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   <title>ヒマラヤほどのミサイル | 田中 滋</title>
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   <title>第117回『感謝を込めて』</title>
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   <published>2009-03-06T00:13:47Z</published>
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   <summary>先日、確定申告の計算をしてみました。 なかなか思うような額が算出されず「うへえ」...</summary>
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      先日、確定申告の計算をしてみました。
なかなか思うような額が算出されず「うへえ」と思ってしまいました。７月より、フリーランスのライターとして活動してきたため、なにも支払がない月が１～２ヶ月あったことを考えると、昨年より微増しているのは、順調な滑り出しなのかもしれません。今年は倍増させる野望もあり、奮闘中です。

しばらくの間、このブログの更新が滞ってしまいました。みなさまにご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ございません。いま、自分はあるサッカーチームを追いかけているわけですが、そのチームについての著作を執筆しておりました。サッカーに関する本をすべて自分で書くのは初めてです。

確か、川村が「ファンサイト入門」を書いたとき、編集の方から「本を書く人には書かざるを得ない理由がある」と言われていたことをうっすらと覚えています。自分にとって、この本はまさにそうした位置を占めるものでした。番記者を務めている紅いユニホームのチームは、Jリーグのなかでも強豪と呼ばれ、最多の優勝回数を誇ります。93年にJリーグが開幕して以来、チームカラーが変わらないのはそのチームだけです。なぜ、それが可能なのかを知りたいと思ったとき、チームの強化を担当する方がずっと変わらずに続けておられることを知りました。

「ビジョナリーカンパニー」という本があります。世界中の企業ので、同分野にいくつもライバル企業があるにもかかわらず、連綿とNO.1の地位を守り続けている会社を徹底的に調べ、その秘密をさぐった本です。そこで述べられているのは、企業理念や経営哲学の社員に対する徹底でした。そのJリーグのチームは、まさにこのビジョナリーカンパニーでした。一貫して守り続けてきた理念があったのです。そのことをどうしても伝えたいと思い本を書きました。

どこまで伝えられたかわかりませんが、３月下旬から４月上旬には書店に並ぶと思います。紅と青の横縞の表紙が見えたらぜひ手に取ってみてください。

100回を越える文章を書き連ねてきたこのブログですが、一旦閉鎖させて頂こうと思います。ライターとしての仕事も軌道に乗り、ここに残っている文章には、今後のことを考えるとあまり都合の良くないものもいくつか交じっています。一度、削除した方が良いと判断致しました。

ファンサイトのみなさま、そこに集う多くの皆々様には大変お世話になりました。
ブログは無くなりますが、ファンサイトで学んだことは心に刻みつけていきたいと思います。
いままでどうもありがとうございました。
また、お会いできる日まで

      
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   <title>第116回『伝統』</title>
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   <published>2009-02-05T10:54:12Z</published>
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   <summary>先日、歌舞伎を初めて見に行きました。 いやはや、おもしろい！ 極上のエンターテイ...</summary>
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      先日、歌舞伎を初めて見に行きました。
いやはや、おもしろい！
極上のエンターテイメントであることはもちろんのこと、歌舞伎役者たちの背景を考えると、ますますこの伝統芸能を守り受け継いできたことの意味に興味が湧きました。

というのも、歌舞伎を見る前に、市川笑也という国立劇場歌舞伎俳優研修生から、猿之助門下の花形役者に大抜擢された人物の文章を読んでいたからです。僕が見た舞台は、勘三郎がメインのものでしたが、ご存じのとおり、中村屋が得意とする演目で、主役となれるのは、その一門の長以外にはありえません。その良し悪しは置いておいて、そうした事実を知ると、勘三郎の下で”馬の足”を演じている役者にも、意識が行き、それぞれがそれぞれの場所で職人芸を披露していることが、よくわかったため、非常におもしろかったのだと思います。

受け継ぐというのは、技であったり、精神であったり、いろんなものを遺し、それを大事に守り伝えていくことだと思います。役者だけでなく、三味線や謡い手にしても、代々伝えられて生きたものがあるのでしょう。そうしたものを介して、江戸時代の町人たちと、自分自身もどこかでつながっていることを実感でき、すごく嬉しく感じました。

