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      <title>ファンサイト通信 | カワムラ リュウイチ</title>
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      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2010</copyright>
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         <title>第391号『ねぷた太鼓』</title>
         <description><![CDATA[<img alt="R0012126.jpg" src="http://www.fun-site.biz/kawamura/2010/07/29/R0012126.jpg" width="320" height="240" />

【野に咲く白い花】

9年前、2001年7月12日早朝。
弟が永眠した。
脳腫瘍と闘かった3年間だった。
長男である私の代わりに家業を継ぎ、地元の商工会や、ねぷた祭りの運営の先頭に立って動いていた。
誰からも信頼されていた。
帰省したときなど、もっと活気のある町にするためにはどうすればよいかを、夜遅くまで話し合った。
映画が好きで、バイクにまたがり、笑顔がさまになる奴だった。

その弟の死を目の当たりにして、はっきりとわかったことがある。
人は必ず死ぬという事実。
知っていることと、わかることとは違うということがわかった。
頭で知ることと、身体でわかることは違うのだ。
それまで、カッコつけていた。
それなりのポジションで、それなりにお金が稼げていればいい。
知ったかぶりを決め込み、誰かの片腕として重宝がられる自分でいいと。

でもそれは、主役でも脇役でもなく、自己満足に浸っているだけの傍観者でしかなった。
自分の人生を他人の手に委ねていただけのことだ。
自分の人生を自分で切り開く。
だから、ファンサイトを起業した。

そして、いままた「やりたいこと」で頭がいっぱいだ。
しかし「やりたいこと」をカタチするためには、情熱というエネルギーだけでは実現できない。

「夢」だけではなく「現実」を、「やりたいこと」だけではなく「できること」をまずは冷静に書き出してみる。
例えば、
・ 資金はどのくらい必要なのか
・ 自分に与えれた残り時間はどのくらいか
・ 共に闘える人は誰と誰か
・ 1年後の売り上げは、5年後は、10年後は

クラクラするほど、実現したい山は大きく立ちはだかる。
そして、果たして自分にできるのかと、不安にかられる。

津軽はもうすぐ祭りの季節だ。
耳を澄ませば、弟が打ち鳴らす、ねぷた太鼓の音が聞こえてくるような気がする。
兄貴頑張れよ。と。

【ファンサイト通信夏休みのお知らせです。】
8月6日、13日はお休みとし、　次号は20日（金）配信とします。
よい夏休みを、お過ごしください。
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         <pubDate>Thu, 29 Jul 2010 17:07:24 +0900</pubDate>
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         <title>第390号『嬉しい事件』</title>
         <description><![CDATA[<img alt="R0011785.jpg" src="http://www.fun-site.biz/kawamura/2010/07/22/R0011785.jpg" width="320" height="240" />

【プーケットビールとプレゼント用グラス】

些細なことであれ、何か楽しそうにしている人たちがいると、なぜ楽しいのか知りたくなる。
去年12月にスタートしたandparty（アンドパーティ）は、現在、お料理教室を主催する30数名の先生（パーティマイスター）とその生徒（ファン）600数名が集うコミュニティサイトである。

andpartyの意味は、「●●とパーティ」つまり「●●」に当てはまる様々なテーマで、お料理パーティを楽しむ、リアルとウェブにまたがるコミュニティである。
特徴は、お料理教室というリアルな場に集まる仲間がネット上でも情報交換する場、それがandpartyである。
だから、リアルが中心のABCクッキングスクールともネットだけのクックパッドとも違う。

最近、ちょっと嬉しい事件が起きた。
andpartyのマイスター・らーぷさんが主催するお料理教室<a href="http://www.fun-site.biz/fun/index.html" target="_blank">「スタイリッシュダイニング」</a>から3組ものカップルが誕生した。
そして、その中の一組がめでたく、9月にご結婚するとの報告があった。

食べることは、とても原初的な行為である。
その時空を共有していると、人との相性もわかり易くなるのかもしれない。
みんなで学び、作り、食べ、そしてつながる。
結局、楽しそうにしている人のまわりに、人は集まる。

 【コラボレーションイベント開催のお知らせ＆プレゼント】
いま、下記のイベントに申し込みされた方、先着4名様にプーケットビール特製グラス（写真に写っているグラス）プレゼントします。（ファンサイト通信を見たと一言添えてください）そして、あなたにも素敵な出会いがあるかも。

andparty（アンドパーティ）」に参加しているフレンチ・イタリアンの先生、土器絵里子さんと、「日本料理ふるけん」のオーナーシェフ、古川弘英氏によるコラボレーションイベントを開催します。 

日時：7月25日（日）11:00〜14:00 18:00〜21:00　
入れ替え制　立食スタイル 募集数：各回30名 
場所：西麻布ふるけん　 料金：￥6,000-（税込）
ご興味あるかたは、下記まで、 
andparty運営事務局　担当：柳澤　090-6134-1397 　
または<a href="http://andparty.jp/?m=pc&a=page_h_m3_detail&target_contents_id=2" target="_blank">「M3イベント告知ページ」</a>にてお申し込みください。
<a href="http://andparty.jp/" target="_blank">andparty</a>のご登録は無料、是非ご参加ください。

