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2008年10月 アーカイブ

2008年10月03日

第35回「引退」

オリックスの清原選手が引退しました。私は丁度、桑田、清原世代の1つ下なので、彼らを初めて見たのは、83年の夏の甲子園でした。
幼少の時から、野球に夢中になっていた私の夢は、当然、「甲子園」、「プロ野球選手」、小学生では学区内で上手い方から1~2番目、中学野球では、2年でレギュラーになるも、2番センターの脇役ポジション、プロ野球選手になるという夢と自分の資質とのギャップを感じ始めたころ、最終宣告となったのが、ブラウン管の中の、私と2ヶ月しか誕生日の変わらない桑田のクレバーなピッチィングと、清原のものすごいバットスイングでした。「あーこういうのが野球選手になるんだ」と素直に納得できましたので、その後、高校でも野球を続けましたが、中学野球よりもよっぽど、楽に取り組め、楽しんだ記憶があります。

あれから、四半世紀が過ぎ、KKコンビが引退していく。
時が過ぎるのは早いものです。私が子供のころバリバリにプレーをしていた、王、張本、野村、すっかり、おじいさんですものね。

さて、この四半世紀、野球選手になれなかった私は、ビジネスの世界でどうだったのでしょう?20代では、3回転職を経験する。30代では、新規の取り組みが事業化し管理職も経験しました。そして、40前に独立。
幸い、後10年は、勝負できる期間が残っているので、本当に成否が決定するのはこれからなのだと思います。10年で引退しなければならない訳ではないですが、引退してもいいような環境を構築していく事が、私の40代の戦いなのです。

2008年10月10日

第36回「おたく文化」

偶には、パパらしいことも書いてみようと思います。
皆さん、「戦隊もの」って判りますか。たぶん男の子であれば、3才~6才くらいの時期に一度は通り過ぎたことがあるはずです。なんせ、私が幼少のころ見た「科学戦隊ゴレンジャー」から33年続いているシリーズものであり、Wikipediaによると、これほど長期にわたって続いているテレビドラマシリーズは他に例がないそうで、うちの息子が夢中になっている「炎神戦隊ゴー音ジャー」で32作目ということでした。
先日、ある異業種交流会で知り合った8歳の息子を持つ38歳、3歳の息子を持つ28歳の若手経営者と、5歳の息子を持つ私との3人でこの話題で多いに盛り上がりました。そこである発見をしたのですが、この「戦隊もの」には、私たち自身も息子たちも、ある時期に熱病のように、にはまり、そして1~2年でさめていくということでした。
ですので、お互いに、はまっていた「戦隊もの」はそれぞれ違い、自分が見ていた世代以外のことはまったく知らないのですが、「隊員が色で識別されていること」「隊員に女性がいること」「最後は巨大ロボットに乗り込んで戦う事」「一人では敵を倒せない事など」など基本構成は、変わっていないのです。
そして、タイトルや必殺技が世相を現していることも、いまさら紐解いていくと妙に興味深かったりします。

仮面ライダーシリーズ、ウルトラマンシリーズは1作品が世代を超えて共通に認識されている傾向がありますが、この「戦隊もの」については、自分が見ていた時代以外のシリーズには無関心であるようです。カラオケで歌っても同窓会でなければ盛り上がりません。

アジアを中心に、日本の戦隊もの、特撮シリーズは人気があるようですね。
こうして、序々に日本のイメージは「大和魂」「武士道」などと言ったものから、「アニメ」「おたく」になってしまうのでしょうか。

2008年10月24日

第37回「世界恐慌??」

私の主要なクライアントで、開業医の先生方が何名かいらっしゃるのですが、
その方たちの周辺は、今回の株価暴落で皆さん「てんやわんや」、平穏なくらしから、震災に直面されたような悲愴な状況です。
一方、私のように資産運用などにあまり興味がない(というか資産が存在しないのですが)ものには、株価暴落といっても直接の実感がほとんどありません。(もちろん、彼らの財布の紐がしまれば今後影響は出てくるんでしょうが、)

