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2007年09月 アーカイブ

2007年09月07日

第73回 ルイトモ

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イタリアの超有名ブランドのニセモノではありません。 
若い人の言葉で「類は友を呼ぶ」の意味です。殆どの方は知ってますよね?

このような日本語の変化に対して眉をひそめる意見も多く、私も若い女の子が
電車でいきなり「○○じゃね?」というのを聞いて「ピキッ」と頭の中で音がする
経験を何度かしたことがあります。
長年の歴史の中で培われた言葉はそれが日本人の意識の中で情緒的な意味
をもって形成されてきたものであるからこそ、サウンドとしての美しさがあると思うのですね。

しかしかといって全てを否定するつもりはなく、ときとして「なるほどよく縮めたなあ」と
思わされてしまうものもあります。時代と共に言葉は変化するものだと思います。
それよりもその言葉本来の意味をしっかり理解されず、本来の言葉自体が軽視される
ことのほうが問題だと思うのです。

まあどうであれ「ルイトモ」は真理だ、と思います。前置きが長すぎましたね。

ある信念や信条、軸となるものを自ら定め、それに向かっている人たちというのは一種の
「匂い」を感じます。前向きにがんばっているだとか、人には負けないこだわりがあるとか、
人への思いやりがあるとか、とても優秀だけどそれを鼻にかけたりせず、柔軟な発想をできる
だとか、人生を楽しむスタンスを分かっているだとか。

そんな匂いがする方々が私は好きなので、そこを感じよう、共有したいとか勉強させてもらいたい、
というアプローチが向こうの方にも伝わるのか、とてもよい出会いがたくさんあります。
そこで気がつくととても質の高い人々が集まっていて、その人たちとの連動が相乗効果でさらに
大きなパワーを生みだす。そんな「ルイトモ」をどんどんどんどん繋げていって、いいにおいのする
「ルイトモ」集団でいい仕事ができたら、それに勝る充実感はないですよね。

厳しい現実の中でそれは理想だといわれるかもしれません。確かにそんなに甘くない、という
意見もあるかと思います。ただ、「類は友を呼ぶ」が「ルイトモ」であるように、否定ばかりでは
面白くない。本当の意味を理解しつついいものは受け入れる、理解しあえる、柔軟な感覚をもった
優秀な方々とこれからどんな展開が待っているのだろう。そんな期待感を感じるここ最近です。


2007年09月14日

第74回 胃のイタイ話

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田中とテーマがダブってしまいましたが、違った切り口だと思って読んでみてください。

突然の宰相辞任劇に日本中がてんやわんや。
カメラは非情にも記者会見を行う彼のよどみ切った目を中心にその表情を鮮明に
映し出していました。

そこで気になったのはメディア操作の匂い。記者会見で彼は「テロとの争いに私では不十分だ」
といったことは全員が聞いていたはず。なのにいつの間にか世論のフォーカスを「健康問題」
に摩り替えようと必死になっている匂いを感じずにいられなかったのは私だけでしょうか。

テロとの争い、は当然解決しなければならないことだと思います。
しかし今の日本で宰相が一切を投げ出していなくなってしまう、政治が空白になる。
その理由に「テロとの争い」が真っ先にくること自体が私には理解ができないのです。

辞任の原因は「ストレスから来る機能性胃腸症」 だそうです。
分からないでもないけど、この格差社会で必死にストレスと戦い、胃を壊しながら必死に
生きてる人なんて腐るほどいるんじゃないのかな。

分かりづらくなってしまって申し訳ないのですが、多くの人がこの社会でストレスと戦っていると
私は思っています。
全員が彼の責任だといってるわけじゃないし、こんなときでも今後の改革を期待する声も
当然あったと思うのです。

「テロとの戦い」も大事かもしれないけど、誤解を恐れずにいうなら「私は胃を壊しちゃいました。
でも多くの人が胃を壊しているこの社会を我々は一緒に苦しみながら、でも立て直します!」
というメッセージのほうが私ならもう一度この国を任せてみよう、と思うなあ(笑)。

一国を引っ張るべき宰相の最後の幕引きの理由が「テロとの争い」だったこと、そしてそれを
「胃のイタイ話」へと意識を逸らそうという流れに対してこそ、国民である我々が真剣に考えるべき
ところなのではないかと思うのです。


2007年09月20日

第75回 ヤングライオン

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かなり昔にどこかでこのコトバを聞いて以来このコトバのファンです。
直感的に若さと力強さを感じる響きが気に入って、それ以来好きなのです。