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         <pubDate>Thu, 22 Jul 2010 18:02:40 +0900</pubDate>
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         <title>第389号『捨て耳効果』</title>
         <description><![CDATA[<img alt="R0011755.jpg" src="http://www.fun-site.biz/kawamura/2010/07/15/R0011755.jpg" width="320" height="240" />

【光る女】

お客様から「スタッフのみなさん、いつも挨拶や電話の応対がいいですね」とお褒めの言葉をいただくことがある。
この一言は、なによりもうれしい。

ひとり一人、抱えているプロジェクトも多い。
達成しなければならない目標や、日々の対応にも追われている。
余裕がなくなり、弊社のような小さな組織ですら意思疎通が滞ることがある。

時々、コミュニケーション度を確認するために5つのチェックリストを用意している。

□ 出社、退社の時のあいさつに元気さを感じない。
□ スタッフの出勤、外出時の状況が把握できていない。
□ お客様へのプロジェクトの企画意図の説明内容が、人によってばらばらである。
□ お客様からの伝言が伝わっていない。
□ お客様からの問い合わせがあっても、担当者がいなとまったくわからないことが多い。

2つ以上なら、要注意。
3つなら、即改善の対応が必要である。
要するに、必要としている情報が共有されておらず、仕事の達成目標の共有理解もない。
結果として、相手を理解しようとしていない。

こうならないために、師匠から習った3つの方法がある。
いたってシンプルである。

まずはあいさつ。
ただし、ただあいさつをするのではダメである。
明るく元気に、聞こえる声であいさつをすること。
そして掃除。
これも、それぞれがバラバではNG。
同じ時間に、全員で掃除をすること。
最後は捨て耳。
これは、各自が仲間の仕事の内容について日々、聴くとはなく聞いている様を「捨て耳」という。
親戚の伯父さんとか、近所のおばさん感覚である。

結果、お客様からの問い合わせに対して「担当者が不在なので、わからない」と素っ気なく答えることが間違いなく激減する。
「捨て耳」をしていると「いつもお世話になっております」という言葉が不思議なくらいスムーズにでてくる。

駄洒落ではないが、この「捨て耳」、以外と効く。
お試しあれ。

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         <link>http://www.fun-site.biz/kawamura/2010/07/389.html</link>
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         <pubDate>Thu, 15 Jul 2010 11:00:46 +0900</pubDate>
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         <title>第388号『キルギス共和国って？』</title>
         <description><![CDATA[<img alt="R0011736.jpg" src="http://www.fun-site.biz/kawamura/2010/07/08/R0011736.jpg" width="320" height="240" />

キルギス伝統楽器<a href="http://www.口琴.net/" target="_blank">「口琴」</a>

リウマチと前向きに闘う人を応援しよう。
<a href="http://www.riumachi.org/" target="_blank">「リウマチファンサイト」</a>は、財団法人・日本リウマチ財団「平成17年度・ノバルティス・リウマチ医学賞」を受賞され、現在、東京医科大学医学総合研究所教授、中島利博先生の呼びかけに賛同し集まった、会員数300名ほどのコミュニティサイトである。
ファンサイトは、この運営をお手伝いしている。

「リウマチファンサイト」で、2年前から行っているプロジェクトが<a href="http://www.riumachi.org/hearty/index.html" target="_blank">「ハーティスマイル」</a>である。
このプロジェクトはソビエト連邦崩壊後の中央アジア、とりわけ<a href="http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/1320/" target="_blank">キルギス共和国</a>における小児リウマチ熱の撲滅を目標に掲げている。

なぜ、中央アジア、キルギス共和国なのか。
このエリアのリウマチについて研究しようとしていた中島医師（聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター副センター長時代）と、<a href="http://www.fun-site.biz/companyinfo/staff/index.html" target="_blank">弊社顧問、宇田</a>が、たまたま愛知万博で中央アジア共同館のコンセプター・プランナーをしていたことで繋がった。
ご縁である。

その後、現地調査でわかったことであるが、ソビエト連邦崩壊後、医療の後退によりリウマチ熱で苦しむ患者が2，8倍も増加していた。
この対策として、現地での医療サポートはもちろんのこと、キルギス共和国から医師を日本に招き、共同研究を重ねた。
こうした、中島医師の活動が認められ、キルギス共和国国家顧問（保険分野）としても活動している。

数週間前、TVでキルギス共和国の映像が流れた。
それは、多くの市民が<a href="http://www.youtube.com/watch?v=B1KTLQ98vCc" target="_blank">暴動</a>を起こしているシーンである。
この事件で、死者が2、3千人にも達したともいわれている。
事件の全容や、問題の解決はすべてこれからである。

訪ねたこともない国であるが「ハーティスマイル」の活動を通して、在日キルギス人の若者とも交流ができた。
穏やかで、日本人と良く似た顔立ちの彼らの表情は、焦りと不安と無念が、色濃く滲みでていた。

