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人間万事塞翁が馬

驚いたことに今週の曲、ケ・セラ・セラを歌ったドリス・デイは
まだ健在である。1922年生まれだから、御年87歳だ。

この歌は1956年発表のヒッチコック監督の名作『知りすぎていた男』
(ジェームズ・スチュアート、ドリス・デイ主演)の挿入歌として
ドリス自身が歌い、大ヒットした。日本でもペギー葉山のカバーが有名。

ケ・セラ・セラはスペイン語に由来するフレーズだが、
英語では「Whatever will be, will be」と表現し、
(なるようになる)の意味だ。
「くよくよと想い悩んでも仕方ない。ケ・セラ・セラだよ」
という具合に会話の中でも使われる。

When I was just a little girl
I asked my mother
What will I be
Will I be pretty
Will I be rich
Here’s what she said to me

Que sera, sera
Whatever will be, will be
The future’s not ours to see
Que sera, sera
What will be, will be

子供の頃 お母さんに聞いたの
私は何になるのかしら
綺麗になるかしら
お金持ちになるかしら すると お母さんは言ったわ

ケ セラ セラ 
なるようになるのよ
将来のことなんて なってみなくちゃわからないのよ
だから ケ セラ セラ よ
なるようになるわ

親しみやすいメロディと、明解な歌詞。洋楽好きで
英語を学ぶ人には最適な曲だろう。
When I was just a little girl, I asked my mother =子供の頃、母に聞いたの

日本語にすると(子供の頃)となり、主語も動詞もない。
子供だったのは、自分であり、母に聞いたのも自分だから
言う必要がないのである。しかし、英語になると、
主語(I)と動詞(was)が必要になる。
英文は大事な情報から出すという大原則がある。
つまり主語が最も大事だということだ。誰が(何が)
その動作や状態を行うのかが最も重要だということ。

次に動詞で主語が何をしたのか、何であるのかを示す。
when はつなぎことばで、「私が少女だった」と「私が母に尋ねた」を
結びつけている。ひとつの文章にするためである。

もちろん二つの文章で言うこともできる。
I was just a little girl. And I asked my mother.
初心者はまずこの言い方を覚えよう。
短い文章をつないでいく手法を幼稚だなんて思わないでほしい。
はっきり意図の伝わる英語を喋る方が大事だ。