スポーツの世界でも、レジェンドは大切にされ、常に敬意を払われています。欧米のスタジアムなどに行くと、例えばマジック・ジョンソンの銅像が飾ってあったり、これまで獲得したトロフィーなどが、誇らしげに並んでいるわけです。尊敬のまなざしはいつまでも変わりません。

このオフ、清原選手や野茂選手が引退しました。
正統派の選手ではなかった二人ですが、彼らも間違いなくレジェンドとして扱われるべき選手たちです。ホームランを打つ実力がなくなったくせにいつまでも悪あがきして、高給を稼いでいたと批判することは簡単ですし、大リーグから不要になった男とのレッテルを貼ることも簡単です。ですが、それは、僕たちが彼らのプレーを見て熱くなった日々の価値を下げることでもあります。

彼らの現役時代を目の当たりにし、すばらしい勝負を繰り広げた選手だったことを語り継いでいくことが、じつはとても大事なことなんだと思います。
      
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   <title>第115回『速く歩けないから』</title>
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   <published>2009-01-29T11:51:21Z</published>
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   <summary>先日、フットサルで膝をひねってしまい、不自由な生活が続いています。 一時は靱帯を...</summary>
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      先日、フットサルで膝をひねってしまい、不自由な生活が続いています。
一時は靱帯を切ってしまったかと思ったのですが、どうやら腫れているだけのよう。
半年くらい運動が出来ないのか、と落ち込んでいたのですが、大丈夫なようです。

ただ、歩く速さはお年寄り並み。
えっちらおっちら歩いています。

速く歩けなくなって気がつくことが一つ。
東京は本当にすごいスピードで動いている街なんだ、ということです。
例えば新宿駅。人波の動きにはまったく付いていけません。
付いていけないのは仕方がないことなのですが、
なぜが、悪いことをしている気持ち、迷惑をかけている気持ちになります。

自分のペースでゆっくり歩ける場所にくるとホッと一息。
自分を取り戻すことが出来ます。


怪我をしていないときは、自分もあのスピードで動いていたと思います。
ひとりでもスピードに乗り遅れている人がいると、ペースを乱され、イライラしていました。
しかし、果たしてそれは自分のスピードだったのかはなはだ疑問です。
動いていたのではなく、動かされていたのでは…。

人間は社会性が前提となる生き物です。
ただ、そのことに自覚的であるか、無自覚であるかでは、大きな違いがある気がします。
効率的な社会を是とすればするほど、それにそぐわない人が排除されます。
怪我をして、なんだかそんなことを思わされました。

      
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   <title>第114回『計画』</title>
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   <published>2009-01-22T14:31:04Z</published>
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   <summary>先日、ライターとしての年間計画を立ててみました。 だいたいどれくらいの稼ぎが得ら...</summary>
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      先日、ライターとしての年間計画を立ててみました。

だいたいどれくらいの稼ぎが得られるのか。昨年で、１年間がどうやって回っていくのかがだいたい掴むことが出来ましたので、計画も雲を掴むようなものから、より具体的な数字を意識できるようになりました。目標達成のためには、数字が明確になることが大前提だっただけに、大きな進歩です。

うまく計画が達成できるようにがんばっていきたいと思います。


ただ、計画を考えていくなかで、閉塞感があったのも事実です。
「今年は良いけれど、来年、再来年もこれでいいのか？」という不安が頭をもたげます。
つまり、年々、収入が増えていく構造になっていないのです。
これから先、結婚、子育て、一気に飛んで老後。
卑近なところでは、パソコンも買い換えたいし、インテリアにこだわった部屋にも住みたい。

しかし、不況といわれるなかで、紙媒体はどんどん勢いをなくしています。
ギャランティの上昇は望むべくもないでしょう。。。
ただ、手をこまねいている必要はない。
いまのうちに、新たな方策を探るのが良策なはずです。

幸い、”エルゴラッソ”という優良コンテンツがすぐそばに転がっています。
これをもっともっとうまく生かす方法、サッカーに新たなファンを呼び込む方法、新たな需要を作り出す方法は、きっとあるはずです。ライターの範疇は越えますが、ライターという立場を守るためにも、新たな局面に飛び出すことが、一番の近道でしょう。

例えば、エルゴラが誇る番記者の記事を、１シーズン分まとめて、チーム毎にダウンロード販売するなんておもしろそうな気がします。プレビュー、フォーメーション、マッチレポートが１シーズン分。

