徒然草

2018年09月17日第80回 あー夏休み

 長い夏休みをとっていた気がします。というよりむしろ周囲で色々なことがあって、自分の思考や気持ちが着いていかずに取り残されたような夏休み状態が続いていました。決してサボっていたわけでも、何もしなかったわけでもないのですが、上手に波に乗れていたかというと決してそうではなかった気がするのです。
 新しい仕事に恵まれたり、これまで経験のなかった若い人たちとの触れ合いがあったり、単純に接する人や移動距離が増えたり、どちらかというと忙殺されて、目まぐるしく景色が変わっていきました。

 この年齢になって経験していないことが、こうもあるのかと思わされました。満足いく準備ができなく、完璧に対応しきれていないと思うと、自分自身の思考が停止している気になるものです。必然的に休憩することをサボり、リラックスすることを怠ります。インプットしなければならないのではという焦燥感にも似た義務感が芽生えてきて、何とも表現しづらい感覚に苛まれます。
 スランプのような高尚なものではないですが、疲労感の類の感覚でしょうか。目標も夢も『届かないかな。』と一瞬でも疑うと、ココロに穴があきますが、それに似たような感覚…。

 ヒトは目標や夢を失うと、漫然としてしまうのだなと、あらためて思います。それは短期的なものでも中長期的なものでも、物質的なものでもそうでなくても、何でもです。別に崇高なものでなくても何でもです。そして、それに向かって歩んでいて、躓いたときも同様な感覚に陥ると思えるのです。
 そういうときは、振り返り、周りを見ればよいのではないでしょうか。自分を振り返れば必ず解決策があるはずです。経験に裏打ちされた何かが見つかります。周りを見れば必ずポジティブな仲間がいるはずです。

 毎日顔を合わす職場の同僚、一日に何度もメールを交わすアミーゴ、機嫌の悪いときにはレスの悪くなる友人、内線で話すことしかない日もある上司、儲け話以外は会いに来ない悪友、週に一度必ず食事をする兄弟、弱っていそうなときに連絡をくれる師匠、離れていても心が繋がっている親友…、周りにキリがないくらい色々な仲間がいることに気づきます。そして必ず誰かが手を差しのべてくれます。
 月並みですが、支えあっているわけです。ネット社会の確立、AIの時代到来、僕らをとりまく環境の変化は様々ですが、ヒトはヒト、仲間は仲間です。ウルワツ寺院のサンセットとともに夏休みは終わりを告げます。

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執筆者

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南谷 康宗

経営家・個人投資家・事業戦略家

慶應義塾大学法学部卒
幼少を欧州で過ごし、帰国後サッカーに没頭。

中学からエスカレーター校に入学し、順調にスポイルされ大学卒業。 10年の金融機関勤務経験を経て独立。
現在は複数社で取締役を務め経営に携わるとともに自らも投資家として複数企業に資本投下。

クライアントの依頼に応じて事業ごとの戦略策定と起業にも携わる。
小さな成功と大きな失敗を繰り返し、不惑40歳を超えても迷い続ける人生の旅人。

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