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2008年04月 アーカイブ

2008年04月03日

第100回 ムーヴメント

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気が付けばついにこのブログも100回を数えることができました。
今までお付き合い頂いた皆さん、心よりお礼申し上げます。
ファンサイトに入って右も左も分からないままスタートしたときと比べると、本当にいろいろな方々に
支えられてここまで来た気がします。ありがとうございます。

このブログを毎週書くことは「コミュニケーション」を生業とする私の仕事にとって
自己分析であり、社会に対する意見であり、友人や家族への口ではいいづらいメッセージであり、
ビジネスナレッジの振り返りでもありました。
まさにマラソンのように「継続は力なり」という実感を感じています。
とはいえ川村の約300回に比べるとまだまだ。これからも今までどおりに自分の「今」を語る訓練を
していきたいと思いますので、厳しく暖かくお付き合いください。

今年になってファンサイトの仕事はちょっと違うステージに入っています。
前回のブログに書いたように、お客様の中に「ファンサイト」を理解して応援してくれる方が
確実に増えてきているのです。
そんな中私たちはこのご縁を大事にし、私たちを媒介にしてつなげていくことで「ウェブサイトや
紙媒体の制作」という範疇に留まらずに、一つの案件をお客様を発展させる為の「ムーヴメント」
としてどこまで膨らませることができるかということに注力しています。

これはお客様や各界の友人知人からの「信頼感」があって初めてなりたつモデルだと思います。
私もメンバーも自らの人脈をかなり動員しています。
それは皆がファンサイトに雇われているのではないという意識で臨んでいるからで、その結果
おもしろい化学変化が起きようとしています。

例えば私の高校時代の友人の会社が扱う商品を、我々が応援団長として応援しているある
ドクターの国際貢献活動のシンボルとして制作したりなどがいい例です。

今まで想像しなかったこの「化学変化」を継続的に「ムーヴメント」にしていくお手伝いをする。
そこにはまた新たなハードルが出てくるかもしれませんが、よく巷で理想的なビジネスモデルの
スタイルとして謳われるWIN-WINの関係をつなぐ「-」の部分になり、最終的には3者がWINできる
モデルのエキスパートになることができたら、とても楽しくやりがいのある仕事ができると思うのです。

まだ私たちと出会うきっかけはないけれど、そんなふうなお付き合いに魅力を感じて頂ける
いろいろな業界の人たちとたくさんお会いし、それこそたくさんの「ムーヴメント」を巻き起こす。
考えるだけでもワクワクしてしまいます。
100回の節目にあたり、気持ちを新たにそんなチームを目指して頑張りたいと思います。
これからもながーくお付き合いください。

追伸:
4月11日(金) 午後~夜 弊社そばの浜町公園(都営新宿線「浜町」徒歩30秒 東京メトロ半蔵門線「水天宮前」日比谷線・都営浅草線「人形町」徒歩10分)で「ファンサイト設立記念花見会」(もうさすがに
散っていると思いますが。。)行います。時間はとにかく長くやっていますので、ご友人など
お誘い合わせの上ぜひともお越しください。お会いできることを弊社一同楽しみにしております!
できればお酒やジュース、おつまみなど持参大歓迎!
この日我々は朝から体調を整え、皆様にお付き合いする準備を整えておきます(笑)

2008年04月11日

第101回 イッカイメ

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皆さん、初めまして。改めての方も、初めまして。 柳澤 史樹と申します。

ここファンサイトでプロジェクトマネージャーなる大そうな名前を頂き、仕事をさせてもらっている
かたわら、皆さんに好き放題書いていることを読んでもらっております。
このブログを書き始めてから先週100回を越えたので今回は101回。当たり前だ(笑)
ともあれ改めて101回目のコトバを書かせていただいております。
100回の区切りに関しては、何だかまた「始まった」感が強いです。

そんなことを思いつつ、第1回「mission~使命」を読み直してみました。
2006年2月24日。ちょうど2年ちょっと前ですね。

そこにはこんなコトバが。

『・・それは、会っても会わなくても、今こうして何かしらのご縁で繋がったみなさんと共に、
精一杯、豊かな人生を送っていきたいと「宣言」することが、彼女にとって最高のたむけ言葉であり、
私に課せられた「ミッション」なのだと感じた、ということです・・』

「彼女」とはミクシィで出会った重い病気の方で、いろいろな話をちゃんとお話できた友達でした。
ちょうど1回目を書こうと思った瞬間、画面に家族の方からのお知らせで亡くなったことに衝撃を
受けて書いた文章でした。

このバーチャルの業界で突然デビューすることになり、それをここで皆さんにお知らせしようと
思ったそのときに、顔も見たことのない、事実「画面上」でしか存在しなかった人の死に対して、
ショックを受けたのです。

     「コ レ ハ グ ウ ゼ ン ジ ャ ナ イ」

それは「会っていない」のにコミュニケーションのかなりの大部分を占めることがウェブでは本当に
できるのだ!と実感した衝撃でした。

・・・ウェブには可能性があると思います。
「シンクロニシティ」もあるし、「感動」もあるし、「悲しい話」もあるし、「怒り」もある。「愛」もある。

しかし今改めて「1回目」の心持ちで読み返すと、上の文章に「校正」を入れたくなりました。

それは「会っても会わなくても」というくだりです。
ウェブサイトにどれだけ可能性があるにせよ、最終的にそれはやはり「道具」。
ウェブサイトはやはりリアルなコミュニケーションへと繋がるためのただの「道具」であったほうが
ベターだとおもうわけです。

この「道具」をどのようにぶん回していろいろな人をリアルに繋ぐお手伝いができるかな。
私はどんな人とお会いできるかな。
そして、そのつながりがいろいろな人の幸せに貢献できたらいいなあ。