単に自分の記事がまとまったPDFがあったらウレシイだけかもしれませんが（笑）


      
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   <title>第113回『S＋V』</title>
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   <published>2009-01-08T23:36:45Z</published>
   <updated>2009-01-08T23:37:17Z</updated>
   
   <summary>新年明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願い致します。 年末年始。...</summary>
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      新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

年末年始。
Jリーグが休みに入ったと同時に腑抜けのように何もやる気が起きなくなったため、、むしろ積極的になにもしないことで充電期間とした日々もようやく終わり、切り替えができました。

３月からはまた新たなシーズンが始まります。
それまでに、昨季の至らなかった部分で成長を見せなければ。
そしてなにより、シーズン開幕までに本を１冊、執筆せねばなりません。
自分の人生を変えるかもしれないこの本。
しばらくは、そのことで頭がいっぱいになる日々と思います。

ただ、テーマが大きすぎて、どこから手を付ければいいのかわからなず、時間がいたずらに過ぎていきました。そのとき、手にしたある本から見えてきたのは「S＋V」の文字。結局、本の記述というのは主語と動詞が基本。誰がなにをしたのか、を読者に伝えるためのものとのこと。

目から鱗が落ちました。
うっかり、そんなことも忘れていた。

やるべきことは見えました。
あとは実行あるのみ。

      
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   <title>第112回『2008年超個人的映画選』</title>
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   <published>2008-12-18T16:59:02Z</published>
   <updated>2009-01-08T23:27:19Z</updated>
   
   <summary>Jリーグは鹿島アントラーズの優勝で終わり、ようやく一段落つきました。気がつけば今...</summary>
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      <![CDATA[Jリーグは鹿島アントラーズの優勝で終わり、ようやく一段落つきました。気がつけば今年もいよいよ年の瀬。今年出会った本と映画の中で心に残ったものを紹介したいと思います。


映画は今日までで96本。目標としていた100本まであと少し。すばらしかった映画がなかなか多い一年だったと思います。『ぐるりのこと』、『ダークナイト』、『カンナさん大成功です』、『マインドゲーム』、『サンキュー・スモーキング』、『サヨナラCOLOR』と言った作品は特に心に残りました。コメディー調な『サンキュー・スモーキング』以外は、テーマ性も深いので何度も見返したい映画です。


<strong>最優秀作品　『ブラインドネス』</strong>


そんな中、世の中にはあまり話題にならないまま埋もれてしまうすばらしい作品があり、この映画もその一つだと思います。
「全世界、失明」という変なキャッチコピーのおかげで、昨今流行の世紀末的パニックムービーのひとつに分類されてしまったのが不幸だったのではないでしょうか。フェルナンド・メイレレスの作品ということでストレートに売ればこんなはずじゃなかったのに。配給会社の罪は深いと思います。


世界に奇病などが広まり、人類は絶滅の危機に瀕する『アイ・アム・レジェンド』『トゥモローワールド』『ミスト』。個々で見ればどれもおもしろい作品ですが、これだけ立て続けに似たような題材の作品が並ぶと、アメリカに蔓延るキリストへの原罪意識の復活にはちょっと辟易します。今週末には『地球が静止する日』などという映画も控えているようです。


この映画は、そうした作品群とは一線を画します。僕としては、フェルナンド・ メイレレスによるアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥへの挑戦状だと思いました。話題を集めた『バベル』で、世界の断絶があまりに深く、つながることができないことに絶望したイニャリトゥに対し、「そうではない！」とメイレレスが断固反旗を振りかざしたのがこの映画だと思ったのです。


突然、目が見えなくなったときに見えてくるもの。ラストシーンはすばらしい感動に包まれます。
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   <title>第111回『フリーランスになって』</title>
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   <published>2008-11-27T18:24:59Z</published>
   <updated>2008-11-27T18:25:58Z</updated>
   
   <summary>笹塚という街に引っ越してきて早１年半が過ぎようとしています。 来年の６月には更新...</summary>
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      笹塚という街に引っ越してきて早１年半が過ぎようとしています。
来年の６月には更新を迎えるのでそろそろ引っ越すことを考えなければ。
笹塚という街はいいところだし部屋も向かい公園なので窮屈な感じもないのが気に入っているのですが、単なるアパートなので”音”が気になります。隣の声やら、物音が聞こえることはしばしば。幸い、みんな静かな人たちなので普段はまったく気にならないのですが、、、

