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2008年11月 アーカイブ

2008年11月07日

第108回『やる気』

今週は集中力がなかった。原因は明らかだ。締め切りがなくなったからである。先週は月末だったこともあり、なんとか終わらせよう、納品までこぎつけよう、と必死にやったのだった。その反動がずいぶんと長引いてしまった。
昨晩、ラジオで「やる気」について科学していた。まず、朝晩寝る時間を一定にするのが良いらしい。さらに、仕事は朝にやるべきだそうだ。もともと人間がまだまだアウストラロピテクスみたいな原始人だったとき、日が昇って明るくなったとき食べ物を調達しに行かないと生きていくことができなかった。その名残で朝の方が脳が活性化するらしい。人によって「朝型」「夜型」とあるように言われているが、それはどうやらウソのようだ。(ちなみに起床時間を一定にすることは、身体の代謝も良くするためダイエットにも良いそうだ。ダイエットの第一歩は、運動でも食事制限でもなく、ちゃんと寝てちゃんと起きることらしい)

また、「やる気」を起こさせるために大事なのは「ニンジン」とのことだ。やらなければいけないことがあるのにうだうだしてしまう。そのとき、達成したらじぶんにあげるご褒美を明確にすることがやる気を引き出す秘訣になるらしい。褒めるとか、ご褒美とか、日本人気質からするとなんだかいやらしいことのように感じるが、全くそんなことはないらしい。ついつい、仕事が終わる前に美味しいものを食べたりして「ご褒美」をあげてしまっているような気もするが…。グッとがまんするか、さらなるご褒美を用意するのが良いのかも。
あと、終わったとき、達成したときの気持ち良さを強く強く感じることも重要だそうだ。いまスポーツの世界で最先端を行くアメリカでは、この「気持ち良さ」がメンタルトレーニングの中で重視されているらしい。「超気持ちいぃ」と言えば北島康介だが、あのコメントは科学的にも非常に正しいものらしい。

いま、若い世代に「やる気がない」と言われている。やる気がないどうしようもない若者に会ったことがないので、具体的にどんな人たちなのかわからないが、自分自身の楽しみも他人に指導されないと感じることができなくなっているのだろうか。仕事の最終的な目標は”利他”だろう。自己実現も大切だが、自分の能力で社会にどれだけ貢献できるかが問われてくる。しかし、「やる気」云々が問題となっているということは、それよりも遥か以前で留まっていることになる。成功体験の積み重ねがやる気を養うポイントだと、ラジオで言っていた。普通に生きていくだけでは「成功」を「体験」できないのだろうか。成功はそんなに崇高なものではなく、もっと足下にごろごろしていて良いものだと思う。

2008年11月14日

第109回『闇の守り人』

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昔、祖母が亡くなったとき親族の中でひと騒動あった。葬式を盛大にやるのか、それとも親族・縁者のみでひっそりと行うのか。そのときの議論を聞いていて、ああそうかと思ったことがある。それは、葬式とは死者のためのものではなく、生き残った者たちが死んでしまった者と折り合いをつけるための儀式、つまり生者のためのものだということだ。

死と向き合うのは難しい。もはや死んでしまった者と語り合うことは出来ず、様々な思いが澱のように心の奥底につもっていく。しかし、人生を前に進むためには、その死を乗り越えていかなければならない。そしてそれは、自分自身の心と向き合う作業。ときには開けたくない蓋を開け、認めたくない事実を認めなくてはいけなくなる苦しい作業だ。

先日、そうした死と向き合う主人公を描いたすばらしい小説を読んだ。「闇の守り人」という上橋菜穂子が書いたファンタジー小説だ。著者は川村学園女子大学助教授で文化人類学を専門にする。ファンタジーといえば「ハリーポッター」だが、この「守り人シリーズ」はさすがに文化人類学者が書いただけあって、そんじょそこらのファンタジーとは趣が違う。「闇の守り人」はその第2作。大人に最も人気があるのがこの作品だそうだ。

