第45回 ♪ 青い影(A Winter Shade of Pale)/Procol Harum

「青い影」という曲名やプロコル・ハルムというグループ名を
知らない人でもこの曲を聴けば、「ああ、あの曲か」とわかるはずだ。
プロコル・ハルムは1967年に結成されたブリティッシュロックバンドで、
これがデビュー曲である。
イントロを聴いてみよう。
荘厳なオルガンの響きはまるでバッハを思わせる。当時の他のどの曲にも
見られないユニークなテクスチャーの曲だ。CMやTVドラマで多様される理由だ。
ロック史上1967年にはどのような楽曲が登場したのだろうか。
ビーチ・ボーイズの「英雄と悪漢」ドアーズの「ハートに火をつけて」などなど。
しかし、この年は我らがビートルズの「サージェント・ペパーズ」が世に出た年だ。
あのアルバムのお陰で他のアルバムは全部、かすんでしまった。
しかし、そんな環境にあって、「青い影(A Winter Shade of Pale)」だけは別格だった。
これだけインパクトのある曲だから、当然幾多のアーティストがカバーしている。
ジョー・コッカー、サラ・ブライトマン、国内ではアンジェラ・アキもカバーしている。
今回は優雅にサラ・ブライトマンで聞いていただこう。
We skipped the light fandango
turned cartwheels 'cross the floor
I was feeling kinda seasick
but the crowd called out for more
The room was humming harder
as the ceiling flew away
When we called out for another drink
the waiter brought a tray
軽いファンダンゴ(スペインの陽気な踊り)でスキップしたら
カートを押してフロアの向こうへ行かせてしまった
ちょっと船に酔っていたんだ
でももっとやれとみんな言っている
天井が高くなって
部屋がうるさくなってきた感じ
もう一杯頼んだら
ウエイターがトレイを持ってきた
なんとも難解な歌詞だ。各ラインがバラバラで支離滅裂。
当時はサイケデリックだの、LSDだのがはやっていた時代だから、
きっとクスリでもやりながら、作った曲なのだろうか。でもこれは
英語を学ぶ人のためのブログでもあるので、ポイントをひとつ。
3行目のI was feeling kinda seasick. =ちょっと船酔いだったんだ。
これは短いので、文章ごと覚えよう。kinda=kind of (~のような)
I was feeling carsick =クルマに酔っていた。
Have you ever felt airsick? =飛行機酔いって経験したことある?
ほかに酔うものはないかな。あった。「酒に酔う」。でもこれはsick
とは言わない。
I got so drunk last night. =昨晩はかなり酔ってしまった。
ひっかけ問題でした。ではまた来週
Cheers !