ここに来てから、自分の境遇も変化し、７月からはフリーランスのライターとして働くようになりました。完全なフリーランスとなったときは本当にやっていけるのかどうか不安で一杯でしたが、なんとかかんとか７月、８月、９月、１０月、１１月と５ヶ月が過ぎました。
支えてくれている多くの方々に感謝です。

ライターとしての仕事もようやく軌道に乗ってきたので、今度はその上乗せをどこまで増やせるかを考えていかないといけません。そのためには作業効率をあげることが重要。自分自身の性格も考えると、自宅兼仕事場というのは気持ちの切り替えができないこともありあまり合っていないようです。

さっそくPCの替えるべく新品バッテリーを購入。7.5時間だった駆動時間もいまや半分以下に落ちていただけに、モバイル機能を復活させて外での仕事の効率をもう一度復活させようと思います。

そして、最初に書いた引っ越し。調べてみると池袋の図書館がなかなか良さそう。新しくなったばかりで電源だけでなくLANも使わせてくれるとはイイ感じ。それじゃあ、池袋に狙いを定めて引っ越し資金を貯めることにしますか。

      
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   <title>第110回『一流を知る』</title>
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   <published>2008-11-20T07:40:09Z</published>
   <updated>2008-11-20T07:41:11Z</updated>
   
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      この間の日曜日、天気が悪く気温も低かったこともあり一日中テレビの前にいた。
東京女子マラソン　→　バドミントン女子ダブルス決勝　→　男子ゴルフトーナメント
という具合。

女子マラソンは期待されていた渋井陽子が途中で失速。多少マラソンをかじった僕からすれば、渋井のフォームは足が後ろに流れていた。無駄なロスが多いので最後まで持つはずはないと思っただけに、結果にはなんの疑問の無い。むしろ、解説の増田明美や高橋尚子がそのことを指摘しないことのほうが違和感が残った。やはり解説は有森裕子に限る。

バドミントンは、”オグシオ”が”スエマエ”に対して貫禄勝ち。セットポイントを取られてからの逆転劇はすばらしかった。こちらの解説の陣内貴美子はなかなか。勝負所でオグシオの表情が一変したことを指摘していた。プロの解説ならこうあるべき。

ゴルフは、終盤に御殿場の霧によってコンディションが大きく変わったなか、片山晋呉が地力の違いを見せてプレーオフの末に逆転勝利。最終18番で瞑目して集中力を高める姿が印象的だった。

やはり一流どころはどの競技になろうとおもしろい。競技がハイレベルになるおもしろさだけでなく、ハイパフォーマンスの下地となる心理状態が如実に表れてくるからだ。先日、上田桃子のパーソナルトレーナーをしていた菅原賢さんにお話しをうかがう機会があった。印象的だったのは上田桃子と他の選手の違いを聞いたときのこと。
「桃子は継続してやれる力がすごい」とのことだった。

上田桃子とはいえ、やってるメニューはそれほど他の選手と変わらない。とはいえ、それを毎日毎日延々とやり続けることができる気持ちの強さは、同年代の他の選手から抜きん出てるとのこと。自分で自分をモチベートする強い意志の力を持っているのだろう。

一流を知るためには、一流と接するのが一番。
菅原さんがそのすごさに気がついたのは、上田とのやりとりがあったからこそではないだろうか。
鹿島アントラーズにもぜひともイチバンになって欲しい。
大分との大一番は11月23日。

      
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   <title>第109回『闇の守り人』</title>
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   <published>2008-11-13T17:52:11Z</published>
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      <![CDATA[<a href="http://www.fun-site.biz/tanaka/61UkZHx7W2L._SS500_.jpg"><img alt="61UkZHx7W2L._SS500_.jpg" src="http://www.fun-site.biz/tanaka/61UkZHx7W2L._SS500_-thumb.jpg" width="200" height="200" /></a>


昔、祖母が亡くなったとき親族の中でひと騒動あった。葬式を盛大にやるのか、それとも親族・縁者のみでひっそりと行うのか。そのときの議論を聞いていて、ああそうかと思ったことがある。それは、葬式とは死者のためのものではなく、生き残った者たちが死んでしまった者と折り合いをつけるための儀式、つまり生者のためのものだということだ。