私たちにできることは多くはない。
しかし、ご縁という絆で出会ったことを大切にし、出来る限りのことはしてみたい。
特定非営利活動法人「シルクロードの健康的な未来を考える会」の設立も、目前である。

さらに詳しくは、<a href="http://medg.jp/mt/2010/06/vol-220.html" target="_blank">こちら</a>


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         <link>http://www.fun-site.biz/kawamura/2010/07/388.html</link>
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         <pubDate>Thu, 08 Jul 2010 18:46:06 +0900</pubDate>
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         <title>第387号『企業ウェブサイトの行方』</title>
         <description><![CDATA[<img alt="R0011732.jpg" src="http://www.fun-site.biz/kawamura/2010/07/01/R0011732.jpg" width="320" height="240" />

【囚われし石】

無人駅の駅前にお店を出したり、看板を立てても意味がない。
そもそも、一日の乗降客が十数人規模ではどうにも話しにならない。
ところが、近くに集合住宅地が開発されマンションや一戸建て住宅が建ち並び、数万人規模の町が形成され、一日の乗降客が数百人、数千人なると事情は一気に変わる。
駅前や駅中に、ショッピングモールがつくられ、看板が立ち並ぶようになる。
つまり、単に鉄道が敷かれていることと、利用されていることとの差は天と地ほどの違いがある。
この状況はインターネット上でもまったく同様である。

ここ数年、「企業は新たなマーケティングチャネルの一つとして、ウェブを活用しなければ生き残れない」。
この議論が叫ばれて久しい。
高速でインターネットが繋がり、携帯電話は当然のこと、PCの普及率も高い。
結果、もはやウェブサイトを持たない企業はないだろう。
さらに、リアル店舗の縮小とウェブ店舗への拡大移行が、ますます加速している。

しかし、どれほどの人たちが日々、企業のサイトを訪問するであろうか。
勿論、企業にはそれぞれ利害関係のある人々は存在する。
ところが実際サイトを活用しているのは、会社訪問を予定している業者か、就職活動中のリクルーターが、その大半なのではないか。
現状、リアルでの告知量の多い企業へのアクセス数が多く、そうではない企業のアクセス数は微々たるものになっている。
この事実はウェブがメディアでもある、という側面は証明された。
もっとも、いままで広告費を計上できなかった中小でも、早くからネットを戦略的に利用していた企業は恩恵に浴することが出来たであろう。
しかし、多くの企業にとっては、もはや従来の4マス（新聞・雑誌・ラジオ・TV）などの他に、新規の媒体としてカバーしなければならなくなり、負荷がかかるだけの話しである。

つまり、これまでのところ、多くの企業にとって自社サイトの構築とは、インターネット回線（鉄道網）を利用して、サイト訪問者（乗降客）のほとんどいないサイト（駅舎）を作ったに過ぎないということになる。

乱暴な議論をしていることは承知している。
しかし、どう贔屓目に観ても多くの企業ウェブサイトは期待していたほどには機能していないと言わざるを得ない。

ではどうすれば、この状況を変え、あらたな価値を作り出せるのだろうか。
答えは、ファンが集えるサイトを企業が提供することである。
自社の商品やサービスを支持してくれているファンは必ず存在する。
ただし、その規模はその商品やサービスに属するから、必ずしも期待取りの売り上げや集客に結びつかないかもしれない。
それでも、もはや自社商品のファンが集まるサイトの提供以外、企業サイトの存在する理由が見当たらない。

ドラッカー曰く。
「市場において目指すべき地位は、最大ではなく最適である」と。


【コラボレーションイベント開催のお知らせ】

「andparty（アンドパーティ）」はファンサイトが運営する[食]のコミュニティーファンサイトです。（スタート6ヶ月余、現在マイスター（先生）30名　メンバー593名登録）
今回、その活動の一環として「andparty（アンドパーティ）」に参加しているフレンチ・イタリアンの先生、土器絵里子さんと、「日本料理ふるけん」のオーナーシェフ、古川弘英氏によるコラボレーションイベントを開催します。
ご興味あるかたは、下記メールにて
andparty運営事務局　担当　柳澤　090-6134-1397 　または　http://andparty.jp　でお申し込みください。

日時：7月25日（日）11:00〜14:00  18:00〜21:00　入れ替え制　立食スタイル
募集数：各回30名
場所：西麻布ふるけん　
料金：￥6,000-（税込）

ご興味あるかたは、下記まで、
andparty運営事務局　担当：柳澤　090-6134-1397 　または　
<a href="http://andparty.jp/?m=pc&a=page_h_m3_detail&target_contents_id=2" target="_blank">andparty.jp</a>「M3イベント告知ページ」にてお申し込みください。

アンドパーティのご登録は無料、是非ご参加ください。


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         <pubDate>Thu, 01 Jul 2010 13:40:02 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>第386号『わかりにくいということ』</title>
         <description><![CDATA[<img alt="R0011631.jpg" src="http://www.fun-site.biz/kawamura/2010/06/24/R0011631.jpg" width="320" height="240" />