そんなことをこの新たな「1回目」に感じております。

柳澤 史樹でした。

                                                 2008年4月11日

P.S 2007年7月以前のブログ記事は画面右下「リンク」の下「バックナンバー」よりお入り
いただけます。今と書いていること違うけどもしよかったら読んでみてください。

2008年04月17日

第102回 イキモノ

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ウェブサイトはイキモノだと思います。
いろいろな人の熱が伝わります。
ただし「熱が伝わりやすい」ということは逆説的に「冷めやすい」ということでもあります。

苦しい思いをした昨年、わたしたちは特に強くそんな実感を感じました。

私たちはお客様の応援団として、どんな考えをどのように表現するか、そしてどうやって
そのファンを作っていくのかというテーマを日夜考えているわけです。
でも、その中でもなぜかお客様から熱を感じない案件がいくつかありました。
そしてそのようなプロジェクトはなぜかうまくいきませんでした。

それほど高度な技術があるわけでもない黎明期から、ドッグイヤーといわれた技術革新の
波にももまれながら、ウェブに対する規制や決まりも整備しながらのまさに
「走りながら考える」10余年だったのだと思います。

そのまさに雑多な構造を整理しなければ、と登場した「ウェブ標準」のような決まり。
いずれにしても整理は必要だったとはいえ、本来ウェブのもつ可能性が削がれ、
楽しさを失い、その「標準」を守るために担当者の方の「熱」がなくなってしまったケースも
多々存在したと思います。

作る側がおもしろがってないのに、見る側がおもしろいわけがない。
その意味でウェブは演劇や音楽、映画とかと全く同じような性質をもつ「イキモノ」なんですね。
そして「イキモノ」である以上、手をかけてゆっくりと育てていかなければよいサイトには育たない。
その意味ではお店などと同じ性質をもつものだと思います。

一発派手なサイトを作ってハイオワリ、ではなく、扱いの難しいこの「イキモノ」をどこまで
お客様と一緒になって楽しみながら作り、育てていくことができるか。
わたしたちはお客様の熱を感じることができる「イキモノサイト」をたくさん作って
育てていきたいです。

P.S ついに先日、心から敬愛するFoo Fighters のライブを幕張メッセで見ることができました。
とにかく最高でした。最高でした。最高でした。他の言葉が見当たらない。
花道のすぐ脇で彼の姿を見たことの実感は、翌日からじわじわと沸いてきました。
大阪のライブはチケットを取ったのですが、お客様との大事な会合で本当に泣く泣く断念。
しかしおかげでとてもいいお話ができたと思っています。
そしてその想いをいつか必ず海外の彼らのライブでぶつけてやろうと心に誓いました。


2008年04月24日

第103回 ホンモノ

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F先生にお会いしました。
第一印象は「鋭い。しかしなんとも暖かく楽しみを知っている目をした方だな。」

F先生は、1972年設立という長い歴史をもつ、国内最大級の国際協力NGO(非政府組織)
「シャプラニール」の設立当初からバングラディシュはじめ南アジアの国々を支援する活動に
なんと36年にわたり貢献してきた方です。

36年・・・・ ほとんど私の人生と同じくらいの長さ。そんな先生に直接いろいろなお話を聞ける
チャンスをもらいました。場所は人形町の誇る老舗居酒屋笹新です。

先生は「日本の経済成長の流れの中で、政府と企業という大きな2つの仕組みの中で
アイデンティティを見つけるという生き方を選択しなかった自分に、バングラディシュの国や
人々が本当に多くのことを教えてくれたんだよねえ。」と焼酎のお湯割りをくぴくぴ飲みながら
語ってくれました。
現在バングラディシュは校長先生でも15,000円程度の経済水準ですが、それでもグローバリズム
の流れが押し寄せ、人材も都市部へ集中化、どんどん発展を重ねていっているそうです。

先生は「何が自分のアイディンティティか、などということを考えるなんて余裕はなく必死で
やってきたけど、ここ数年は周りの方々がそれを評価してくれることになっていることを
ようやく実感していて、とても楽しいよ。」とおっしゃっていました。

いくつかの大学で講義をされていて、受け持ったクラスの若い学生達が最初はグダグダ
していたのが、講義を聞くうちに真剣に授業に取り組むようになり、どんどん変わっていくさまに
物凄いエネルギーを感じるともおっしゃっていました。
最近の若い人たちに対して悲観的に考えていた私にとってその話は新鮮でした。
これだけ社会が混沌と不安の中でもがいている状況であるからこそ、先生のような主義や
理念に基づいた生き方に共鳴する若者も逆にいるのだ。そう感じたのです。

また、華美が美徳とされた戦国時代にわびさびというスタイルを提示した千利休のように、
現代は全く新しいイノベーションが求められており、確かにその実感を感じているといっていました。

そんなこんなで話しは尽きず、あっという間に楽しい時間はすぎていきました。
とにかく全てが貫いてきた「ホンモノ」のコトバだけに、とても説得力があるのです。
『理念に基づいた行動の積み重ねでしか「ホンモノ」にはなれない』

私も未熟ではありますが、先生のような「ホンモノ」を目指して歩いていきたいと思います。

P.S シャプラニールでは現在古本やCD、ゲームソフトなどを捨てずにシャプラニールを通じて
業者に買い取ってもらった金額を南アジアの人々の支援活動に役立てる「ステナイ生活」
を行っています。
古本2冊でストリートチルドレン20人分のミルクが購入できるとか、CD3枚で6人の大人が文字の
読み書きを学べるそうです。使用済みのプリペイドカードも使えるというのにはびっくり。
ぜひ覗いてみてください。


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