死と向き合うのは難しい。もはや死んでしまった者と語り合うことは出来ず、様々な思いが澱のように心の奥底につもっていく。しかし、人生を前に進むためには、その死を乗り越えていかなければならない。そしてそれは、自分自身の心と向き合う作業。ときには開けたくない蓋を開け、認めたくない事実を認めなくてはいけなくなる苦しい作業だ。

先日、そうした死と向き合う主人公を描いたすばらしい小説を読んだ。「闇の守り人」という上橋菜穂子が書いたファンタジー小説だ。著者は川村学園女子大学助教授で文化人類学を専門にする。ファンタジーといえば「ハリーポッター」だが、この「守り人シリーズ」はさすがに文化人類学者が書いただけあって、そんじょそこらのファンタジーとは趣が違う。「闇の守り人」はその第２作。大人に最も人気があるのがこの作品だそうだ。

秋の夜長に。
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   <title>第108回『やる気』</title>
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   <published>2008-11-06T23:33:30Z</published>
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      今週は集中力がなかった。原因は明らかだ。締め切りがなくなったからである。先週は月末だったこともあり、なんとか終わらせよう、納品までこぎつけよう、と必死にやったのだった。その反動がずいぶんと長引いてしまった。
昨晩、ラジオで「やる気」について科学していた。まず、朝晩寝る時間を一定にするのが良いらしい。さらに、仕事は朝にやるべきだそうだ。もともと人間がまだまだアウストラロピテクスみたいな原始人だったとき、日が昇って明るくなったとき食べ物を調達しに行かないと生きていくことができなかった。その名残で朝の方が脳が活性化するらしい。人によって「朝型」「夜型」とあるように言われているが、それはどうやらウソのようだ。（ちなみに起床時間を一定にすることは、身体の代謝も良くするためダイエットにも良いそうだ。ダイエットの第一歩は、運動でも食事制限でもなく、ちゃんと寝てちゃんと起きることらしい）

また、「やる気」を起こさせるために大事なのは「ニンジン」とのことだ。やらなければいけないことがあるのにうだうだしてしまう。そのとき、達成したらじぶんにあげるご褒美を明確にすることがやる気を引き出す秘訣になるらしい。褒めるとか、ご褒美とか、日本人気質からするとなんだかいやらしいことのように感じるが、全くそんなことはないらしい。ついつい、仕事が終わる前に美味しいものを食べたりして「ご褒美」をあげてしまっているような気もするが…。グッとがまんするか、さらなるご褒美を用意するのが良いのかも。
あと、終わったとき、達成したときの気持ち良さを強く強く感じることも重要だそうだ。いまスポーツの世界で最先端を行くアメリカでは、この「気持ち良さ」がメンタルトレーニングの中で重視されているらしい。「超気持ちいぃ」と言えば北島康介だが、あのコメントは科学的にも非常に正しいものらしい。

いま、若い世代に「やる気がない」と言われている。やる気がないどうしようもない若者に会ったことがないので、具体的にどんな人たちなのかわからないが、自分自身の楽しみも他人に指導されないと感じることができなくなっているのだろうか。仕事の最終的な目標は”利他”だろう。自己実現も大切だが、自分の能力で社会にどれだけ貢献できるかが問われてくる。しかし、「やる気」云々が問題となっているということは、それよりも遥か以前で留まっていることになる。成功体験の積み重ねがやる気を養うポイントだと、ラジオで言っていた。普通に生きていくだけでは「成功」を「体験」できないのだろうか。成功はそんなに崇高なものではなく、もっと足下にごろごろしていて良いものだと思う。
      
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   <title>第107回『1000本ノック』</title>
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      先日、取材に行ってきた。千葉県印旛郡。順天堂大学のさくらキャンパスだ。東京からさらに１時間。駅にはタクシーも止まっていない。まさかこんなに田舎だとは思っていなかった。JR酒々井駅で降りたものの、トボトボと京成酒々井まで歩く始末。バスで行こうと思っていたのにこれじゃあタクシーしかないですな。予定が崩れる。

しかし、これはほんの序の口。取材の予定の崩れ方は想定外だった。事前に、先方に送った想定質問に全然答えてくれない。取材した先生は「監修」だったのがミソ。どうやら少し意向とずれた本だったらしい。本に沿った質問では取材が進まないことがわかった。