【2つのシンボル】

わかりにくいということは、必ずしも悪いことではない。

1980年代、池袋西武百貨店にあった西武美術館は、現代美術の聖地といっても過言ではなかった。
そこでは、例えば、脂肪・蜜蝋・フェルトなど独特な素材を用いたドイツの作家、ヨーゼフ・ボイス展での作品に説得力を感じた。
さらに、高さわずか60センチの陶製の小便器に「泉」と題した作品でも知られるマルセル・デュシャン展での「彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも」。
この、大ガラス作品の細部の繊細さと、野放図な構図に圧倒された。
そのどれもが、決してわかりやすいものではなかった。
いや、むしろ、理解しうる回路がないことに戸惑った。

難解な作品の極めつけを挙げるならば、スタンリー・キューブリック監督作品、映画「2001年宇宙の旅」がそれである。

平たい石盤のような謎の物体「モノリス」を巡る展開ではあるが、特に主人公もなく、それぞれのシーンも特別な関連性が乏しい、そして、これといったナレーションもない。
これはドキュメンタリーか、あるいは何かの環境映像ではないかとさえ思った。
それにしても、冒頭、古代の人猿が骨を頭上高く放り投げると、星屑のひろがる天空に浮かぶ宇宙船へと変わっていくシーン。
漆黒の宇宙に浮いた宇宙船が、ヨハン・シュトラウス2世作曲「美しき青きドナウ」のワルツに乗って表れたときの新鮮な驚きは、いまだに忘れられない。

難解な映画や音楽、絵画などに接したとき、人はどんな反応をするか。

まずは、自分の身の回りにある既に知っている何かとの類似、類型を探す。
それでも解明出来ないとき、「これは何だろう？」という畏怖の念を持つ。
そして、頭をフルに稼働させ、感覚を最大限に広げる。
すると、圧倒されたり、心地よいと感じたり、新鮮だと受け止めたりしたことがらの中に、自分の感受性の幅が確かに広がったと感じる瞬間に出会う。

なにも、わかりやすく、大衆的なものを否定しているのではない。
ただ、優れて手応えのある本物は、往々にしてわかりにくく、受け入れにくいことが多い。
随分と永きにわたり、甘く、柔らかく、可愛いく、わかりやすいもので埋め尽くされてきた。
そろそろ、苦く、渋く、固く、わかりにくいものも人は求めはじめているのではないか。



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         <pubDate>Thu, 24 Jun 2010 19:21:41 +0900</pubDate>
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         <title>第385号『日記の効用』</title>
         <description><![CDATA[<img alt="R0011715.jpg" src="http://www.fun-site.biz/kawamura/R0011715.jpg" width="320" height="240" />

【日記帳】

かれこれ、日記を付けはじめて10年になる。
今年も、ほぼ中盤にさしかかり、これまでの日々を読み返してみた。

例えば、数日前の日記（一部）でこんなことを書いた。
------------------------------------------------
6月15日 火曜日 晴れ　6時起床

午前、日本工学院にてマーケティングの講義。
事例として「AKIBA 48」をとりあげてみた。

それにしても、「AKIBA 48」を使って仕掛けた総選挙という方法は、聴けばシンプルだが巧みである。
要するに、百数名いるメンバーの選抜や、舞台での立ち位置を決めるためのランキング投票なのだ。
 
投票の権利を有するためには、新曲CDを買うこと。
CD1枚購入につき、1投票権が付いている。
だから、贔屓の子を上位にするために熱狂的なファンはCDを何枚も買う。
なかには、一人で500枚も購入する者もいるという。
仕掛人である秋元康は、これがビジネスモデルだと言っている。
かつて、売春行為を援助交際と言い換えていたのに、ニュアンスが似ていなくもない。
だが、たしかにこれもモノを売る仕組みには違いない。
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いま、自分にとって何が好きなのか、どんなことが許せないのか。
日記を付けるという事は、「自分のことが、どのくらいわかっているか」という自己確認でもある。
一日や二日では見えにくく、わかりにくいことも、日々積み重ねた言葉から透けて見えてくるものがある。

そして、一方で危険信号のようなものも浮かび上がる。
これは修正しなければ、この先、生きていけなくなる、というようなことも判る。
では、どうやって修正するのか、その答えも日記のなかから生まれてくることが多い。

好き嫌いの感覚を研ぎすまし、自分を律するためにも書き続けたい。

]]></description>
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         <pubDate>Thu, 17 Jun 2010 14:45:06 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>第384号　『告白』</title>
         <description><![CDATA[<img alt="R0011666.jpg" src="http://www.fun-site.biz/kawamura/2010/06/10/R0011666.jpg" width="320" height="240" />

【告白のパンフレットより】

映画『告白』を観た。
エンドロールが終わり、場内が明るくなり、ほんの数秒、誰ひとり席を立つものがいない。
「うーん・・・」という低い吐息が隣の席から、漏れ聞こえた。

