼女がコーディネートしたものである。
柏さんに、古今の上海を細部に渡り、濃密な案内をしていただいた。

こうして、分かったことがある。
食べ物も、人も(街で偶然会った数人の方から日本が大好きとの言葉も聞いた)、
新旧の建造物・書画骨董からモダンアートのオブジェまで、1つ1つに、幅も深
さもある。

全てにおいてとは言わないが、この街は東京を陵駕しているのではないか。
少なくとも、いま世界から様々な分野でのトッププレーヤーが集結し、日々しの
ぎを削る戦いをしている。

人は自分の抱いているイメージが裏切られると、びっくりしたり、がっくりした
りするものだ。
そして、なんとか自分が抱いていたイメージに近付けて見ようとする。
さらに、それでも間に合わないときは、意識的にであれ、無意識的にであれ、目
の前の事象を無視したり、切り捨てたりする。
かくも、先入観から自由になることは難しい。

しかし今回、現実を目の当たりにし、この大国との接し方に、冷静な判断と愛あ
る行動が必要な時ではないかと思った。

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