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2007年11月 アーカイブ

2007年11月02日

第62回「ウェブとは」

ファンサイトは、ファンサイト理論を提唱し、ファンサイト理論に基づいたウェブサイト制作を企業の皆さまに提案している会社です。

なぜ、そんなことをしなくてはいけないのかというと、ウェブの役割というものがまだまだフワフワしたものだからです。メディアのひとつという認識は広まったものの、ウェブ利用者(視聴者)との関係項は、テレビやラジオ、雑誌、新聞といった既存のメディアのように定まった形があるわけではなく、以前として判然としないままです。正体不明とも言えそうです。だから、ファンサイトは自らの立ち位置を自ら規定して、軸がぶれないように宣言しています。


ただ、宣言はしたものの、相変わらずウェブが正体不明のものであることに変わりありません。いまさらながら、その可能性の大きさを実感しているところです。


例えば、新聞や雑誌と言った文字媒体では、ユーザーとの接点は文字です。読んでおもしろいかどうか。コミュニケーションの方法論は確立されています。TVは音が含まれてくるので、多少派手ではありますが基本的に同じだと思います。

しかし、ウェブはPCという別の目的があって開発されたものを利用しているため、ウェブ専用の機器があるわけではありません。ウェブを利用するにはなんでもいい。プラットフォームはなんでもよく、ウェブのなかでもなにをやってもいい。これって無限ということ!?


「なんでもできる」と同義ではありませんが、いままで「こうあるべき」として、自らをくくっていた柵をとっぱらって、もう一度自由な発想の元、クリエイティブを見つめ直してみようと思います。

2007年11月07日

第63回「小沢一郎の踏み絵」

先日、代表辞任の記者会見をした小沢一郎氏が、辞任を撤回する意向を示しました。一連の騒動には、小沢氏のしたたかな戦略が見え隠れしているような気がします。

小沢氏は、福田首相より自民党との大連立を持ちかけられ、民主党の役員会に持ち帰ったものの、6人全ての役員から否定され「信任がない」という判断から辞任を決意したわけです。当初、このニュースを聞いたとき、呆れて開いた口がふさがらない状態でした。参院選で民主党に投票した人たちは、民主党が「選挙で自民党以上の得票を集め、政権を担う」ことを期待したのだと思います。連立を組んで政権政党になることを望んだわけではありません。

そうした期待を裏切り、相変わらずの密室政治。会見でも国民に対する視線はまったく感じられず、結局は前首相と「同じ穴の狢」という印象がぬぐえませんでした。

しかし、いま思うと、その結論はあまりにも短絡過ぎた気がしています。


小沢氏の願いは政権を取ることです。連立を組めば、簡単に政権政党になることができます。つまり、政権政党になる可能性を現実的に民主党議員たちに突きつけたわけです。ライフカードのCMのように、「どうするのよ?」と問うたわけです。

参院選での圧勝で、政権が少し現実的なものとして近づいてきたとはいえ、本気で自民党を倒すと決意していた議員は少なかったことでしょう。「あわよくば」と淡い期待しか持てていいなかった人たちを、小沢一郎は平手で殴りつけ「死ぬ気で政権を奪え」と突きつけたのではないでしょうか。

田中角栄を筆頭として、過去に名を残した政治家はアクが強く、似顔絵にしやすかったというイラストレーターの話を聞いたことがあります。そのイラストレーターが、現在の政治家でそうした政治家がいるかと聞かれたときに出て来た名前は小沢一郎でした。


ひと癖もふた癖もある彼なら、連立を組めば国民の反感を買うことくらいは重々承知していたはずです。そこを敢えて強行し、党内からの再信任を取り付けたことは、ある意味で彼が踏み絵を踏ませたと取れます。民主党議員たちは本腰を入れざるを得ないでしょう。対する自民党も、そのことは脅威なのではないでしょうか。

まだまだ、幼さを感じさせていた日本のの政治がオトナになっていくのだとしたら、今度は選挙権を持つ我々がオトナになる必要があると思います。

2007年11月30日

第65回「マロニエゲートは誘蛾灯」

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ちょっと前の話になりますが、姿を変えた有楽町に行ってきました。

じつは数年前にフリーランスで仕事をするようになる前、日比谷で働いていました。オフィスがあったのはいま、PapasやBURBERRYのショップが入っているビル。いまでも丸の内カフェがあるのでときどき行きます。

このエリアはご存じの通り普通のオフィス街でした。しかし、丸ビルのリニューアル以降、丸の内仲通りに次々とブランドショップが建ち並ぶようになり、個人的にはどこよりも好きな通りになりました。もちろん、買えるものはほとんどなく完全にウィンドウショッピングのための通りですが(笑)。仲通に出て右に行けば丸ビル。左に行けば有楽町。どちらに足を伸ばすか悩んだものです。

丸ビル以降もつぎつぎとビルができ、東京駅寄りにTOKIA・新丸ビルなどもできましたが、丸ビルができたときほどの変化はありませんでした。東京駅の地下街もリニューアルされましたが、東京駅を使ってもそれほど足が伸びない気がします。

ただ、有楽町はすごい。

なにがすごいって、どう考えても有楽町駅を降りると銀座方面に吸い込まれていくような構造になっているところがすごい。丸井と交通会館の間から見えるマロニエゲートがなんとも絶妙です。その様はまるで誘蛾灯。フラフラとあちらに足を伸ばしたくなってしまうのです。

いままで、有楽町マリオンを通って晴海通りから銀座に流れることが多かったと思いますが、マロニエ通りができたことで人の流れが変わったそうです。二つの通りとも、超高級ブランドが建ち並んでいます。晴海通りはファッションブランド、マロニエ通りから中央通りは宝飾ブランドと毛色の違うブランドですが、中央通りの4つ角を占めたシャネル・ブルガリ・カルティエ・ヴィトンの4店舗の売上増加率が気になります。

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