不景気、リストラ、いじめ、幼児虐待、こんな時代だから、せめて架空の物語では、泣けて、笑えて、愛と友情を信じることができるエンターティンメントが観たい。
だから、『世界の中心で愛を叫ぶ』も『ルーキーズ』もヒットし、そうした類いの映画が次々と量産されてきた。

映画『告白』は悪意に彩られた物語である。
灰汁のエグ味を伴ったザラリとした感触が広がる。
後味はすこぶる悪い。
でも、もう一度その味を確かめたい。
そんな印象をもった。

原作は、09年本屋大賞受賞作でベストセラーにもなった湊かなえ著「告白」。
物語は「生徒に娘を殺された」と終業式の日、教室で生徒に話す女教師の告白から始まる。
監督は『下妻物語』『嫌われ松子の一生』『パコと魔法の絵本』など、斬新で鋭利な演出力をもつ、中島哲也。
主人公、森口悠子を演じるのは、昨年『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』で、最優秀女優賞を受賞した、松たか子。
他、熱血でウザい新人教師に岡田将生、殺人犯の過保護すぎる母親に木村佳乃、そしてオーディションの中から選ばれた37名の13歳の生徒たち。

演技、演出、映像、音楽、背景、どれをとっても素晴らしい出来に仕上がっている。
雨のなか、主人公、森口がひざまずき嗚咽するシーンで流れるレディオヘッドの「ラスト・フラワー」の挿入も秀逸である。
そして、最後まで途切れることのない、画面に漲る緊張感の持続に驚いた。
監督の力量の凄さなのだろう。

過去に観たなかで、1本だけ、悪意がエンターティンメントとして成立していた映画がある。
スタンリー・キューブリック監督作品『時計じかけのオレンジ』。
『時計じかけのオレンジ』の主人公、アレックスとその仲間が「雨に唄えば」を口ずさみながら、暴行をくわえるシーンと、雨のなか主人公、森口が嗚咽するシーンで流れるレディオヘッドの「ラスト・フラワー」がなぜか重なった。

これまでのところ、今年最高の作品である。

お知らせです。
アトリエから望む、<a href="http://www.fun-site.biz/fun/camera.html" target="_blank">スカイツリー</a>（少し小さいですが）。
定点カメラで日々の成長がご覧いただけます。
来年の完成、そしてその後のライトアップが、いまから楽しみです。
是非、ご覧下さい。

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         <pubDate>Thu, 10 Jun 2010 13:24:13 +0900</pubDate>
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         <title>第383号『行列のできる店』</title>
         <description><![CDATA[<img alt="R0011635.jpg" src="http://www.fun-site.biz/kawamura/2010/06/03/R0011635.jpg" width="320" height="240" />

【<a href="http://www.fun-site.biz/map/" target="_blank">鯛焼き　人形町柳屋</a>】

いま、浜町にあるアトリエは仕事場と住まいを兼用している。

Q.「お住まいはどちらですか？」
A.「浜町です。」
Q.「ああ、浜松町ですか？」
A.「いや、人形町そばの浜町です。」
こんな遣り取りの会話が少なくない。

そもそも、人形町も浜町もどちらかと言えば、地味で人通りも他の町に比べれば少ない。
その人形町・浜町が最近なんとなく人通りが多い。

原因は、TVドラマ「新参者」のヒットだ。
初回の視聴率が21.0%と、TBS日曜日夜9時のドラマで20%を超えたのは、2007年放送の「華麗なる一族」以来とのこと。

原作は東野圭吾の小説、主演は阿部寛。
脇役も、黒木メイサ、向井理、溝端淳平、泉谷しげる、佐野高史、原田美枝子、三浦友和、原田芳雄、寺島進、夏川結衣など、若手と演技巧者のベテランが上手く絡み合い、久々見応えのあるドラマに仕上がっている。
そして、日頃、なにげなく通る町並みや、交差点、お店が映し出されるのも親近感が沸き、なんだかわけもなく自分のことのように嬉しい気分になる。

ドラマの中で、美味しいと評判で、行列のできる架空の鯛焼き屋さんが登場する。
阿部寛演ずる甘党の主人公は、なぜか毎回不運にも、この鯛焼きにありつけない。
コミカルなシーンのせいばかりではないだろうが、実在の鯛焼き屋も、このところ日増しに行列が長くなっている。

さまざまなグルメ情報の氾濫するいま、時ならぬ行列が生まれる。
この鯛焼き屋さんもその例外ではない。
行列とは、その鯛焼きを食いに来たのではなく、情報を食いに来たのである。
情報を食って満足すれば、いずれはこの行列はなくなる。

人形町・浜町界隈のお店は一様に間口が狭く、常連が入れば、すぐ一杯になる。
日曜日は大概どの店も休みだ。
つまり、家族で商いをしているということだ。
だから、無理をしない。
無理に店を広げない。
自分たちの身の丈に合った歩調で生きている。
この町のそんな風情が好きだ。

