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ティファニーで朝食を

ムーンリバーはオードリー・ヘップバーン主演の名画『ティファニーで朝食を』(Breakfast at Tiffany’s)
の主題歌として、ヘンリー・マンシーニが作った楽曲だ。
作品中、オードリーが窓辺でギターを弾きながら、つぶやくように歌う
シーンが有名で、61年のグラミー賞、Record of the Year と 
Song of the Year を受賞、アカデミー賞の最優秀主題歌賞もさらった。
その授賞式でアンディ・ウイリアムスが歌うことになって、急遽
レコーディングしたことから大ヒットにつながる。

アンディは63年に始まった自身のテレビ番組”Andy Williams Show”が大ブレイク。
日本でもNHKで放送されたが、毎回のゲストが多彩で、TVでは数少ない、
洋楽が聴ける番組だった。アンディの歌声はハートフル&ロマンティックで、
その甘い歌声に魅了された女性も多かっただろう。
紅白歌合戦にも出場したことから、当時いかに人気があったかがわかる。
1927年生まれの御年82歳で、現役で活躍中だというから”驚き、桃の木”だ。

Moon River
Wider than a mile
I’m crossing you in style some day
Old dream maker
You heartbreaker
Whenever You’re going
I’m going your way

ムーン・リバー
川幅は1マイルを越える
いつかはきっと 天下晴れて
あなたを渡ろう
なつかしの夢紡ぎ人
あなたはつれない人
あなたがどこへ行こうと
わたしはついて行く

タイトルのMoon River=(月の河)は主人公の夢と愛と郷愁のmetaphor
(メタフォー=隠喩)として使われている。英語の歌は韻を踏むものが多く、
この歌でも見られる。まずa mile とin style の部分。マイル、スタイルと
韻を踏んでいる。次にdream maker とheartbreaker の部分、
メイカー、ブレイカーと同じ音を置くことで覚えやすく,リズム感を出す。
子供がよく使う表現で面白いのがあった。See you later, alligator.
シー・ユー・レイター、アリゲーター。日本語ならさしずめ『さよなら、さんかく
また来て四角』と同じノリか。他にも『ガッテン承知ノ助』的な語呂合わせは多い
ところを見ると、言語のリズム感を大切にする習慣は古来どの文化にもあるようだ。
なつかしいオードリーの生歌で聴いてみたい。

http://www.youtube.com/watch?v=BOByH_iOn88