秋の夜長に。

2008年11月20日

第110回『一流を知る』

この間の日曜日、天気が悪く気温も低かったこともあり一日中テレビの前にいた。
東京女子マラソン → バドミントン女子ダブルス決勝 → 男子ゴルフトーナメント
という具合。

女子マラソンは期待されていた渋井陽子が途中で失速。多少マラソンをかじった僕からすれば、渋井のフォームは足が後ろに流れていた。無駄なロスが多いので最後まで持つはずはないと思っただけに、結果にはなんの疑問の無い。むしろ、解説の増田明美や高橋尚子がそのことを指摘しないことのほうが違和感が残った。やはり解説は有森裕子に限る。

バドミントンは、”オグシオ”が”スエマエ”に対して貫禄勝ち。セットポイントを取られてからの逆転劇はすばらしかった。こちらの解説の陣内貴美子はなかなか。勝負所でオグシオの表情が一変したことを指摘していた。プロの解説ならこうあるべき。

ゴルフは、終盤に御殿場の霧によってコンディションが大きく変わったなか、片山晋呉が地力の違いを見せてプレーオフの末に逆転勝利。最終18番で瞑目して集中力を高める姿が印象的だった。

やはり一流どころはどの競技になろうとおもしろい。競技がハイレベルになるおもしろさだけでなく、ハイパフォーマンスの下地となる心理状態が如実に表れてくるからだ。先日、上田桃子のパーソナルトレーナーをしていた菅原賢さんにお話しをうかがう機会があった。印象的だったのは上田桃子と他の選手の違いを聞いたときのこと。
「桃子は継続してやれる力がすごい」とのことだった。

上田桃子とはいえ、やってるメニューはそれほど他の選手と変わらない。とはいえ、それを毎日毎日延々とやり続けることができる気持ちの強さは、同年代の他の選手から抜きん出てるとのこと。自分で自分をモチベートする強い意志の力を持っているのだろう。

一流を知るためには、一流と接するのが一番。
菅原さんがそのすごさに気がついたのは、上田とのやりとりがあったからこそではないだろうか。
鹿島アントラーズにもぜひともイチバンになって欲しい。
大分との大一番は11月23日。

2008年11月28日

第111回『フリーランスになって』

笹塚という街に引っ越してきて早1年半が過ぎようとしています。
来年の6月には更新を迎えるのでそろそろ引っ越すことを考えなければ。
笹塚という街はいいところだし部屋も向かい公園なので窮屈な感じもないのが気に入っているのですが、単なるアパートなので”音”が気になります。隣の声やら、物音が聞こえることはしばしば。幸い、みんな静かな人たちなので普段はまったく気にならないのですが、、、

ここに来てから、自分の境遇も変化し、7月からはフリーランスのライターとして働くようになりました。完全なフリーランスとなったときは本当にやっていけるのかどうか不安で一杯でしたが、なんとかかんとか7月、8月、9月、10月、11月と5ヶ月が過ぎました。
支えてくれている多くの方々に感謝です。

ライターとしての仕事もようやく軌道に乗ってきたので、今度はその上乗せをどこまで増やせるかを考えていかないといけません。そのためには作業効率をあげることが重要。自分自身の性格も考えると、自宅兼仕事場というのは気持ちの切り替えができないこともありあまり合っていないようです。

さっそくPCの替えるべく新品バッテリーを購入。7.5時間だった駆動時間もいまや半分以下に落ちていただけに、モバイル機能を復活させて外での仕事の効率をもう一度復活させようと思います。

そして、最初に書いた引っ越し。調べてみると池袋の図書館がなかなか良さそう。新しくなったばかりで電源だけでなくLANも使わせてくれるとはイイ感じ。それじゃあ、池袋に狙いを定めて引っ越し資金を貯めることにしますか。

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