お知らせが1つ。
倅、川村元気 企画・プロデュース、中島哲也 監督、松たか子 主演 、
映画<a href="http://kokuhaku-shimasu.jp/index.html" target="_blank">『告白』</a>が6月5日（土）より公開されます。
ご高覧いただければ幸甚です。
こちらは、行列ができれば良いのですが・・・

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         <pubDate>Thu, 03 Jun 2010 10:08:39 +0900</pubDate>
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         <title>第382号『リーダー不在』</title>
         <description><![CDATA[<img alt="R0010902.jpg" src="http://www.fun-site.biz/kawamura/2010/05/27/R0010902.jpg" width="320" height="240" />

【北極の王の剥製】

選挙公約を守らないだけではなく、自らの発言も二転三転し、迷走するばかりの首相。
惨敗しても、辞意は冗談でしたと、ヌケヌケと言い放つサッカー日本代表監督。
いま、恥を知らないリーダー達が闊歩している。
こんな時、決まって「強いリーダー待望論」が出てくる。
どちらにしても、少しシリアスでブルーな気分になる。

アメリカの人類学者ルース・ベネディクトは1946年、著書『菊と刀』の中で、欧米は内面にキリスト教的、善悪の絶対基準を持つ「罪の文化」であり、他方、日本は内面に確固たる基準を欠き、他者からの評価を基準に行動が律せられる「恥の文化」であると言及した。
したがって、日本人は神の目を意識することなく「他人の目（ひと目）」を気にしながら行動する自立なき民族だと断じた。

この指摘に敗戦国、日本は戸惑った。
そして、「恥の文化」は個人の自立を損ねる規範でしかないとし、その非正当性を日本人は徹底的に刷り込まれた。
結果、自立と自己責任の名の下、個人の能力と目標達成でしか評価しない成果主義に、いまや人々は翻弄さている。

なんのことはない、『菊と刀』はアメリカの日本統治と占領政策を正当化するための政治的イデオロギーとして活用されただけのことであった。

もともと、日本人が築き上げた「恥の文化」とは、自然の摂理に従い、最大多数の由（よし）を実現するために人知を集めた行動規範であった。
「身の程を知る」「分をわきまえる」「恥を知る」とは、集団のなかで自分の果たすべき役割を認識していることである。
いまや、これらの言葉は瀕死の状態にある。
65年間もの永きにわたる、アメリカの占領政策で日本から「恥の文化」が消滅しかけている。
リーダー不在のいまこそ、私たち日本人とは何者なのかを、再度、問うてみる必要がある。

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         <pubDate>Thu, 27 May 2010 13:08:22 +0900</pubDate>
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         <title>第381号『モーニング珈琲』</title>
         <description><![CDATA[<img alt="R0011351.jpg" src="http://www.fun-site.biz/kawamura/2010/05/20/R0011351.jpg" width="320" height="240" />

【スマート珈琲】

取材でも、出張でもなく、京都で遊ぶ旅をした。
初日、一番の目的だった「長谷川等伯展」を観た。
そして翌朝、迷うことなく珈琲店へ向かった。

京都の旅の楽しみの1つに、朝のモーニング珈琲は欠かせない。
「イノダコーヒ本店」、「Cafe進々堂 京大正門前」、「御多福珈琲」、「セブン」「ELEPHANT FACTORY COFFEE」挙げればきりがないほど行きたい店が思い浮かぶ。

宿から、それほど遠くない寺町三条にある「スマート珈琲店」に向かった。
市役所を右手に見て、寺町アーケードに入る。
アーケード街は8時を少し回ったばかりで、まだほとんどのお店のシャッターは降りている。
しばらくぶらぶらと歩いていくと、ほのかに珈琲豆を煎る香りが漂ってきた。

香りの誘われるままに、間口の狭い店内に入る。
すでに、8割ほど席はうまっている。
新聞を読んでいる出勤前のサラリーマン、話しに花を咲かせるご老人たち、年齢も職業もバラバラである。
妻と友人たちとで空いている席に座る。

創業昭和７年、落ち着いた内装に、低く、ゆったりとしたイスとテーブル。
さて、メニューを眺め、珈琲とそれぞれ銘々に、一品づつオーダーする。
しばらくして、運ばれてきた品々に一同、小さな歓声があがる。
みずみずしい野菜のサンドウィッチ、ふんわりとした玉子のサンドウィッチ、パンがしっとりして口溶けも滑らかだ。
甘さを押さえたフレンチトースト、そして、ホットケーキ。
このホットケーキはハッとするほどふっくらとして、ほんのりと甘みがある。
珈琲を一口、啜り、それぞれ一切れづつ頬張る。
どれもが、頃合い良く、組み合っている。

考えてみれば、アメリカでもヨーロッパでもこんなに美味い、モーニングを食べた記憶がない。
欧米の食文化を翻案し、日本風の、いや京風の珈琲文化とでも呼べるものが確かにここにはある。
珈琲を啜りながら、次の目的地を確認すべくガイドブックに目をやった。



