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第300号『10000時間』

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福岡伸一氏は『生物と無生物のあいだ』でサントリー学芸賞に輝いた気鋭の生物学者である。
骨子の野太さとは似つかわしくない、流麗で且つ、リズム感のある文体で思わず引き込まれた。
その福岡氏のコラムを8月21日付け日経新聞夕刊で、読んだ。
以下、コラムからの引用である。

「こんな調査がある。スポーツ、芸術、技能、どんな分野でもよい。
圧倒的な力量を誇示するプロフェッショナルというものが存在する世界がある。
そんじょそこらのアマチュアなどまったくよせつけないプロフェッショナルたち。
そのような人たちがいかにして形成されたか。
それを調査したものである。
(中略)
プロフェッショナルたちの多くは皆、ある特殊な時間を共有しているのである。
10000時間。
いずれの世界でも彼ら彼女らは、幼少時を起点として少なくとも10000時間、例外なくそのことだけに集中し専心し、たゆまぬ努力をしているのだ。
10000時間といえば、1日3時間練習レッスンを受けるとして、1年に1000時間、それを10年にわたってやすまず継続するということである。
その上に初めてプロフェッショナルが成り立つ。
DNAの中には、ピアニストの遺伝子も将棋の遺伝子も存在しない。
DNAには、人を生かすための仕組みが書かれてはいるが、いかに活かすかについては一切記載はない。」

拳拳服膺。

量は質を凌駕する。
蓋し,腑に落ちた。
はたして、自分はどうか。

『ファンサイト通信』を書き始めて6年6ヶ月。
そして300号、まだまだ道半ばである。

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