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2008年01月 アーカイブ

2008年01月10日

第88回 年賀状

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皆さん明けましておめでとうございます。
昨年は「The Value of Life」にお付き合い頂き誠にありがとうございました。
本年も何卒宜しくお願い致します。

さて、今年のお正月。
年賀状を自分から書くという習慣がいつからなくなったのか。
実はここ何年か殆ど自分から年賀状を出さず、送ってくれた友人だけには遅れて出す、
ということをやってきました。

しかし返事は住所から文章から全て直筆で書いてきました。
久しぶりに書くことになればやはりその方を思い浮かべながら書くので、そこそこの量に
なるわけです。正直その負担を避けたい、と思っていたのだと思います。

しかし一筆もない印刷されただけの年賀状を見ると、何だか申し訳ない気持ちになりつつも
断る理由もなく困った・・という経験があることから、それは本当のコミュニケーションなのかな、
という自分なりの想いがあったのも事実です。

とはいえ今年はお仕事で知り合いになった方が私宛てに年賀状をたくさんくれました。
しかもわざわざ一筆を添えて書いてくれた方がたくさんいました。
本当に本当にありがとうございます。ただ皆さんにお返事をしていない失礼をお許しください(汗)。
この場を借りてお侘びとお礼を申し上げます。

頂いた年賀状を一つ一つ読み返し、しみじみ感謝すると共に既に来年に向けて一つのこと
を思いました。

「来年私が出したいと思った人には年賀状を出そう」

いろいろな方が、ファンサイトの目指すリアルとウェブの新しいコミュニケーションに期待をして
くださっているのを日々実感すると共に、責任の重さをひしひしと感じる年明けです。

そんな中、生意気かもしれませんが、コミュニケーションに関してずーっと考えているような
仕事をしている以上出すからにはしっかりとその方を思い出しながら丁寧に年賀状を書きたい
と思います。

皆さん、今年も何卒宜しくお願い致します。


2008年01月17日

第89回 インスパイア

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私が最も好きな言葉の一つです。

inspire インスパイア=活気を与える、奮起{ふんき}させる、ひらめかせる、着想{ちゃくそう}させる、~の創作意欲{そうさく いよく}をかき立てる、呼び起こすなどなど。

今年に入ってから、インスパイアされる出会いが続いています。

携帯電話のauが2001年
「auデザインプロジェクト」
と銘打って行った大きなプロジェクトがあります。
「携帯電話にデザインを」というそれまでになかった打ち出し方で大成功を収め、現在も継続して
いますが、私の携帯は過去2つともそのプロジェクトの作品なのです。

1つはそのデザインが大きな評価を受けニューヨーク近代美術館の収蔵品に認定された「INFOBAR」
そして今も使っているカメラが最高の「PENCK」。
私としてはこのプロジェクトの「とんがり」が好きで、どちらにも大変満足をしているのですが、
このプロジェクトを仕切ったデザインプロデューサーの小牟田啓博さんと先日お会いすることができました。
小牟田氏はその後独立され、地元相模原市のポスターを作られたり、ソフトバンクの携帯をプロデュースしたりと大活躍されています。

しかしその経緯は不思議な符号の一致がありました。
これまた不思議な出会いで仲良くなった知人とと中学時代のヤン○ー学生服「ジョニーケー」の話で盛り上がり、そのことを調べようとその方が検索したら、小牟田氏が「ジョニーケー」についてご自分のブログに書いていたこと(笑)がそもそもの始まり。

それだけでも不思議なのに、発売当時にテレビで特集された小牟田氏の映像を偶然
見ていたのです。極真空手の門下生でもあった氏が道場で汗を流す映像を見て
「でかいプロジェクトを成功させ、私が気に入ったカッコイイ携帯をプロデュース、しかも空手もやるのか。。やるなあー。かっこいいなあ。」と思っていたら、なんとその氏と中学生の学ランの話がきっかけでお会いできることになろうとは(笑)

そして予想していたとおり、紹介した代表の川村とも話がはずみ、予定時間をすぎてしまうほど
話は多岐に渡り盛り上がりました。

ブランディング、モノ作りへの想い、プロジェクト時の苦労話、今お互いにやっていること、
これからの方向性などなど。
 
それぞれの業界で実績を残してきた二人の話を傍らで聞きながら、私はとても「インスパイア」
されました。「私もこんなふうに人に誇りをもって話せる仕事をしたい」
弊社の対談に出演依頼をしたところ、快諾してくれました。皆さん、ご期待くださいね。

時間はかかったけれど、いつか会ってみたいと思っていた方とお会いし、仕事の話ができる
なんて予想もしなかったことが実現したことを考えると、縁とはそういうものかもしれませんね。
小牟田氏に限らず、尊敬できる方との出会いでインスパイアされ、今の自分があるのです。
今年はとにかくいろいろな人と出会ってインスパイアされまくって、自分のオリジナリティを
もっともっと強く、もっともっと確立していく。

今年は「インスパイアyear!」くらいの勢いでいろんな方とお会いできることを楽しみに
頑張りますので、宜しくお願い致します。


2008年01月24日

第90回 欲張り

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ファンサイトは「欲張り」集団だ、と私は勝手に思っています。

この国に生きるものとして今、頭に浮かんだ言葉を列挙すると
「人との調和」「察しの文化」「村八分」「加工力のある国民性」「恥の文化」「農耕民族」「お人よし」
「わびさび」 などが浮かんできます。
ちなみに私は日本人であることをとても誇りに思っているし、日本の技術の素晴しさや生産性の高さなどは世界のトップレベルだと信じています。だからこそ奇跡的な経済復興を成し遂げることが
できたのだろうと思っています。

しかし今の日本人はそのようなことを考えながら生きているのでしょうか。
村を作り皆で協力してコメを作り、その中で調和を保ちながら仲良く暮らしていた日本人は、
今岐路に立っているような気がします。

というのも、そのような文化特性がどんどん失われていく中で自分達のアイデンティティを見つけ
られない人が多くなり、代わりに何だかスジの違ったヘンな「個人主義」が蔓延した結果
何だか全く主張のない非常に寂しい国になっていっているような気がしてなりません。

そんな中、我々はある意味「特殊な集団」です。
同じ目標を掲げ、同じご飯を食べ( しかもしょっちゅう 厳密には「ご馳走になっている」)
同じ苦しみを共有し、同じことに怒り、同じことに喜びや価値を感じる。
私の人生の中でこのチームは、仕事だけのつながりというにはかなり「濃いー」のです。

でもそんな中でも従来の日本社会にあったような「皆と同じでなくてはならない」的なしがらみは
全くなく 「優秀な人材とは自己管理ができる人材であるべし」という川村の口癖のとおり、全員が今すべきことをしている、という点において全くの疑いをもたずに全員が動いています。
さらにはお客様としてお付き合いする方々で、そのメンバーとして参加してくれている方も
いらっしゃいます。

誰にガタガタいわれなくとも自分の役割を理解し、目標を達成するために全員で力を
合わせる。そして結果を残す。その結果をどう享受し、どのように人生に活かしていくかは
我々が各々決定していく。
かといってそれは突き放した「個人主義」ではないし、必要であれば全員が私の相談にのって
くれるメンバーだと信じています。

そんな意味でこの仕事のスタイルは「理想主義的」といわれるかもしれません。また私の力は
現状求められているものに100%は応えられていないと思います。

でも、そのスタイルを確立しよう、そここそが大事だ、と言い張りながら結果を出そうとしている
私達は結局のところ「欲張り」集団だ、と思わざるを得ません。
でもそんな「欲張り」でいつまでもいたいな、そう思います。

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