
米音楽誌ローリング・ストーンの読者がクリスマスソング・ベスト10を選んだ。
ベストスリーに選ばれたのは、、、
1位)Happy Christmas / John Lennon & Yoko Ono
2位)ニューヨークの夢 / ザ・ポーグス
3位)Thank God it’s Christmas / Queen
今日12月8日はジョン・レノンの命日。ラジオでは朝からジョンの曲を紹介している。 1980年、12月8日。深夜のマンハッタン。高級アパートとして知られるダコタハウスの前で彼はファンを名乗る男に射殺された。享年40歳。あまりに劇的なヒーローの死。20世紀ポピュラー音楽史上、最もショッキングな出来事だった。
私の長男(現在大3年生)が小学生の頃だった。夏の自由研究として彼はビートルズのことを調べたいと言い出した。私がいつも聴いている音楽に興味を持ったらしい。ジョンのことをリサーチするため、いっしょに国会図書館を訪ねた。亡くなった翌日の新聞各紙は朝刊トップでジョンが死亡したことを取り上げていた。
個人的には4人の中ではジョンが一番好きだ。特に初期から中期にかけての曲には秀逸なものが多い。ロックンロールが好きだったジョンの声はバラードよりもシャウト系の曲に合う。そして、この曲♪Happy Christmasが発表された。ジョンのすばらしいところは単なるクリスマスソングに終わらせず、世界平和も訴えているところだ。War is over if you want it = キミが望むならいつだって戦争を終わらせることはできる つまり、人は戦争が終わることを望んでいないってこと。これはシンプルだけどとても深いメッセージじゃないだろうか。戦争には勝ちも負けもない。愛する家族や友人や恋人が傷つき、亡くなり、大地が荒れ果てる。その事実が残るだけだ。私たちはいったいいつになったら歴史に学ぶ時が来るのか。ジョンやヨーコは自分達にできる方法で平和の大切さを説いた。私たちはそこに共感した。
So this is Christmas
And what have you done
Another year over
A new one just begun
And so this is Christmas
I hope you have fun
The near and the dear ones
The old and the young
A very merry Christmas
And a happy New Year
Let’s hope it’s a good one
Without any fear
And so this is Christmas (War is Over, if you want it, war is over
now)repeat with verse
For weak and for strong
The rich and the poor ones
The road is so long
So happy Christmas
For black and for white
For yellow and red ones
Let’s stop all the fight
War is Over, if you want it = 戦争は終わるんだ。キミが望みさえすれば
シンプルだが、いやシンプルだからこそ深いメッセージだ。小難しい歌詞はひとつもない。ひとつだけ解説しておこう。何回かthe + 形容詞 のパターンが出てくる。The rich, The poor, The old, The young これらはみなその形容詞の後にpeople を補うとわかりやすい。 The rich = rich people, The poor = poor people, The young = young people という具合だ。老いも若きも、金持ちもそうでない人も、クリスマスをお祝いしよう と呼びかける。今年もこの歌が街角から聞こえてくる季節がやってきた。


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