ファンサイト通信

2019年06月13日第823号『心の安定を作るキーワード』

【バイクセット完了】

ファンサイトは3月決算だが、会計事務所からの
決算報告書が出てくるのは5月の末。
それに合わせて、消費税の納付金額も決まり、5
月31日には間も開けず即支払う。
今期も、少し潤ったかなと思う間もなく、国庫に
スッと吸い取られていった。(笑)

会社を運営し始めのころ、月々の売上や会社の理
念・目標といった事柄を思いつくままノートに書
いていた。
例えば、企業がファンサイトを実施する意味や方
法、そして利益を上げるための具体的な営業先へ
のアプローチや、月々の入出金などを。
最初のうちは、何が事実で、何が想いや構想かも、
まったく区別がついていない状態だった。
だから、理想と現実が混濁しているような状態で、
月末の支払いや年度決算が近づくと、根拠なく不
安になったりイライラすることが多かった。

食に関係する仕事も多く、飲み食いが恒常的にな
り、気がつくと体重も増え、遂にあの魔の痛みを
伴う痛風にもなった。
こうして遅蒔きながら、運動を再開した。

運動をした日には、走った距離や時間だけではな
く、体重や体脂肪も計測して記録した。
数ヶ月が過ぎ体重も減り、勢いで市民マラソンに
も挑戦してみた。
思い起こせば、いろいろなレースに参加した。
気がつけば、いまではトライアスロンのレースに
も出るようになった。

何回かの体験を通して、レースで良いときと悪い
ときの結果の違い、それが何故か起こるのかと考
えるようになった。

そして、分かったことがある。
練習してきたことの事実と、こうなれば良いなと
いう(タイムや順位などの)願望は、関連しては
いるが混同すべきものではない。
例えば、10キロレースでいいペースで走ってい
たが、8キロ地点で突然足が重くなり、走りが違
うものになったことがある。
その一番の原因は、冬場の持久走の練習量が不足
していたのだと、データを振り返り理解すること
ができた。
例えば、レースでなかなかスピードが上がらい。
なぜなのかと考えてみた。
それは、インターバル(ある距離を全力で走るト
レーニング方法)などによって最大心拍数を上げ
る練習が足りていなかったことが原因と分かった。

こうして、一つひとつ考えて、事実と願望(イメ
ージ)を切り分けることを続けた。
切り分けることで、何が足りていて、何が足りな
いのかを客観的に判断するための基準のようなも
のを少し持てるようなった。

そして、この方法は会社の経営にも通用すること
に気がついた。

いまでこそ、会社を運営することにイライラした
り、過度に不安になることも少なくなったが、そ
れはトレーニングを通して、事実と意見を分けて
考えることが出来るようになったことが影響して
いると思う。

勿論いまでも、不安になることも、イライラする
こともある。
妻の一言に救われることも日常茶飯事である。
しかし、この事実と希望や願望を分けて考えるこ
とが出来ていなければ、現状を掴むことが難しく、
おそらくもっと混乱し、堂々巡りを繰り返し、い
まだに悩み続けていただろう。

「事実と希望や願望を分ける。」
いまのところ、僕にとってこれが、心の安定を作
り出す方法でありキーワードである。

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執筆者

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川村 隆一

ファンサイト有限会社
代表取締役

1952年1月生まれ。
日本大学芸術学部卒業。
日活株式会社、日本工学院専門学校映像デザイン美術科(現)グラフィックデザイン科専任教師、株式会社Cカンパニー、株式会社ナガセ等を経て、ファンサイト有限会社を設立。
資生堂・イオングループ・キリンビール・マツダ等の企業コミュニケーション/広報活動のためのディレクションとプランニングを手がけてきた。

【書籍】「企業ファンサイト入門」日刊工業新聞社刊 2006年
【賞】経団連海外広報センター最優秀デザイン賞(横浜銀行アニュアルレポート)

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