ドジャースの黒田が、7回まで、パーフェクトピッチィングで、準完全試合を飾りました。渡米して半年、ようやく本来の力を発揮しはじめファンとしては、とても誇らしく思えます。
私が思うには準完全試合というのは、完全試合とは違った意味で大変価値がある記録であると思うのです。野球はメンタルのスポーツなので、プロのリーグ戦では、同じメンバーで対戦しても試合展開も違いますし、同じピッチャーの投げる球が、紙一重の差で、三振の山を築くことも、滅多打ちにされることもある訳です。勝負の流れを左右するのは、球の力以上に、局面を把握し、冷静に敵の裏をかいて投球を組み立てていくということです。
黒田は、7回までパーフェクト、8回の先頭打者に初めてのヒットを打たれるのですが、大抵の力優先で快投を続けていたピッチャーは、ここからメンタル面で崩れていきます。初ヒットを打たれスタジアム全体が落胆した雰囲気の中、すぐに自分を取り戻して、結局最後までこの1安打だけで押さえ込みということは、並の精神力でなせる業ではありません。
ビジネスの世界でも、ミスをしてしまった後、より緊張感を持って望むことがいかに難しいことか、皆さんも経験があるのではないかと思います。
先月末に、いよいよ40代に突入しましたが、ただ突っ走ってきた30代より成長し、「準完全」を達成する精神力を身につけたいと思います