バブル崩壊時は、まだ社会人1年生であり、その後の不況と言っても、好景気の状態を想像することが難しかったことを記憶しております。
ただ、その時から、ずっと持っている違和感は、日本国で発行される紙幣や硬貨が減る事はあっても、増える事はないということです。
つまり、物質としては減る事しかありえないお金の価値が、上がったり下がったりする??でも物事の価値基準を示すのがそもそも通貨でなかったのかということです。

為替の差益で利益を出している人がいるということは、一方高く買って、安くしか売り切れなかった人がいるということで、この売買に関わる人間やシステムなどの費用が手数料として加わり、全体で見れば単なる支出のみの行為であるということに気がついていませんか?
中間での売り切りの商売が長続きしない事は、言語、宗教、文化を超えて世界共通認識ではないのでしょうか。

2008年10月31日

第38回「選択」

日本プロ野球の一年に一度のイベント、新人選手選択会議(通称:ドラフト会議)が行われました。
コアな野球ファンは、この日を楽しみに、アマチュア野球を1年観戦します。お気に入りのチームに、こんな選手が入団したら、、とか、スカウトになった気分でアマチュア選手の中から、有望選手、光るセンスを持った選手がいないか、まだ世間に注目されていないダイアの原石を発掘しようと競い合います。いまや専門のサイトや掲示板が何本も立ち上がり、ファン同士の情報交換も盛んで、地方で行われた試合の動画なども、そこにはアップされているので、自宅、職場にいながら、全国を飛び回るスカウトの気分が味わえます。

野球ファンにとって、ひいきチームの勝ち負けの他に、通常のペナントレースでは、個人プレーの技術やチーム戦術を楽しむことが醍醐味でありいわゆる仮想監督となるわけですが、ドラフト会議では、チームの中長期戦略が、反映されますので、仮想オーナーの目で楽しむ事ができるのだと思います。

私もそういうコアな野球ファンの一人なのですが、一方この時期は、毎年ある違和感を感じております。それは、「逆指名」「希望球団以外お断り」と言ったアマチュア選手の姿勢についてです。

ドラフト会議で指名さて晴れてプロ野球選手となった選手の内、1軍のレギュラーとして活躍できる人材がどの程度かご存知ですか?
平均で、毎年7~8名の新人選手が入ってきますが、レギュラーを獲得できるのは、3年に一人、一軍に定着できる選手が、1年に一人くらいの確立ではないでしょうか。ドラフト会議が一番スポットを浴びる瞬間で、一度も一軍に上がれず、人知れず去っていく選手の方か圧倒的に多いのです。
アマチュア時代から必ずレギュラーになれるとだれもが確信できる逸材は、
本当に10年に一人なのかもしれません。
私が実際に見た事がある過去の選手で、だれが見ても、どこの入っても間違いなく直に活躍できるという選手は、パット思いつくところで、江川、岡田、原、清原、桑田、野茂、高橋由伸などほんの数人で、あのイチローであっても、ドラフト4位で入団し、オリックスのファームでもまれた経験があるからこそ、あそこまでの打者の育った訳で、最初からスターを約束されていたわけではないのです。
野球選手は、自分の技量を売り物にした個人事業主であり、力をつければ、巨額の富を得ることも可能ですし、チームを選択することも可能となっていくわけです。もともとそんな世界に飛び込んでくる人種が、「巨人じゃないと入団しない」などとやられると、そんな奴は、福利厚生の行き届いた一部上場企業でも目指せば良かったのにと感じます。
ビジネスの世界でも、力が無いうちから仕事を選んでいるような人間、組織は決して成長することはないでしょう。折角、恵まれた才能を持ってその世界に入る事ができる限られた人なのですから、どこでも成功できるという自信を持って、仕事を選ばず努力して欲しいですね。
もともと、一握りの成功者を除いて、数年しか留まれない厳しい世界なのですから、、

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