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ネスカフェ・ソング

ネスカフェのCMに使われ一躍有名になった曲だ。
確かにメロディを聴くと、コーヒーを入れるあのおいしそうな
音が聞こえてくる。今週の一曲Killing Me Softly with His Song
ロバータ・フラックのために書かれた楽曲ではなかった。

彼女が偶然、飛行機の機内BGMで流れてくるのを聞いて、
気に入りレコーディングしたところ、大ヒットしてしまった。
1973年2月から5週連続で全米ヒットチャートのトップに輝き、
その年のグラミー賞3部門受賞という快挙を成し遂げた曲だ。

Strumming my pain with his fingers
Singing my life with his words
Killing me softly with his song
Killing me softly with his song
Telling my whole life with his words
Killing me softly with his song

I heard he sang a good song, I heard he had a style
And so I came to see him, to listen for a while
And there he was, this young boy, a stranger to my eyes

いきなりサビメロから入る。Strumはギターのような小型の弦楽器を
“つまびく”の意味だ。主人公は評判を聞いて、“彼”の歌を聴きにきた。
初めて見る顔。若い男だ。なるほど、私のココロの痛みをつまびいて
くれるようだ。彼の歌は私の人生そのもの。

そして、サビの繰り返しが現れる。
Killing me softly with his song = 彼の歌で私をそんなにせめないで!
Kill は「殺す」ばかりではない。「苦痛を与える」という意味もある。
I must sit down. My feet are killing me. =座りたい。足が痛くてたまらない。
また、dressed to kill という成句があり、「悩殺的な服を身につける」
という意味に使われる。 Kill time といえば、「暇をつぶす」ということ。

6月、7月と女性歌手を取り上げます。6月はJazzシンガーです。お楽しみに!