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2008年06月 アーカイブ

2008年06月06日

第108回 ローンウルフ

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この仕事の醍醐味は、既存の価値観では量れない、時代の先端を垣間見ることができることです。
仕事を通じて見るさまざまな流れは、これからの社会の変化を予見するといっても過言では
ないようなもので、それを日々ひしひしと感じることがとにかくエキサイティングなのであります。

とはいっても、実際の生活において一般の方々は「ウェブは分かるような分からないような」が
本音ではないでしょうか。また「分からないことを分からないといいづらい、恥ずかしい」と
感じているのでは、と思うことがあります。
逆にこの業界でしか話題になっていないことをさも世の中全体のトレンドのように考える人もいます。
そして、ウェブコミュニケーションが、本当に多くの人の支持を得ているのかわからないまま
ビジネスとして数多く展開されています。

私はウェブはもっともっと簡単で親しみやすいものになるべきだと思います。
もちろん新しい技術や、ゲームの開発などは専門技術や知識が必要ですが、私たちファンサイトは、
リアルなコミュニケーションに根ざした空間をいかにウェブで表現できるかというテーマを
目指しています。
また私自身は、いかに一般の人たちの目線をもってお客様の思いや考えを伝えることができるかを
常に考えつつ、分かりやすい、楽しいウェブサイトを作りたいのです。

ただ嬉しいのはこの業界に限らずいろんな方とお会いし考えを話すと、理解してくれる方もたくさん
いるのです。ただ理解してくれる方は「一匹狼 ローンウルフ」型の人が多い。
その言葉どおり、群れないからローンウルフなのですが、私はこれからそんなローンウルフと
一緒になって最強の「群れ」を作りたいな、そんなことを考えます。

本来群れることをきらっている、一匹でも生き残る力があるタフで優秀なローンウルフがもし
群れて戦ったら、数や規模で勝るものが強い、という価値観を覆すことができるのではないか。。

そんなことをふと考えてしまいました。でもおもしろそうだなあ。

P.S 写真はこの前誕生した新しい家族です。この世にこんなかわいい生き物はそうそういない。
親バカですね。失礼しました。

2008年06月13日

第109回 増殖

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休みの日に本屋でウェブマーケティングに関するコーナーを見ていて、思わずネーミングに
惹かれ一冊の本を手に取りました。
「そんなんじゃクチコミしないよ」 技術評論社 河野武著

「クチコミ・・・・」 
ウェブマーケティングにおいてキーワード的に扱われているこの言葉に対して
「!」とマイセンサーが反応したのです。

読んでみるとちょっと挑戦的なネーミングのとおり、文体が「ホンネぶっちゃけトーク」。
しかし業界で我々がよく聞く言葉に対して細かい注釈もつけて書かれており、そこには筆者
の一般の読者に対する思いが感じられる。
ネットを一般の人にどう分かりやすく伝えるか、どうあるべきかに腐心している私は、
日夜感じたようなことがどんどん出てくるため、一気読みで2時間ほどで読んでしまいました。

「河野氏と話してみたい」
氏はご自身のブログ「smashmedia」
を展開されているので、問い合わせのメールを出す感覚でファンサイトのことを話したら、なんと
すんなり会ってくれるという展開に発展したのです。
お伺いしてお話をしたら、予想通りではあったが川村とも私ともばっちり!
業界経験では先輩でありながら、非常に気さくに話をしてくれ、ウェブのみならず今後に向けて
マーケティングに関する情報交換をさせて頂けるような関係が築けました。

そういった意味では現代は本当にいい時代だと思います。
今まで出会うチャンスすらなかったのに、ウェブのおかげで今ではそのチャンスがかなり大きく
開かれている。
そして実際に会うことでまた波長は広がり、そこに新たに共感してくれる人がまた繋がる。
その過程はまさに「増殖」のイメージです。

この「増殖」のスピードと価値は、過去のそれを想像できないくらい大きく凌駕する可能性が
あります。
ただ、だからこそ「社会にとって良質なものとは何か」を常に検証していく必要と責任が、
ウェブを使える私たちにはあるんじゃないのかな、とも感じています。

こんな出会いをどんどん「増殖」させ、どんどんよいものを
発信する。発信してみたい。発信してしまえ。じわじわじわじわ。じわじわじわじわ。
「気概と気合だけは研究者」と自負しております。

P.S 右下に新たに加わった小さな苗木のブログパーツは
gremz グリムス。
「ブログを投稿することで実際の植林活動が行われる」という
プロジェクトのものです。なぜブログで植林?と思う方は
覗いてみてください。 週1回なので大木になれるのかどうか。。

2008年06月19日

第110回 紀州遠征

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先週の日曜日和歌山3市の商工会議所が合同主催し、パートナーであるジャイロ総合研究所
企画で開催されている「ネットショップ講座」の講師として和歌山 南紀白浜に行ってきました。

申し込みはキャンセル待ちもでるほどの盛況とのこと。1回目に講義をした川村からも、受講生の
方々の真剣なウェブに対する期待と熱意を感じると聞いていました。
紀伊半島の深い山並みを飛行機から眺めながら、陸路のアクセスが困難であろうかの地で、
どんなビジネスモデルを展開しようと受講生の方々は考えているのだろうと、気合十分で降り立ち
ました。

ファンサイトのチームに加わって3年半。この私がウェブ関連の講師をやることになるとは予想だに
しなかったのですが、皆でコツコツ勉強会を実施しつつ、お客様ごとのケースやいろいろな
先輩方のアドバイスを咀嚼しながら、自分なりにウェブの表層的なことに囚われない「マーケティング」の本質的な部分を実践してきた自負はあったので、それだけはなんとかわかりやすく伝えたいと思っていたのです。