ネットの百科事典「ウィキペディア」で検索したら、このコトバはどうやらある
プロレス団体の若手のことを指すようですが、私のいっているのは彼らのこと
ではありません。
私の勝手な定義では、特定の人を指しているのではなく
「骨っぽい若々しい奴ら」という意味で理解しています。

今日たまたま食事をした地元のつけ麺屋で、20代前半~半ばとみられる店員さんが
活気よく働いていました。
駅のそばでできたばかりのその店は、入り口に見えるところに製麺機を設置し、自家製麺の
つけ麺を売りにしている店です。
てきぱきしながら声を出し、活気のある店内には入れ替わりお客が来てその店の人気ぶりを
感じました。 味もうまい。

でもこういうチェーン店もあるし、どうなんだろう、と思って若い店長に話を聞くとあくまでも
その店が一号店で、彼がやとわれ店長ながら製麺までやっているとのこと。
平日は20キロ、週末はなんと40キロの粉を使って麺をつくるそうです。

その話し振りはビシッとして礼儀正しく、とても好感がもてるものでした。

あるお客様の社長から聞いた話ですが、外食産業の人材確保はとても困難だそうです。
キツイ仕事だし競争が激しくうまくて当たり前、接客も調理もしなきゃいけない。
また人の生存を支える立派な仕事であるのに、食の仕事をあまり認めていない
親御さんも多いし、若い人でもそのような人が多い、とその社長さんはいっていました。

そんな中でビジネス的にも、全て同じようなチェーン店ばかりになっていく外食産業の中で、
今日の店は確かに「ヤングライオン」がいました。

どんな仕事であれ、その仕事に誇りをもって一生懸命やっていくことで実力をつけ、そして周りを巻き込んでいくのだと思います。
私も社会ではまだまだ未熟。私もまだまだ若い!と都合よく解釈して多くのお客様や先輩方にも
「こいつはヤングライオンだな」と思ってもらえるよう精進していきたいと思います。


2007年09月28日

第76回 ドン・キホーテ

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以前から読んで頂いている方は御存知かと思いますが、弊社では広報関連のサポートも
行っています。
業界誌「WebExpert」の最新号でも取り上げられているように、従来の「広告」がそれほど機能
しないといわれる昨今、広報を含めた「PR」がマーケティングの手法として非常に注目されているようです。

昨日はその仕事の一環で、ファンサイトがPRのお仕事をさせて頂いているお客様の
プレスリリース(企業がマスコミなどに発表するニュースソースを書いた原稿)
をもって都内の新聞社を回りました。

新聞社の大きな建物の中にリリースを受け付けてくれる
部署に持っていくのですが、日々それこそごっそりとした数のリリースを
新聞社の各編集部に振り分けるための部屋があるくらいですから、新聞に掲載される
ことというのがどれだけ大変なことなのか、肌で感じます。

普段は歩かない汐留エリアなど、ビルのでかさにも目を見張ります。
そんなビルの谷間を動き回ると、これもまたあらためて「社会」の大きさみたいなのを
実感もします。

そんな中、歩きながら頭に浮かびました。 
「ドン・キホーテ」みたいだ。

スペインの貧しい下級貴族が、騎士道物語を読みすぎて自らを「伝説の騎士」と思い込み、
遍歴の旅に出る。たくさんの風車に突進しては敗れるという中で、彼はそれを魔法使いの
しわざと言い張り、部下の現実的な忠告も聞かず旅を重ねる。。
恥ずかしながら、原作を読んでないので最後は知りません(笑)

都内8箇所を巡る「旅」の中、巨大なビル群や無数の人達のうごめく「社会」に投げるたった数枚
の原稿。
載る可能性の方が少ないのに、せっせせっせと書いて、蒔く。せっせせっせと書いて、蒔く。
それも簡単にじゃなく、頭を振り絞ってA4一枚の中にいいたいことをなるべく盛り込んだいわば
「力作」(笑)を。

ただ、「これは絶対に報せるべきだ!」と信じて回った結果、それが実際今まで大きな新聞に
掲載されたりして、その反響が実際にあるのを感じていると、その「遍歴の旅」もなぜか苦痛
ではないのです。メディアに載ることはよくも悪くも「こと」はでっかくなりますからね。

またも長くなってしまいましたが、結局は人と情報がブンブン回る「風車」に突っ込んでいくような
「広報 PR」の仕事が私は好きなんだということをいいたかっただけなのでした。

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