『カンナさん大成功です』という映画をご存じでしょうか?今年に入って2回もDVDを借りて見てしまったくらい気に入ってしまった作品です。もとは日本のマンガが原作で、”整形大国”と呼ばれるくらいの韓国の風潮が皮肉られたシナリオに変貌し、素晴らしい脚本となりました。
95キロくらいの巨漢の主人公カンナ。替え玉として、容姿端麗な歌手の「声」を担当し、プロデューサーに恋をします。しかし、プロデューサーの「カンナを利用しろ」という本心を聞いてしまい、うちひしがれ、全身整形を決意します。
カンナはジェニーとして生まれ変わり、プロデューサーを欺してトップ歌手としてデビューします。ただもうカンナではなくジェニーとなってしまったので、本当の親(ボケてしまっている)が訪ねてきても「ただのファン」と言ってしまい、古くからの友人とも絶縁してしまいます。
そんなカンナが初めてのコンサートを開くとき、自分の過ちに気がつき、感動のクライマックスになだれ込むという映画なのですが、そのときカンナは「自分が誰なのかわからなくなってしまった」と告白します。
「どんな顔だったのか思い出せない。カンナに会いたい…」
先日、「愛されて売る 魅せる販売術」という元CAの方が書いた本を立ち読みしました。まだ詳しく読んでいないのですが、”CAはみんな美人に見えると思いますが、よく見るとそんなこともない”というようなことが書いてありました。
”見られている”という意識が、隅々まで神経を行き届かせることになり、胸をはって行動することで、魅力的な人に見えるようになるようです。CAは研修の期間でどんどんと生まれ変わっていく、というようなことが書いてありました。
パラパラとめくりながら読んだだけなので、細部についてはわからなかったのですが、なかなか良い本だと思いました。
どちらの作品も、容姿を美しく見せることが大切なのではないということを伝えていました。「大丈夫」と言ってもらえることがどれ程大切なことか。ただ、いまの日本は、誰とも関わらずに生きていくことも出来てしまいます。誰からも「大丈夫」と言われずにいる人はどうすればいいのか?もしかしたら「愛されて売る 魅せる販売術」にヒントが書いてあるのかもしれません。Amazonで購入してみます。