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         <pubDate>Thu, 20 May 2010 12:46:44 +0900</pubDate>
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         <title>第380号『長谷川等伯展を観た』</title>
         <description><![CDATA[<img alt="R0011322_2.jpg" src="http://www.fun-site.biz/kawamura/2010/05/13/R0011322_2.jpg" width="320" height="240" />

【会場入口にて】

3月、東京国立博物館で開催されていた「没400年　特別展『長谷川等伯』」を見逃した。
暫くして、「長谷川等伯展」が京都国立博物館へ巡回されることを知った。

長谷川等伯は、1539年、能登七尾に生まれる。
はじめ、絵仏師として寺院に掛けられる仏画を描いていたが、30歳代に能登から京へと上洛し、絵師として本格的に活動をはじめた。
ここから等伯のたどった道程は、長く険しい試練の時が続く。
方や、後に最大のライバルとなる狩野永徳は、室町時代から続く絵師の名門、狩野派一族の御曹司として英才教育を受け、画壇に盤石の基盤を築いていた。
それに比べ、等伯は名門の出でもなく、後ろ盾があるわけでもない地方出身の一介の絵師でしかなかった。

しかし、頭角を現し始めたころの秀吉や、この時代のプロデューサー的存在だった千利休に見出され、狩野永徳の地位を奪い一躍、画壇の頂点へと登り詰める。
まさしく、絵筆ひとつ身ひとつ、一代で成し遂げた下克上だった。
この絵師がどんな絵を描いてきたのか、その変遷を観たい。
連休後半、矢も楯もたまらずに京都へ行くことにした。

嬉しいことに、会場は夕方だったこともあり、思ったより混んではいない。
今回の展示では、その時々の変遷と特徴がわかるよう7つの章に別れている。
圧巻は、なんといっても大胆かつ華麗なる世界を描いた、京都智積院所蔵 国宝「楓図壁貼付」と、枯淡かつ静寂の極み、東京国立博物館所蔵　国宝「松林図屏風」の対照的な名作を同じ会場で見ることができたことだ。
この、あまりに対照的な作品が同じ絵師の手によるものなのか。
ふと「楓図壁貼付」は秀吉を、「松林図屏風」に利休の移り姿が思い浮かんだ。

400年前、秀吉が、利休が、そして等伯が、それぞれに野心を燃やし、命を賭け、この京に生きていた。
矜持の光と諦観の影が織りなした時代、それが桃山だったのではないか。
会場を出ると、すでに日は暮れ古都の風がそよいでいた。

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         <pubDate>Thu, 13 May 2010 13:41:54 +0900</pubDate>
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         <title>第379号『キーワードは「教育」』</title>
         <description><![CDATA[<img alt="cap_jpofan.jpg" src="http://www.fun-site.biz/kawamura/2010/04/22/cap_jpofan.jpg" width="202" height="226" />

【楽しい音のおもちゃ箱】

日本のクラシック音楽界をリードしてきた楽団のひとつ、日本フィルハーモニー交響楽団。
いま、ファンサイトでは、親子で楽しめる日本フィルファンサイト<a href="http://www.jpo-fan.com/" target="_blank">「楽しい音のおもちゃ箱」</a>サイト制作のお手伝いをしている。
サイト制作のコンセプトは「エデュケーション」。

子供たちにとって、音楽が楽しく、わかり易く、より身近なものになるよう、日々ご担当のWさん、Sさん、Iさんと議論を重ねコンテンツ開発をしている。

もともと「エデュケーション」というテーマは日本フィルの大きな柱の1つでもあったが、このコンセプトアイデアは、2年前、東京現代美術館で観た「スタジオジブリ・レイアウト展」で確信にちかいヒントを得た。
高畑勲氏・宮崎駿氏、両監督のレイアウト展示である。
レイアウトとは、一枚の紙に背景とキャラクターの位置関係、動きの指示、カメラワークの有無やそのスピード、撮影処理などアニメで表現される全てが網羅された「手書きの設計図」である。 

レイアウトを制作行程に取り入れるシステムは、1974年に「アルプスの少女ハイジ」で、この二人が本格的に導入したものだという。
PCもCGも使わず、ひたすら手書きによるレイアウト。
展示数1300点、圧倒的な量に驚かされた。
そして、この展覧会が他のアニメ関連の展示と違うことにも気が付いた。
それは、ただ単に、アニメキャラクターのセル画を並べるのではなく、コンセプトやストーリースケッチがアニメーション制作のどの部分に関わっているかが、子供たちにも解り易く見て取れる展示になっている。

このことは、地方の動物園でありながら上野動物園の入場者数を抜き、話題にもなった旭山動物園にも共通している。
ここでは寝ていて、ちっとも動かないライオンやヒョウたちの形態を展示するのではなく、生き生きと動き回る行動を展示することで、圧倒的な楽しさをプレゼンテーションすることに成功した。