だが、ここで慌てなかった。さっさと当初の予定を捨て、先生の意向に合わせた取材をした。話を聞きながら、文章の構成を練り直す。おお、なんかすごいぞ。


文章には流れがある。文脈というやつだ。どうやら、それがようやくわかってきたようである。
数をこなせばわかってくることがある。
体で覚えたこの感覚は、わすれさられることがないだろう。

      
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   <title>第106回『夜討ち朝駆け』</title>
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   <published>2008-10-16T23:26:21Z</published>
   <updated>2008-10-16T23:26:54Z</updated>
   
   <summary>風邪を引いてしまった。 こういうときは寝るのがいちばんである。さっさか寝床につい...</summary>
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      風邪を引いてしまった。
こういうときは寝るのがいちばんである。さっさか寝床についた。
頭から布団をかぶると汗だくになる。このまま汗をかいて寝てしまえばいい。
おっと、そのまえに敵情視察をしなければ。

「プルルルル…ただいま電話に…」

うーむ、これでは状勢がわからぬ。
夜襲があるかもしれないが、いまは体調回復を優先させねばなるまい。
明日も６時には起きなければならぬのだ。
不安を抱えたまま浅い眠りについた。

突然、寝床でＹＭＯのライディーンが鳴り響く。
やはり来た。夜討ちだ。
声を潜めて敵の出方を探る。

「もしもし」

攻防は静かに始まった。

しかし、いつからか激戦となる。
いったん打ち切りになるかと思われたが急所に火矢を打ち込まれた。
このまま黙って見過ごすわけにはいかぬ。

眠気と戦いながらの戦いが終わったころには３時を過ぎていた。

そしていま、夜が明けて戦いをふり返っている。
いったいどういう決着で戦が終わったのかまるでおぼえていない。
残ったのは寝不足の頭がひとつのみである。
さて、今日も仕事だ。

      
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   <title>第105回『カンナさん大成功です』</title>
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   <published>2008-10-10T00:02:58Z</published>
   <updated>2008-10-10T00:03:30Z</updated>
   
   <summary> 『カンナさん大成功です』という映画をご存じでしょうか？今年に入って２回もDVD...</summary>
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『カンナさん大成功です』という映画をご存じでしょうか？今年に入って２回もDVDを借りて見てしまったくらい気に入ってしまった作品です。もとは日本のマンガが原作で、”整形大国”と呼ばれるくらいの韓国の風潮が皮肉られたシナリオに変貌し、素晴らしい脚本となりました。

95キロくらいの巨漢の主人公カンナ。替え玉として、容姿端麗な歌手の「声」を担当し、プロデューサーに恋をします。しかし、プロデューサーの「カンナを利用しろ」という本心を聞いてしまい、うちひしがれ、全身整形を決意します。

カンナはジェニーとして生まれ変わり、プロデューサーを欺してトップ歌手としてデビューします。ただもうカンナではなくジェニーとなってしまったので、本当の親（ボケてしまっている）が訪ねてきても「ただのファン」と言ってしまい、古くからの友人とも絶縁してしまいます。

そんなカンナが初めてのコンサートを開くとき、自分の過ちに気がつき、感動のクライマックスになだれ込むという映画なのですが、そのときカンナは「自分が誰なのかわからなくなってしまった」と告白します。

「どんな顔だったのか思い出せない。カンナに会いたい…」


先日、「愛されて売る 魅せる販売術」という元CAの方が書いた本を立ち読みしました。まだ詳しく読んでいないのですが、”CAはみんな美人に見えると思いますが、よく見るとそんなこともない”というようなことが書いてありました。

”見られている”という意識が、隅々まで神経を行き届かせることになり、胸をはって行動することで、魅力的な人に見えるようになるようです。CAは研修の期間でどんどんと生まれ変わっていく、というようなことが書いてありました。

パラパラとめくりながら読んだだけなので、細部についてはわからなかったのですが、なかなか良い本だと思いました。


どちらの作品も、容姿を美しく見せることが大切なのではないということを伝えていました。「大丈夫」と言ってもらえることがどれ程大切なことか。ただ、いまの日本は、誰とも関わらずに生きていくことも出来てしまいます。誰からも「大丈夫」と言われずにいる人はどうすればいいのか？もしかしたら「愛されて売る 魅せる販売術」にヒントが書いてあるのかもしれません。Amazonで購入してみます。]]>
      
