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心の底から愛してる
視覚障害を持つミュージシャンといえば、まず誰を思い浮かべるだろう。
レイ・チャールズ、ホセ・フェリシアーノ、なつかしいところでは
長谷川きよし、津軽三味線の高橋竹山もいる。でも現役となるとやはり
この人スティービー・ワンダーだろう。息の長いシンガーだ。
そして、ソングライターとしても数々の名曲を世に送り続けている。
スティービーの ♪I Just Called to Say I Love You の歌詞を見ると
米国人にとって嬉しいこととは何かが見えてくる。
新たな年明け、バレンタインデー、4月の雨、6月の花嫁、
そして夏の夜の満月、エトセトラ。誰もがプレゼントを用意して、
大切な人とその日を心待ちにするのだ。でもこの歌は愛する人に
心を込めて”I Love You” の一言を伝えるのに特別な日なんていらないと
教えてくれる。
♪No New Year's Day to celebrate
No chocolate-covered candy hearts to give away
No first of spring
No song to sing
In fact here's just another ordinary day
No April rain, no flowers bloom
No wedding Saturday within the month of June
But what it is, is something true
Made up of these three words that I must say to you
*I just called to say I love you
I just called to say how much I care
I just called to say I love you
And I mean it from the bottom of my heart
最初の2バースにはこれらの「特別な日」が並んでいる。
すべて最初がNo で始まっているのでわかりやすいだろう。
「今日は~な日じゃないけど、、、」という意味合いだ。
コーラス部分で電話をした理由が明かされる。
I just called to say I love you. 日本語なら「、、、ただ愛してるって言いたくて、、、」
ってなところだ。実はこのI love you は英語で最もよく使われる文型で、
英語ということばの性格をよく表していると言える。
つまり英語では重要なことから口にするということだ。
一番大事なのは主語(誰がその行為の主体か)なのだ。
だから英語では必ず主語を明確にする。次に何をするか(何であるのか)を言う。
そして最後にその行為に対象が必要なら付け加える(=目的語)。
この主語+動詞+目的語というパターンが最もシンプル且つ
インパクトがある表現なのだ。英語の試験でやみくもに能動態を受動態に変えよ
という問題があったが全く思考経路を無視した非人間的な問題であることがわかる。
You are loved by me では不自然なばかりかインパクトが全くない。
スティービーの愛に溢れたやさしい歌声はこちらで:
http://www.youtube.com/watch?v=5IHu8RSSCvE


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