スタジオジブリ、旭山動物園が目指している共通項は何か？
ミュージアムや動物園は教育機関でもある、という当り前の認識に立ち、すべてを構成しているということだ。
日本フィルファンサイト<a href="http://www.jpo-fan.com" target="_blank">「楽しい音のおもちゃ箱」</a>も目指すべき地点は同じだ。
つまり、キーワードは「教育」。
いま、あらゆるジャンルで楽しく学ぶことに子供も大人も渇望している。

<a href="http://www.jpo-fan.com/summer2010/"><img src="http://www.jpo-fan.com/summer2010/common/img/banner.gif" alt="日本フィル 夏休みコンサート2010" width="120" height="60" /></a>


お知らせ
いよいよ来週から連休です。
それに伴い、ファンサイト通信も連休とさせていただきます。
4月30日、5月7日はお休みです。
5月14日（金）ファンサイト通信380号をお届けします。

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         <pubDate>Thu, 22 Apr 2010 12:13:53 +0900</pubDate>
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         <title>第378号『100冊』</title>
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【3月に読んだ本たち】

日々、仕事をしていく上で抱えている課題を解決するためには、本を読むことがどうしても必要と感じた。
だから、とりあえず年間100冊の本を読むと決めた。
100冊という数に特別理由はなかったが、たくさん読む、という決意を具体化したいと思ったからだ。

しかし、この目標を立てるも、ここ数年、いまだ達成していない。
100冊読む、ということは、一ヶ月8.3冊読まなければ到達しない。
つまり、少なくとも一週間に2冊は読破するということである。
昨年は、かなり気合いを入れて取り組んだ。
ちなみに、一昨年は66冊、去年は81冊。
たしかに読む冊数は増えた。
がしかし、結果は付いてこなかった。

年間、100冊読破。
これは、かなり高い目標であったことを改めて思い知った。
もともと、本を読むのが苦手でしかも遅読。
かといって、速読法のような方法で読むのも、なんとなく抵抗がある。
いずれにしても、思うに任せて読むだけでは、なかなか達成し得ない。

そこで、読むルールを3つ決めてみた。
1つ目は、なんのために読むのかを意識する。
2つ目は、どうにもつまらないと思ったら途中でも止める。
3つ目は、なるほどと思った箇所に線を引き、そのフレーズをノートに書き写す。

ようするに、知識ではなく、知恵という武器を手に入れるために本を読んでいるのだ。
現在25冊目、今月は32冊までいくぞ。

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         <pubDate>Thu, 15 Apr 2010 11:37:34 +0900</pubDate>
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         <title>第377号『光明』</title>
         <description><![CDATA[<img alt="R0010838.jpg" src="http://www.fun-site.biz/kawamura/2010/04/08/R0010838.jpg" width="320" height="240" />

【光造物】

映画「フローズン・リバー」を観た。
コートニー・ハント脚本／監督の本作品は、08年のサンダンス映画祭グランプリ獲得をはじめ、09年アカデミー賞オリジナル脚本賞にもノミネートされた。
現在、アメリカのインディペンデント映画界でもっとも注目されている実力派女流監督である。

厳しい状況に置かれた2人の母親が登場する。
5歳と15歳の息子を持つ、主人公の白人女性レイ（メリッサ・レオは、この演技でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた）。
レイは、新しいトレーラーハウス購入のための資金をギャンブル依存症の夫に持ち逃げされたばかり。
一方、先住民保留地で暮らすモホーク族のライラは、夫を事故で失い、1歳になる息子は義理の母に連れ去られていた。
ふとしたきっかけで出会った2人は、それぞれの切羽詰まった状況を切り抜けるため、共犯関係に足を踏み入れていくことになる。
そして、取り返しのつかない事態に追い込まれた彼女たちは、・・・。

この映画には、離婚、別居、未婚、死別、家族の崩壊、孤立する個人、そして貧困といった、いま、私たちが直面している問題を静かに、しかし、目を背けることなく描いている。

かつて、共同体への依存、相互監視といった呪縛からの解放に熱狂した個人が、いまや、すべてが自分に委ねられ、個人の選択や差異の尊重ばかりがとりざたされる事態に半ば、困惑している。
そして、すべての伝統的規範が溶けたいま、個人として自分が選択するべき基準の不在に気付き、狼狽してもいる。

家族の崩壊も、孤立する個人も、貧困も、ひとり一人にとって自分に固有の問題のように扱われる。
あたかも、すべては自己責任なのだと。

しかし、いま求められているのは、一見、個人の問題に見えるものの中に、社会的な要因を見出し、個人の悩みを社会全体の課題として問い直す仕組みが必要なのではないか。
出口はなかなか見えないが、映画「フローズン・リバー」の中に、微かばかりの光明を感じることができた。

お知らせ 
ファンサイトは4月9日、9回目の創立記念日を迎えます。
「恒例！ファンサイト創立記念観桜会」を開催します。
4月9日（金）場所：浜町公園（都営新宿線　浜町駅徒歩30秒）
時間：夕方より（川村は4時ころから場所を確保するため、桜の木の下で飲んでます。）
待ってます。

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         <pubDate>Thu, 08 Apr 2010 13:30:58 +0900</pubDate>
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