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   <title>第104回『行ってきました』</title>
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   <published>2008-10-02T15:44:54Z</published>
   <updated>2008-10-02T16:04:12Z</updated>
   
   <summary>行ってきましたアデレード。時差はわずかに30分。日本を南下すればたどり着く。南半...</summary>
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      行ってきましたアデレード。時差はわずかに30分。日本を南下すればたどり着く。南半球はちょうど春。とはいえ、初日は寒い寒い。地球の反対に来てまで異常気象を体感する。気温は10度で風も強い。体感温度はもっと低いことでしょう。

着いて早々、英語が聞き取りづらい。やはりオージーは独特の発音。何度か聞き直してやっとわかる。でも、誰も嫌な顔はしない。何度も説明してくれるのは嬉しい限り。アジアだとこうは行かない。ニコニコして欺されてしまう。おっと、イタリアも危なかったのだった。アデレードが観光地ではないということか。

街はとっても小さい。18世紀につくられた道が碁盤のように走る理想都市。四方を公園に囲まれ美しい。カフェ文化のあるアデレード。ランチの時間はみんなオープンカフェで食事する。昼下がりでも食事している。いつ働いているのかな？（笑）街の中央はトラムが走る。すぐに似た表情の街は思いつかない。石畳だったらイタリアっぽいのだけれど。やはりイングランドの色が濃いのかな？行ったことがないのでわからない。

夜はすぐに街は静かになる。10時にはほとんど店は閉まり、開いているのは中華ばかり。市街にはラーメン屋がオープンしたようだ。試しに行ったが、ま、こんなもんかな。郊外にはアボリジニー料理の店も。カンガルーの肉は絶品らしい。ランチの時間は営業しておらず、試すチャンスがなかった。

店はだいたい１品で10豪ドル。1豪ドルがほぼ100円。飲み食いしたらだいたい2000円かかる。物価は高い。スーパーに行っても驚く。Ｍ＆Ｍｓは2.5豪ドルだった。日本での売られているＭ＆Ｍｓには原産国オーストラリアと書いてあるのに…。「コアラのマーチ」は1.2豪ドルだった。経済は不思議なことが多い。
      
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   <title>第103回『アデレード』</title>
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   <published>2008-09-18T16:33:07Z</published>
   <updated>2008-09-18T16:33:38Z</updated>
   
   <summary>さて、来週はアデレードに行ってきます。５月のベトナムに続き、また海外に行けるのは...</summary>
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      さて、来週はアデレードに行ってきます。５月のベトナムに続き、また海外に行けるのは楽しいかぎり。英語は相変わらずなかなか口から出て来ませんが、なぜか海外に行くと気持ちが大きくなるので良い機会と捉えて、積極的に異文化コミュニケーションをしてこようと思います。

どうやら、アデレードという街は世界で一番遠い都市という意識があるようです。ここでいう「世界」とは欧米社会のことだとおもうのですが、極東の日本よりもさらに遠いというのは独自の文化がありそうで、ちょっと楽しみです。シーフードとワインが絶品という料理にも興味津々。オーストラリアはちょうど春先。一日で四季を感じるように、朝から夜までの気温の変化がはげしいみたいです。少し手荷物が多くなりますが、ちゃんと上着を持っていかなければ。

思い返せば、初めての海外旅行もオーストラリアでした。ゴールドコーストの抜けるような青空が、いまでも忘れられません。あれ以来、海外に行くとぼったくられたりなんだり色々経験するのですが、ちゃんとガイドブックを買って下調べしないことに原因があると思い至りました。

なんかのコラムで、「海外に行くと、『地球の歩き方』を持ってウロウロしてる日本人をよく見る。ああ嫌だ嫌だ。」みたいな内容を読み、それってかっこ悪いことなのか、とおかしな偏見を持ってしまったことが始まりだったような。昔はあまりかっこうのいいものではなかったのかもしれませんが、ここまで長く続く本となると、さすがに情報もこなれてきていて、やっぱり使い勝手が良いように感じます。

定番と言えるまで成長したものは、必ず確かな価値観を提供してくれるはずです。初心者が、やるべきことは、一番いいものを手に入れることでしょう。今回はしっかりと「地球の歩き方」を持ってアデレードに向かいます。

      
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