食とロック

2016年08月23日第28回 土井さん、好きだなあ

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最近はテレビにたくさんの料理人や料理家が出るけど、あまりピンと来ません。なんでだろう、と思っていたところへ今月の『暮しの手帖』が届き(毎号宅配してもらっています。ファンにとっては朝ドラがとっても楽しみ。)開けると最初の特集が「土井善晴さん「汁飯香(しるめしこう)」のお話」(!)
お話は「日常の食事は「一汁一菜」でよい。ご飯と、具だくさんの味噌汁と、お漬物。家庭料理の組み立てを原点に戻って見直そう。」から始まります。
そうそう、まさにそうなんだよね。身体中に共感信号がパチパチと点滅しはじめました。

さらに続きます「グルメ番組のハレの料理感覚を家庭に持ち込んではいけません。」年々立派で凝った料理が要求される風潮に真正面から意義を唱えます。あっぱれ!そのとおり!

僕今、てんぷら近藤さんの本を読んでいる最中なのですが、近藤さんも言います。「料理は素材」だと。「良い素材のものをシンプルに料理する」それが全てだと。

高原家の食卓は毎日いたってシンプルです。メニューはまず味噌汁を何にするかから始めます。今日の旬を入れた味噌汁が基本です。次におかずです。こちらも今日の旬の野菜を2品ほど。焼くか煮るかです。子供がいますから、足りなければ肉か魚を、こちらも焼くか煮るかです。ごはんを鍋で炊きます。もちろん、つくりながらビールを飲みます。キッチンドリンクってやつです。音楽はかならずかけます。結構大きな音です。

テレビが視聴率落ちるのって、色々と理由ありますが生活とズレてきているのかもしれませんね。あと、提案力がなくなってきている。本質的な提案力が。

昔はもっと台所のこともちゃんとやれるテレビがあったように思えます。雑誌もそうかも。だから、『暮しの手帖』がんばってくれていてうれしい。

土井さんは、お父さんの勝さんのときから大好きな料理人。善晴さんも大好き。こういう本当の料理人や料理家がやっぱり僕は好きだなあ。

さて、そろそろお腹も空いてきたことだし、晩ごはんの仕度にとりかかるとします。

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執筆者

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高原 純一

産業能率大学 経営学部 教授
食のぐるり株式会社 代表取締役
ファンサイト有限会社 取締役

1961年5月生まれ。岡山県出身。
中・高と陸上競技、ロック、ブルースに明け暮れ。大学(同志社大工学部)でパンク、レゲエに出会う。
広告の面白さに魅かれ広告会社(大広)に入社、同時にワールドミュージックに浸る。
マーケティングに心掴まれ転職(マッキャンエリクソン)。
神戸で某食品会社のマーケティングセンターを立ち上げ、同時に食の持つ奥深さ、面白さを実感。
そして、会社員を辞め独立。食を取り巻くぐるりの面白さにやられたそのままの気持ちで、食のぐるり株式会社という食卓ゴトをマーケティングする会社をつくる。
ファンサイト川村社長との劇的な出会いとおもしろい仕事そして夜を通した素敵なご縁故で、ファンサイト取締役としてファンサイト盛り上げ役のひとりとして活動中。
好きなことは「食とロック」。

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