受講生は梅干、ホテル、自動車部品、カーペット、リフォーム、農家、米屋、民芸品、蒲鉾など本当に千差万別。
講義は殆どパソコンに触らず、私が今までの経験で「肝」になると思ったところを話したのち、
実習形式で皆さんに考えてもらい、それを発表してもらうスタイルを取りました。
皆さんそれぞれウェブのリテラシーも違い、扱う商材も違うので、それを個別に聞くことでしか
問題点は見えてこないと思ったのですが、結果的にはそれを発表してもらうことで、受講生の方々
には個々に考えているビジネスへのヒントや問題が見つけられて参考になったというご意見もいただけました。

今、ウェブに関していえば業界でうわさの先端の技術や概念的なものと一般の人々の間には
まだまだ大きく深い「谷」があることを実感します。
その谷があることを承知で、言い方は悪いですが「商売のネタ」にしているビジネスモデルも数多く
存在するのも事実ですし、またある意味ではそれなりの結果を出しているものもあると思います。

流行の技術を導入した高いサイトを作ることが結果につながるのかどうか。
SEO対策に何十万ものお金を投資することが結果につながるのかどうか。
お金をもらって書く「ちょうちん記事」が本当に口コミや購買などの結果につながるのかどうか。
そもそもその予算をすべての企業が負担しなければ勝てないのかどうか。
訪れるお客様がサイトの中から本当に望んでいるものは何か。
我々ファンサイトの提唱する「ファンサイト」とはそもそも何なのか。
それを唱える私たちはお客様に対して何を提示することが最も喜ばれるのか。

この仕事をプロとして生業にしているからこそ問いは尽きません。

今回は雨の中遠いところから貴重な時間を割いて来て、この若輩の言葉を熱心に聴いてくれました。
ウェブに関して望みを持ち、真剣に自らの時間やお金を使って挑戦しようとしている多くの人たちが
和歌山に限らず全国にいるのです。
それを解決するために、時にはウェブに関しての幻想を砕いたとしても、それがお客様のためなら
伝えるべきだし、可能性があるなら真剣に考えて一緒に歩いていくチームでありたい。
皆さんが書いてくれたアンケートを読みながらそう思っています。

和歌山の皆さん、ありがとうございました。生の声を聞かせて頂き非常に参考になりました。
ウェブという得体の知れない怪物に対して、思いをもってぶつかっていこうとする皆さんを遠く
東京から応援していますよ。
今度はプライベートで行きたいなあ。そんときはぜひうまいごはんとお酒で語りましょう。

最後に名刺を頂いた熱心な皆さんのサイト・ブログをご紹介させて頂きます。
もし載せるな!ということであればお手数ですがご一報ください。でもある意味これも口コミ
PRだからいいのではないかな?(順不同)

紀州梅本舗さん(梅干)
ウエダ看板店さん(看板)
MG技研さん(ブログ) 
ヤマイチ本店さん(梅干)    
丸双蒲鉾店さん(蒲鉾)
ホテルベルヴェデーレさん(ホテル)   
山崎梅栄堂さん(梅干)   
ぱそこんマルヤさん(パソコン指導) 
ミユキインテリアさん(インテリア) 

2008年06月27日

第111回 台風情報

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                        「小宇宙」
 
「自己締め切り」まであと2時間。
昨日深夜、予想通りにPCをつけたまま倒れ込み、気がつけば現在午前6時。
残念ながら今日は夜までもう目をつぶるわけにはいかないようです。

とはいえ、季節にふさわしくまた小さいけれど新しい「台風」が私の周りで発生したので、
それを題材にすんなりと、いや気合で打ち始めることができほっとしています。

先日、この時代(あえて形容詞は使わずに皆さんの想像に任せます)に「自らの足で立つことを
決意し、そして己の人生を社会の中に軌跡として残したい」という若き経営者の方々との
ネットワークに、古くからの友人の紹介で参加させてもらうことになりました。

主催者の方にお会いしたところ、その経営者の方々の講演などを取材し記事を書かせて
もらえるとのこと。
詳細はまた発表しますのでお楽しみですが、先日は殆ど無一文から出発し、約10年でつい先日
上場を果たした会社の社長さんの講演でした。
講演も社長なら、周りのオーディエンスも社長、社長、社長。
おそらく私の人生の中で名刺交換した中で最も「社長率」の高いイベント。

今回は特にIT系の方が多かったとのことですが、印象を一言で言えば、決してお世辞ではなく
いい意味で「熱」がある。時代の先端を担っているという気合や自負みたいなものが皆さんから
匂うように沸き立っているといってはいいすぎだろうか。

自分もこの業界に身をおくことになって感じるのですが、技術や環境の変化が他の業界よりも
早い中で自らを際立たせるというテーマに突っ込むことに皆さん、好きで突っ込んでいってる
感じがしました。
しかもおもしろいのは、ITだからパキパキの理系ばかりだと思いきや、私のように「算数」の時代
から理系とは縁のないような人もこの業界でブンブン回ってたりするわけです。

私の周りで発生した「小型だけど非常に強い勢力をもつ台風」の動向に注目しながら
ここでもときどきリポートしていこうと思っています。

P.S 先週の「ファンサイト通信」で募集した「ファンサイト比較分析キャンペーン」が好評で
来週木曜日が締め切りですが既に残席が2社さまになりました。
分析はちょっとお時間を頂きますので、ご興味がおありの方はぜひお早めにお知らせください。

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